対応 発達障害

発達障害の子に療育は必須?子どもが伸びるおうち療育のすすめ

更新日:

やっぱり発達障害の子には療育を早く受けさせるべき?そもそも療育って受ける意味あるの?早期療育を受けるメリットはたくさんあります。365日ママのおうち療育で療育効果を最大限に引き出して我が子をグングン伸ばしましょう!
 

【目次】

 

1.発達障害の子に早く療育を受けさせた方がいいと言われる理由

 
 
お子さんの発達が気になる場合、なるべく早いうちに一度は療育を受けた方がよいのではないか?と迷いますよね。
 
 
子どもは日々発達していきますので、可能なら早くから始めた方がよいように思えます。
 
 
ところが、地域によっては、療育を受けたくても希望者多数ですぐには受けることができないことがあります。そうなると、焦ってしまいますよね。
 
 
では、なぜ早期療育がいいと言われているのでしょう?
 
 
早い段階から子ども1人1人に合った方法で支援をすることにより、生活において必要なスキルを早期に獲得したり、社会生活における困難さが起こりにくくなり、周りとの良好な関係性を形成することにつながります。
 
 
 
 
また、二次障害を防ぐということが大きなポイントになってきます。二次障害とは、障害があることで起こる心理面や行動面での問題を指します。
 
 
発達障害は脳の機能障害と言われていますので、それ自体を治療することは難しいのです。
 
 
発達障害がある子どもに対して早期からその子に合った必要な支援を開始することで、いじめ、不登校、抑うつなど二次的な問題を予防することができると言われています。
 
 
二次障害は、子どもへの対応が遅れるほど発症する可能性が高くなる傾向があります。
 
 
特に発達障害児は、一見すると障害があるようには見えないことも多く、そのまま大人に成長してしまうケースもみられます。
 
 
早く療育をはじめることで、親が発達支援に主体的に加わることで、生活のあらゆる場面で適切な支援や関わりが可能になり、その効果を最大化できると言われています。
 
 
ここでは、療育を受けるメリットと、どうしたら最大限にそのメリットを活かせるかについてお話したいと思います。
 
 

▼時間が来たら即終了!をやめた親子の変化とは?

 
 
 

2.療育を受けるメリット(意味)とは?

 
 
療育を受ける際は、そこに求めることを親が明確にすることで、メリットを最大限受けられるような利用の仕方がポイントになります。
 
 
ここでは、療育を利用するメリットを考えてみたいと思います。
 
 

◆子どもの特性への理解が深まる

 
 
こだわりが強かったり、他の子と同じようにできなくて困っていたり、何度言ってもできないことで怒ってしまったりすることありませんか?自分の育て方が悪いんだと自分の責めていたりしませんか?
 
 
今までの困りごとや悩みが発達障害による脳の特性であるということが理解できるようになると、自分を責めないですむようになります。
 
 
そして、特性を理解できるようになると、子どもにも優しく接することができますね。
 
 

◆プロの知識や経験を踏まえた見立てや指導

 
 
療育のプロの方が、その知識や経験に基づき、お子さんの見立てや指導をしてくれます。
 
 
お子さんのことは、親が一番よくわかっていると思いますが、一方で、お子さんとの距離が近すぎて気づかなかないこともあります。
 
 
客観的に見られなかったりして、お子さんの得意や苦手について、正確な見立てができないケースもあると思います。
 
 
このような場合に、プロの知識と経験をもとに、客観的な見立てをしてもらうことで、新たなお子さんの得意に気づいたり、見落としていた苦手さに気づいたりすることができます。
 
 
また、一人っ子や、周りに同年代のお子さんがいない場合、自分の子を同年代の子と比較するチャンスが少なくなりますね。
 
 
お子さんが抱える苦手さが、年齢相応のものなのか、発達の凸凹によるものなのか、区別がつかないこともあるかと思います。
 
 
そのようなときにも、療育において、正確な見立てをしてもらえるのはありがたいことです。
 
 

◆集団体験ができる

 
 
幼稚園や保育園への行きしぶりがあっても、集団療育を利用することで集団生活を経験することができます。
 
 
園への行き渋りがあると、どうしても家での生活が中心になりがちですので、外の世界に触れられる場所があるのはいいですよね。
 
 
 
 

◆ペアレントトレーニング

 
 
療育を定期的に受けていても、やはり週に1、2度の療育だけでは、効果は限定的になりがちです。
 
 
療育でやっていることを、継続して同じように家でやることができるよう、ペアレントトレーニングを受けることができるところもあります。
 
 

