愛着形成できているか!?発達障害・グレーゾーンの子どもとのコミュニケーションで大切なこととは

発達障害やグレーゾーンの子どもには、肯定的なコミュニケーションが大切だとはわかっている!けれど、実践しようとしてもうまくできない!と悩んでいませんか?愛着形成できているか・どんな愛着スタイルなのかという視点でも考えてみましょう。
 

【目次】

 

1.子どもを肯定しようとしてもできない!と悩んでいませんか!?

 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもには、肯定的なコミュニケーションが大切だとよくわかっている。
 
 
なるべく褒めようとしているのに、うまくできない!
 
 
こんな悩みを持つお母さんも多いかもしれませんね。
 
 
そんなときは、お母さん自身の愛着スタイルについて考えてみると、改善できることがあります。
 
 
今回は、発達障害・グレーゾーンの子どもとコミュニケーションがうまくいかないときの大事な視点として、「愛着」についてお伝えします。
 
 
では、愛着って何でしょうか?
 
 
愛着というのは、「特定の人との情緒的な絆」のことです。
 
 
一般的には、生まれてすぐお母さんなど育ててくれる人とのコミュニケーションでできていきます。
 
 
だいたい1歳半くらいまでが愛着形成に重要な時期と言われています。
 
 
 
 
とはいえ愛着形成できているかはこの時期のみにかかっている…ということではありません。
 
 
この時期を過ぎてしまうと愛着が作られないということではないです。
 
 
また、しっかりできあがっていなくても、その後の対応で愛着を安定させていくことができるともいわれています。
 
 
愛着形成時、子どもにとってお母さんは、安全や安心を感じられる「基地」になります。外の世界を探索して戻れる「基地」です。
 
 
安心安全を感じる絆をもつことで、お母さんから離れても大丈夫と思えるようになって、外の世界への探索・冒険ができるようになるのです。
 
 
そして、子どもは探索・冒険した後に、お母さんのところに戻って結果を報告します。お母さんは、認めてくれる場所になっていきます。
 
 
例えば、公園などで子どもがお母さんから少し離れてから「あ〜、バッタ!」と報告しにお母さんのところに戻ってきたりしますね。
 
 
「本当だ、バッタだね!」と子どもの探索・冒険を認めてあげると、子どもは安心してまた冒険へ出発できます。
 
 
そして、ステップアップして、幼稚園や保育園などで、お母さんがいなくても集団行動ができるようになっていくのです。
 
 
これも、安全安心という絆を心の中にもっているからなのです。
 
 
愛着は子ども時代にしっかり形成されることで、将来にわたり、その人の自己肯定感や他者との円滑なコミュニケーションのベースになると言われています。
 
 
このように安定した愛着スタイルを心理学では「安定型」と呼びます。
 
 
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2.愛着形成できているかの視点を持ってみましょう

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもとのコミュニケーションがうまくいかないときに考えられる原因は主に2つあります。
 
 
①子どもに発達障害やグレーゾーンの特性があるから
 
 
②お母さん自身の愛着スタイルが関係している
 
 
ここでは、お母さん自身の愛着スタイルについてお話しします。
 
 
お母さんに愛着形成できているかという視点で見てみましょう。
 
 
お母さん自身の愛着スタイルというのは、お母さんとお母さんの親御さんとの愛着のことです。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもとコミュニケーションがうまくいかないとき、関係するかもしれないお母さん自身の愛着スタイルは、お母さん自身に安全安心基地がないものです。
 
 
このような愛着スタイルは、心理学では最初にお伝えした「安定型」ではなく、「不安型」「回避型」と言われています。
 
 
「私なんて…」と自己評価が低く自信がなくて不安になりやすかったり、人との信頼関係を築きにくかったりするタイプです。
 
 
 
 
そのような愛着スタイルのお母さんは、自分の子どもとのコミュニケーションでも、無意識に次のようなネガティブな対応をしてしまうことがあります。
 
 
・子どもに対して感情的に怒りを爆発させる。
・子どもと距離を置こうとする。
・子どもと感情豊かに接することが難しい。
 
 
そのため子どもと肯定的なコミュニケーションをしようとしても、なかなかうまくいきません。子どもが発達障害やグレーゾーンであれば、なおさらです。
 
 
お母さん自身の愛着スタイルに「不安型」「回避型」の傾向があると、コミュニケーションがなかなかうまくいかなくなってしまうというわけなんです。
 
 
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3.お母さんの愛着スタイルもまだ変えられる!親子のグッドなコミュニケーション!

 
 
では、お母さんの愛着形成できているかという視点で見て、お母さん自身の愛着スタイルが「不安型」「回避型」かもしれないと思ったら、どのように対応すればよいのかお伝えしますね!
 
 
まずは、お母さん自身が、そのような傾向があるかもしれないと認識することが大事なんです!
 
 
そうすることで意識的に、自分のコミュニケーションの傾向を改善することができるからです。
 
 
原因がわかれば、自分がうまくできないことについてのストレスがある程度軽減されますよね。そのため、子どもとのコミュニケーションにもよい影響があります。
 
 
 
 
最初にお伝えした通り、愛着スタイルは何歳になっても変えることができます。
 
 
より積極的にお母さん自身の愛着スタイルを安定させたいときは、心理士などの専門家に相談することもできますよ。
 
 
また、子どもと安定した愛着関係を形成することは、お母さんが自分自身の愛着スタイルを安定させていくことに効果があります。お母さんの安定が、子どもにとっても良いことなんです!
 
 
実際に、パステル総研で紹介している肯定的なコミュニケーション(発達科学コミュニケーション)は、どのような状況の親子でも実践できます。
 
 
例えば、どうしても肯定的に接するのが難しいと感じるときも、意識的に対応ができるようになります。
 
 
愛着形成できているか・どのような愛着スタイルかという視点をもちながら発達科学コミュニケーションを実践することで、子どもとの関係をどんどん改善していきましょう!!
 
 
 
 
愛着の視点と発コミュで子どもとのコミュニケーションが改善できます!!

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執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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