繰り返し書く苦行を強いるのはNG!発達障害の子どもが興味を持って漢字を覚える秘訣

発達障害の子どもたちが苦手意識があるものといえば「漢字」ではないでしょうか?小学校では毎日と言っていいほど習いますが、漢字が苦手な子どもに覚えさせるのは一苦労ですよね。苦手意識があっても興味を持って漢字を覚えられる方法をご紹介します!
 

【目次】

 

1.発達障害の息子が全く興味を持たない漢字

 
 
小学校に入ると毎日習うものと言えば「漢字」です!
 
 
日本人なら最低限は読み書きできなければいけませんが、毎日覚えるのって大変ですよね?
 
 
漢字も学年が上がるにつれどんどん複雑になるし、量もかなり増えていきます。
 
 
小学校1年生から6年生までに習う漢字の総数は1026字だそうです。
 
 
発達障害の小学4年生の息子も、ほぼ毎日といっていいほど漢字の宿題があります。
 
 
しかし、漢字に全く興味がない息子は、漢字の宿題を考えるだけで「もうやりたくないとノートを開こうとしません。
 
 
 
 
1年生の頃はまだ画数も少なく、ノートのマス目も大きいのでなんとか練習していました。
 
 
しかし、4年にもなると画数も多く、ノートのマス目も細かくなっていきます。
 
 
手先も不器用な息子は書くことにも苦手意識があります
 
 
そのせいで宿題に漢字練習があると必ず機嫌も悪くなりました。
 
 
私も宿題はさせなければと思っていたため、機嫌の悪い息子とのコミュニケーションがうまくいかず、疲れてしまっていました。
 
 
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2.漢字を覚えるために必要なチカラとは

 
 
発達障害の子どもは漢字に苦手意識を持つことがよくあります。
 
 
なぜだと思いますか?
 
 
まず、ものを覚えるには、「見る力」が重要です。
 
 
視力のように「目でものを識別する力」ではなく、ものを見て「脳で情報をインプットする力」のことです。
 
 
見る力が弱いと、漢字の画数が多くなったり複雑になっていくにつれ、漢字がどういう構成でできているかを覚えることが難しくなります。
 
 
 
 
また脳には「ワーキングメモリ」という、一時的に情報の保持や処理をして結果を生み出す部分があります。
 
 
このワーキングメモリでの情報処理能力が弱いと、覚えるだけで頭はパンクしてしまい情報が入らなくなってしまいます。
 
 
発達障害の子どもには「見る力」と「情報処理能力」が弱いことが多いのです。
 
 
この特性がある子どもに、ただやみくもに漢字を書かせる練習をしたり、どんどん漢字を覚えさせようとしても難しいことは想像つきますよね。
 
 
それでも毎日習う漢字、これをどうやって覚えていったらいいでしょう?
 
 
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3.自分の好きなものと漢字を組み合わせるのがポイント!

 
 
私が息子との体験からオススメの方法を紹介します!
 
 
それは子どもが好きなものと漢字を組み合わせるということです。
 
 
息子は電車が大好きです。
 
 
たくさんの電車が走っている地域に住んでいるので、駅に行く機会もたくさんあります。
 
 
そうすると、必然的に路線図や駅の看板で漢字を見る機会が増えます。
 
 
幼稚園の頃は、路線図や看板を見て私がひたすら読んであげていましたが、小学校に入ってからは、習った漢字も目にするようになります。
 
 
その観点から路線図などを見ていると、駅名などはこれまでに習った漢字もかなり使われていることに気づきました。
 
 
「山手線ってどうやって書くんだろう?」
 
「上野駅って習った漢字入ってるかな?」
 
 
など、電車についての質問であれば、息子も漢字という苦手感を持たずに、路線図や看板を見て確認してくれるようになりました。
 
 
 
 
また、ノートで漢字を練習するのではなく、看板を見たり、駅で確認したりといった経験が増えたほうが記憶は残りやすくなります。
 
 
読むことも書くことも両方覚えさせることは息子にとっても負担となってしまうので、まずは会話して読むことを心がけました。
 
 
さらに毎日の親子の会話はワーキングメモリを鍛えるにもピッタリです。
 
 
息子も好きな電車のことなので知りたい気持ちが強く、読める漢字が増えていきました!
 
 
いかがでしょうか。
 
 
息子の場合は電車でしたが、お子さんの好きなことに合わせて漢字を組み合わせていけば、自然と覚える漢字も増えていきますよ。
 
 
子どもに苦手意識をつけずに、好きなものから漢字を少しずつ覚えていくことで、子どもも自信がついていきます。
 
 
親子で楽しく過ごすためにぜひお試ししてみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:筒井ともこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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