◆親の一人時間の確保、メンタル面

 
 
未就園児の場合や、園への行き渋りがある場合などは、親がお子さんから完全に離れられる時間はなかなか作りづらく、一日中親子で過ごすことになります。
 
 
そのようなとき、親子分離型の療育を利用すれば、その時間だけでもママの一人時間が確保できます。
 
 
また日頃から子どもの様子をよく知ってくれている人が、家族以外にいるということは、安心に繋がります。
 
 
さらに、子どもの発達の特性も正確に理解してくれている場所があることで、ママが一人で抱え込まずにすむというのは、大きなメリットです。
 
 

◆共感し合える仲間に出会える

 
 
療育の場で出会う他のママとの会話で、大変な子育てをしているのは私だけじゃなかったんだと孤独な子育てから解放されます。
 
 
お互いの悩みを相談しあい、同じような特性のある子をもつ先輩ママからアドバイスがもらったり、共感してもらうことで気持ちが楽になります。
 
 
療育のメリットについてみてきましたが、これを踏まえ、療育をうまく利用し、療育効果を最大限に引き出すポイントについて次でお話します。
 
 

▼今月のミラクルストーリー:分離不安で母子登校…
24時間ママママ地獄を卒業したママのストーリー公開中!

 
 
 

3.我が子が伸びる!おうち療育のすすめ!

 
 
療育を受けるメリットについてお話してきましたが、子どもの発達を促す主体となるのはあくまで親です。療育施設の利用にあたっては、“必要なサポートを受ける”というスタンスが大事です!
 
 
避けていただきたいのは、療育に丸投げするスタンスです。
 
 
療育を利用するにあたっては、何を重視して受けるのか、親として療育を受けることで得たいものを明確にしておくことが大事です。
 
 
そして、療育機関における支援のみでなく、ご家庭においても、生活のあらゆる場面でその子に合った関わりをすることにより、子どものスキル獲得や過ごしやすさにつながります。
 
 
療育を通して保護者が子どもとの関わり方を学ぶことで、親子のコミュニケーションが円滑になります。
 
 

◆ママがおうち療育するメリット

 
 
まず、一緒にいる時間の長いママとの関わりで子どもが自分に合った関わりをされる時間が増えますね。
 
 
通所時のみでなく日常的に自分に合った関わりを受けることで、必要なスキルを獲得する機会が増えます。
 
 
週に数時間の療育を利用しつつ、おうちでもママが適切な関わりをすることで、365日療育的な関わりができるのです。療育にかける時間の量も質も断然違ってきますよね。
 
 
 
 

◆ママからの褒めが子どもを伸ばす!

 
 
発達障害の子どもを持つ親は、どうしても子どものできないこと、苦手なことに注目してしまいがちですが、日常の中で「子どもができていること」に着目してみましょう。
 
 
できていないことや不適切な行動を叱ったり罰をあたえるのではなく、一旦目をつぶりましょう。
 
 
適切な行動や不適切な行動をしていないことを褒めたり認めることで、これをすると褒められるんだという気づきが生まれ、褒められることをもっとやろうと望ましい行動が増えてくるのです。
 
 
ポジティブに子どもと関わることにより、子どもの問題行動が減り、保護者のストレスも減るメリットがあります。
 
 
適切な働きかけを続けることで子どもは着実に成長していきます。苦手な部分も、得意なことでそれをカバーできるようになったり、得意を伸ばすことで苦手なことも伸びてきたりします。
 
 
また、得意を伸ばして自信がつくことで、苦手なことにもチャレンジしてみようと自発的な行動を促すことにもつながります。
 
 
ですが、療育を始めてすぐに目に見えて効果が出ることは極めてまれです。特に、発達障害のある子どもの発達は、ゆっくりと進んでいくことが多いです。
 
 
目立っている苦手な部分がすぐには改善されない場合もあります。
 
 
最も大切なことは、「継続する」ということです。それぞれ症状は違いますので、自分の子どもに合った療育スタイルを探しましょう。小さな一歩を積み重ねながら毎日コツコツ継続することが大切です。
 
 
ママのおうち療育で親子のコミュニケーションにより発達を促し、療育をうまく利用して、お子さんの発達をどんどん伸ばしていきましょう!
 
 
 
 
パステルキッズの子育てについて提案しています
▼ご登録はこちらから
▼小冊子プレゼント中です!

 
 
執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

-対応, 発達障害
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2022 All Rights Reserved.