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休校明けの登校しぶりに備える!学校再開に向けた心構えと3つの対策

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3月から続いた臨時休校ですが、6月に学校が再開されるところが多いようですね。学校が苦手な発達障害グレーゾーンの子どもをお持ちのお母さんは、休校明けの登校しぶりが心配ではありませんか?学校再開に向けての心構えと対策についてお伝えします。
 

【目次】

1.休校明けは登校しぶりが激増する!?
2.子どもが登校しぶりをしたときに注意すべきこと
3.学校再開に向けた心構えと3つの対策
◆心の準備をする
◆登校しぶりを予防する
◆関係する人と連携する

 

1.休校明けは登校しぶりが激増する!?

 
 
3月初旬に始まった新型コロナによる臨時休校ですが、6月から学校が再開される予定のところが多いようですね。
 
 
休校から2ヶ月余り、そして学校再開まで数週間の今、学校が好きでないタイプの発達障害グレーゾーンのお子さんは、いかがお過ごしですか?
 
 
・学校のない生活がすっかり板についている?
・あまりに長いお休みによって、学校が楽しみになっている?
・学校再開の兆しが見えて、不安を感じ始めている?
 
 
そしてお母さんはいかがでしょう。
 
 

 
 
早く普段の生活に戻りたい反面、休校明けに子どもが学校にスムーズに復帰できるのかを心配されているかもしれませんね。
 
 
学校が苦手な娘(小4)を持つ私も、少しドキドキしていますよ。
 
 
完全な不登校のお子さんでない場合、3ヶ月間もの長い休みは経験がありませんから、未知の世界ですよね。
 
 
ただでさえ長期休暇の後や新学年のスタート時期は登校しぶりが増えるもの。 今回は、今までにないぐらいの長い休みが終わると同時に、新しい学年での学校生活がいよいよ本番を迎えます。
 
 
学校再開が近づくにつれて、「学校行きたくない」と言い始めるお子さんが増えてくることが予想されます。
 
 
そして実際に学校がスタートしたら、
 
 
・学校生活への切り替えができない
・緊張が大きい
・新しいクラスになじめない
 
 
などにより、登校しぶりをする可能性は否定できません。
 
 

2.子どもが登校しぶりをしたときに注意すべきこと

 
 
長い休校が明けてやっと日常に戻れると思ったときに子どもが登校しぶりをしたら、私たち母親は冷静でいられるでしょうか?
 
 
・今クラスに馴染めないともっと行きにくくなるから、無理にでも行かせるのがこの子のためなのではないか
 
・ただでさえ長い休校で勉強ができなかったのだから、休ませたくない
 
・長い休みをダラダラ過ごしたのだから、これ以上怠け癖をつけたくない
 
 
など、どうにか子どもを学校に行かせたい気持ちになるのではないでしょうか。
 
 
そして、布団から出ない子どもをたたき起こし、学校まで引きずって連れていく…
 
 
お母さんのお仕事などの都合によっては、一刻も早く普通の生活に戻らなければという状況もあると思います。
 
 
しかしながら、学校が苦手なお子さんにとって学校環境は合わないことが多いです。
 
 
・ザワザワする教室の音、先生の怒鳴り声
・興味の持てない活動
・合わない学習方法
・求められる集団行動
・クラスメイトたちとの臨機応変なコミュニケーション
 
 
などなど、発達障害の特性に起因して、登校しぶりをしていることが考えられます。
 
 
長い休みを経験した後はなおのこと、学校生活にハードルを感じることは十分考えられます。
 
 
焦って無理をさせて大けがをさせないよう注意しましょうね。
 
 
 
 

3.学校再開に向けた母の心構えと3つの対策

 
 
では、どうすれば良いでしょう。大けがをしないように、親として何ができるでしょう。
 
 
今から準備しておくべきことがあります。
 
 
学校復帰をスムーズにするための準備と、登校しぶりが起こったときに備える準備について、具体的にお伝えしますね。
 
 

◆心の準備をする

 
 
まずは「登校しぶりは起こる」と想定しておいてください。心の準備です。
 
 
心の準備をしておけば、仮に登校しぶりが実際に起きても、焦ったり、イライラすることは減ります。
 
 
いざ登校しぶりが始まったとき、はい来ましたねと、どっしり構えていられるようにしておきましょう。
 
 

◆登校しぶりを予防する

 
 
心構えをするとはいえ、なるべくスムーズに学校再開を迎えたいですよね。
 
 
そのために効果的なのが、お子さんの「できていることだけ」に注目して声かけすることです。
 
 
・歯磨きしてるんだね♪
・ごはん食べてくれてありがとう♪
・かわいいね♡大好きだよ♡
 
 
など、子どもの行動をそのまま言葉にしたり、感謝と愛情を伝えたりしてください。
 
 
できていないことや苦手なことには、思いきって目をつむりましょう。
 
 
できていないことに注目してしまうと、注意や叱責が増えます。
 
 
学校への不安でいっぱいの子どもにネガティブな対応をすることは、不安を増大させるので逆効果です。
 
 
この時期には、お母さんから溢れるぐらいの安心感とエネルギーを受け取り、気持ちを前向きに整えておきたいところです。
 
 
それでもいざ学校が始まると、登校しぶりは起こるかもしれません。でもこの間に蓄えたエネルギーは無駄にはなりません。
 
 
徐々に学校に馴染めるようにスモールステップで進んでいくためのエネルギー、学校に行けない自分を責めることなく前に進むためのエネルギーになります。
 
 
そして、実際に登校しぶりが始まったとしても、ぜひ肯定的な対応を継続し、お子さんを支えてあげてくださいね。
 
 
因みに、意外と楽しく学校を再開できたという場合も、肯定的な対応を続けてください。知らず知らずのうちに無理をして疲れがたまってくる可能性があるからです。
 
 

 
 

◆関係する人と連携する

 
 
もう一つ、休校が明ける前の準備として、学校の先生など関係する人と事前に調整を図っておくことをオススメします。
 
 
例えば先生には、登校しぶりが起こる可能性をお伝えし、
 
 
・徐々に馴染めるようにスモールステップで対応したい
・クラスに溶け込めるようフォローをお願いしたい
・不安が強いときは家ではこういう対応をしている
 
 
など、事前に話をしておきましょう。
 
 
先生にも心の準備をしておいていただくことで、スムーズに協力していただきやすいです。
 
 
また、可能な範囲で、お母さんの仕事や用事を調整しておいたり、協力してくれる人を探しておいたりといったことも、しておくと良いですね。
 
 
登校しぶりが起こったときに慌てないように、事前に準備しておきましょう。
 
 
以上、休校明けに起こりうる、学校が苦手な発達障害グレーゾーンの登校しぶりへの心構えと対策についてお伝えしました。
 
 
今まで誰も経験したことのない、長くてイレギュラーなお休みでしたから、学校復帰もうまくいかなくて当たり前という気持ちでどっしり構えて、肯定的な対応と事前準備をしていきましょうね!
 
 
登校しぶりに関しては他にも記事がありますので、ぜひチェックしてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:水原沙和子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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