梅雨入り前に親子で「雨の日」対策を考えよう!発達障害・グレーゾーンの子の登校時におすすめレイングッズ

もうすぐ梅雨。幼稚園や保育園では保護者が送迎するかバス送迎など、周りの大人が対応してくれました。小学校は、子どもたちだけの登校です。発達障害の子どもはいつもと違う状況が不安です。そこで、安心して使える、おすすめレイングッズをご紹介します。
 

【目次】

 

1.梅雨の前に始めたい!発達障害・グレーゾーンの子の雨の日準備

 
 
幼稚園や保育園には、お母さんやお父さんなど保護者の方が一緒に送迎していたと思います。幼稚園によっては、先生がバスや徒歩で送迎してくださることもありますね。
 
 
どちらにしても、周りの大人が子どもたちをフォローしてくれる状況です。
 
 
それが小学校に入ると、子どもたちだけで登校するようになります。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもはいつもと違うことが苦手です。とくに雨の日の登校はいつもと違うことだらけ!
 
 
 
 
いつも通りにならないことでパニックになったり、不安から急に学校に行きたくないと言い出したりする子もいるかもしれません。
 
 
もうすぐ梅雨の季節到来です。梅雨入り前に、いつもとは違う日である雨の日に備えておくと安心ですね。
 
 
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2.息子たちの傘にまつわるエピソード

 
 
うちには2人の男の子がいます。この2人の兄弟は小学校に入ってから、いったい何本の傘を壊してきたことでしょう…。
 
 
うちの長男の場合は、傘を持って帰ってくるときに、下水道の側溝の穴に傘の先を入れてしまい、傘の骨を曲げてしまいます。
 
 
「中学生になってもまだ、傘の骨曲げて帰ってくるよ」とママ友に話すと、
 
「うちも、うちも!側溝の穴に傘の先を入れながら歩いてるんだよ」という返事がかえってきました。
 
 
男の子あるあるなのでしょうか?「穴に傘の先を入れないようにね!」と言っても、子どもはダメだということほどやりたくなるものですよね。
 
 
 
 
次男の場合も、あまりにも傘を壊すことが多いので、私はある雨の日、次男がどんな風に登校するのか後をつけて観察してみました。
 
 
次男は電柱と壁の間を、傘をさしたまま通っていました。晴れた日なら普通に通れるんでしょう。でも、傘をさしていたら通れないですよね。
 
 
普通に考えれば分かると思うのですが、発達障害やグレーゾーンの子は感覚の情報処理が独特なため、通れないところを通ろうとしたり、無理に通り抜けようとしたりすることがあるのです。
 
 
また、次男はやたらと傘を壊すので、いろいろな傘を使ってきました。傘はワンタッチで開くものが多いと思いますが、手動のものもありますよね。
 
 
うちの次男は、微細運動(手指の細かな動き)が苦手なので、手動の傘の手元の「ハジキ」を押すのが苦手です。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子は、手先が不器用なことがあります。また、感覚が過敏なこともあり、ちょっとした刺激にも過敏に反応することがあります。その上、不安が強いため、傘を開けるときに指が「ハジキ」に挟まれるんじゃないか、と異常に怖がっていました。 
 
 
傘のほかにも、発達障害・グレーゾーンの子にとって、雨の日は晴れの日には起こらない事態が発生する日です。そんな雨の日を上手に乗り切るために、次の項では、おすすめレイングッズをご紹介します。
 
 
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3.雨の日の登校は、おすすめレイングッズで乗り切ろう!

 
 

◆傘

 
先程お伝えしたように、傘はすぐに壊れてしまいます。そのため、安価なものをおすすめします。学童用で一部分が透明になっているものだと、前が見えて、より安心です。
 
 
傘は、手を挟まないようにワンタッチのものがいいですが、ワンタッチの傘を開くときは、「周りに人がいないことを確認しようね!」と、事前にお子さんに伝えておくのも忘れないでくださいね。
 
 
また、子どもは、持っていった傘を学校に置き忘れてきてしまうことがあります。行きは雨が降っていても、帰りは雨がやんでいた場合、うちの子は絶対に忘れてきます。目の前のことで頭がいっぱいになるのも、発達障害・グレーゾーンの子の特徴です。
 
 
子どもは、下校のときには開放感でいっぱいになっているため、傘のことまで気が回らないのです。傘を壊したり忘れたりした場合に備えて、予備の傘を準備しておくと慌てなくてすみますよ。
 
 

◆靴

 
 
低学年のうちは、長靴が安心ですね。でも、大きくなってくると、長靴を嫌がる子も多くなってきます。その場合、撥水加工のしてある運動靴だと、普通の運動靴よりは濡れにくく、乾くのも早いので便利です。
 
 
 
 

◆その他(替えの靴下、タオル、ビニール袋)

 
長靴や撥水加工のしてある運動靴を履いていても、靴下がびしょびしょになってしまうことがあります。濡れた靴下を履いたままでいるのは気持ち悪いため、ランドセルに替えの靴下を常備しておくのがよさそうです。
 
 
また、タオルを持たせ、「学校に着いたら濡れたところを拭こうね!」と伝えておくこともおすすめします。濡れたタオルや靴下を入れるビニール袋必要ですね。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子は、大人は見過ごしがちな細かいことが気になったり、不安になったりします。そのため、レイングッズを準備するだけでなく、初めて使うものは事前に練習しておいた方がいいですね。
 
 
また、たとえ傘を壊して帰ってきたとしても、「また、傘の骨を曲げてきて!」「もう何本傘を壊すの!」なんて言わずに、グッとこらえてくださいね。
 
 
雨の日にお子さんが学校から帰宅したら、「おかえり」の一言とともに、
 
 
「傘を忘れずに持って帰ってきてえらい!」
 
「雨の中、大変だったね!頑張ったね!」
 
 
と、笑顔で子どもを迎えてあげてくださいね。
 
 
いつもと違う一日を頑張ってきた子どもたちは、お母さんのハナマルをもらえたら、雨の日の不安もどこかへ行ってしまいます。
 
 
不安になりやすい発達障害・グレーゾーンの子は、梅雨の始まる前に準備をしておくと雨の日も安心して登校できます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
 
 
 
 
発達障害のお子さんの「不安」を「安心」に変える方法をお伝えしています!
 
 
執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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