特別感のある褒めと自信が発達障害・アスペルガーの子どもの脳を伸ばす!

お子さんの評価は低くないですか?お母さんの声かけで発達障害・隠れアスペルガーの得意技である集中力と探究心に自信を付けて、才能を開花させましょう!ブロックで楽しく脳を刺激する遊び方もご紹介します!
 

【目次】

 

1.気づいてほしい発達障害・隠れアスペルガーのキラッと光る才能 

 
 
お子さんは降園後や放課後、休日はどのように過ごしていますか?好きなことに没頭する時間は隠れアスペルガーの特性を持ったお子さんには楽しい時間ですよね。
 
 
隠れアスペルガーの子どもは得意なことをいっぱい持っていると思います。
 
 
すば抜けている得意技は、
 
 
・高い集中力
・深い探究心
 
 
お母さんは、「確かにね、この集中力ってすごいとは思うけど…まぁね〜」と軽くみがちです‼︎
 
 
生まれてからずっと見ている我が子なので見方が当たり前になっていませんか?他のできないことや、気になることへ意識が向いている集中力の高さ・スゴさが忘れがちに…評価しにくくなってしまうのだと思います。
 
 
またアスペルガー傾向の子どもはアピール下手なところもあります。凄いことを成し遂げているのに、また面白い考えを持っているのに、うまくアピールできない!周りの人になかなか気づいてもらえないことが多くてもったいないのです。
 
 
そもそも隠れアスペルガーの子どもはアピールをするなんてことは知らないかもしれません…
 
 
子ども自身にも自分のスゴさを知ってわかってほしいと思っています!
 
 
 
 

2.子どもとの遊びを通して楽しく脳を刺激しよう!

 
 
世間では一般的に子どもの集中力の持続時間は、
 
 
未就学児であれば、年齢+1分程度
小学校低学年で、15分程度
といわれています。
 
 
お子さんの集中力の高さはどうですか?好奇心や探究心で集中できるのは賢い子の特徴です。この集中できる賢さに気づいてほしい!アピールが苦手な子どもなら、お母さんが発信していきたいですね。
 
 
日頃から隠れアスペルガーの子どもは一人で集中して何かに取り組んでいるシーンが多いと思います。このときがコミュニケーションをとるチャンスです!
 
 
例えばブロック遊び。いつものブロックをさらに楽しく脳を刺激する遊び方をご紹介します。
 
 
 
 
ブロックは空間認知力を使い、想像力と創造力を働かせ、自分で好きなものを作りながら手先も器用に動かせる!一石三鳥の遊びです。
 
 
まず、子どもに設計図を作ってもらいブロックを組み立ててもらいます。
 
 
絵の中の二次元の世界とブロックでの三次元の世界をどのように仕上げて完成させていくのか…
 
 
実は大事なことは作品の完成度ではありません!子どもをいかに伸ばすかということに着目します。
 
 
子どもへの声かけが大事なのです。
 
 
「描いた絵と作ったものどう?」
「ここがいい感じだね!」
「ここがそっくりだね!」
「〇〇(お子さんの名前)らしい作品だね!」
 
 
と声かけをして一緒に楽しむことができます。
 
 
お子さんからのアピールもしっかりとキャッチしてあげてください。
 
 
大切なのは笑顔でポジティブに子どもとの会話を進めることです。いつもの遊びもお母さんの声かけがあるからこそ、お子さんはスムーズにアウトプットすることができるのです!
 
 
お母さんの声かけや好きな遊びなど、毎日のコミュニケーションには脳を刺激する要素がたくさん詰まっているんですよ。
 
 

3、才能開花!発達障害・隠れアスペルガーの子どもの自信を引き出す声かけ術

 
 
では、普通のお母さんではなく、キラッと光る特別な子どもに育てるスキルがほしいお母さんに声かけの方法をお伝えします。
 
 
才能を伸ばす鍵は特別感を与えることです。親から見て集中しすぎて困ったように感じることでも、見方を変えればスゴい才能かもしれません!
 
 
いつ声をかけるのか、
それはお子さんが何かをしているときやがんばっているときです!
 
 
「何してるの?」
「へぇ〜」
「これからどうなるの?」
「面白そうだね!また教えてね」
「〜しているんだ!スゴいね!〇〇くんにだからできるとお母さんは思うよ」
 
 
など、お子さんの得意なところ、スゴいところをどんどん声に出しましょう。実は子どもは自分がスゴいことに気づいていないかもしれません!今、していることをそのまま口に出してあげるだけで十分です。
 
 
そして褒める!隠れアスペルガーの子どもは、褒め言葉が伝わりにくいこともあります。ですから大げさなくらいに褒めましょう!
 
 
子どもの笑顔が見られたら才能開花の兆しです。ここからお子さんは自信を持ち始めます。どんどん褒められたことを進んでやるようになります!その自信でこれからの子どもの人生が大きく変わり社会で活躍できる大人に育っていくのです。
 
 
お子さんとの会話は、子どものしていることに興味を持って聞いてみてください。
 
 
ポイント5つ
・子どもが何をしているのか
・なぜ、それをしているのか
・何が面白いか
・これからどうしたいのか・どうなるのか
・否定を一切せず、聞くだけに徹する
 
 
これらを意識しつつポジティブな反応を返しながら会話を進めてくださいね。
 
 
子どもにアウトプットさせることより、頭の中が整理され体系化し、より深く知ることができるようになります。
 
 
 
 
お母さん自身も、教えてもらったことを他の人に伝えるとより分かるようになるという経験はありませんか?
 
 
子どもはお母さんとのコミュニケーションで、分かること・分かったことが増えるのでさらにグーンと伸びていきます。
 
 
隠れアスペルガーの賢い才能にお母さんが気づき、目覚めさせ、伸ばしてあげることが子どもに自信とやる気を出させます。何より子どもがイキイキと過ごせるのです。
 
 
お母さんとのコミュニケーションで脳内が整理され新たな好奇心が生まれ、才能が花開くきっかけになるかもしれません。
 
 
ぜひ、お母さん自身で子どもの才能を伸ばしていきましょう!
 
 
▼白黒思考をゆるめて、キラッと光る才能を育てましょう▼
 
 
 
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
子どもの才能を引き出す声かけノウハウが目白押し!

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