親の発達凸凹が影響!?発達障害の子の育児が上手くいかないときに考えてみたいこと

 

発達障害の子の子育てはなかなかうまくいかないと感じることが多いですよね。そんな時、子どものことばかりに目が行きがちですが、親自身に目を向けてみることが、育児が楽になるきっかけになるかもしれません。私自身の経験をお伝えします!
 

【目次】

 

1.発達障害の子育て、なかなかうまくいかないのはママにも事情が?

 
 
発達障害やグレーゾーンの子の子育て、スムーズにいかないこと多いですよね。
 
 
ママはどうしても、怒る回数が増えてしまったり、イライラしてしまったりすることが多くなると思います。
 
 
実は私も、わりとすぐに怒ってしまいがちでしたし、イライラしがちな方でした。
 
 
さらに、自分のペースを乱されることにストレスを感じる面が強く、子どものペースに合わせざるを得ない日々に疲れ体調を崩すこともありました。
 
 
パステル総研で紹介している発達科学コミュニケーション(発コミュ)を実践し、今では子ども自身も親子関係も改善されたので、怒ること自体が減りましたし、疲れを感じることもかなり少なくなりました。
 
 
私にとって、発コミュを始めたことが改善のきっかけになったのは確かですが、そのほかにも、子どもが小さいうちに気づいてよかったと思うことがあります。
 
 
それは、私には発達の凸凹があるんだろうなぁということです。
 
 
そして、子どもが生まれるまで気づかなかった自分自身の特性が、結構育児に影響しているかもしれないということです。
 
 
例えば、私の場合であれば、不安が強く心配性な面があります。
 
 
育児は心配の連続みたいなものですが、ママが心配しすぎたり気にしすぎたりすることは、少なからず子どもに影響します。
 
 
うちの子も、私の影響をうけているのか、小さな体調の変化にかなり敏感な方です。
 
 
ママがどーんと構えて受け止められれば、子どもも「そういうものか~」と学んでいけるはずなのですが…
 
 
 
 
私は、子育てを始めるまで発達障害の知識が全くなかったのですが、 子どもに園の行き渋りが激しく、悩んで色々と勉強している中で、初めて発達障害の存在を知ることになりました。
 
 
そして色々と調べていくうちに、自分に当てはまることが結構あるなあと感じるようになったのです。
 
 
では次に、親に凸凹があったとして、どのような影響を与える可能性があるのか見てみたいと思います。
 
 
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2.親の発達凸凹が育児に与える影響

 
 
発達凸凹はご存じの通り、そんなに珍しいものではありません。
 
 
文部科学省の2012年の調査( 全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒への調査)では、発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上るとされています。40人学級で2、3人いる感じです。
 
 
今ママになっている人の子ども時代は、今ほど発達障害についての研究や理解が進んでいなかったため、調査などはされていないと思いますが、同じような割合で凸凹がある人がいてもおかしくはありませんよね。
 
 
ただ、大人の発達凸凹といっても、医師からいわゆる診断を受けるようなケースはそう多くはなく、特性の一部をもっているとか、うっすらあるというような、いわゆるグレーゾーンの人が多くいると思います。
 
 
そのようなケースの場合は、社会生活において特別大きな問題を感じないことが多く、これまで医療機関を受診したこともなく、また今後受診する必要性も感じてない場合が多いのではないかと思います。
 
 
そういう特性(性格)があるんだなあと、自分で思っているだけなのです。
 
 
 
 
ここでのポイントは、ママになったときに、その凸凹が育児に影響するケースがあるかもしれないということです。
 
 
私自身も、子育てを始めるまで性格だと思っていたこと(特性)で、子育てを始めて色々な面でやりにくさを感じるようになりました。
 
 
例えば、次のようなことがありえると思います。
 
 
・こだわりが強いという特性から、自分のやり方で育児が進まないとイライラしてしまう。イレギュラー続きの育児にママが疲れたり体調を崩してしまう
 
 
・不安が強いという特性から、子どもに対して過度に心配しすぎたり、過保護になりすぎたりすることで、子どもによい影響を与えない。
 
 
・不注意の特性から、子どもとの約束を忘れてしまったり、忘れ物や提出物遅れが多くなってしまったりする。
 
 
どれも、育児をしていると誰にでも起こりそうなことではあるのですが、その頻度が多かったり、親やおこさんの困り度が大きかったりすることがあると思います。
 
 
では、このような点について、どう対応したらよいでしょうか?
 
 
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3.発達凸凹があるって珍しくない!育児に影響させないのが大事!

 
 
対応のポイントは、特性をあえて意識することと、それにより行動をかえること、の2つです。
 
 
1つ目は、親が自分に発達凸凹の特性がもしかしてあって、それが育児に影響を与えているかもしれないと意識することです。
 
 
発達の凸凹について、はっきりさせるために医療機関を受診したり検査をしたりするということではありません。
 
 
凸凹の特性ととらえても、いわゆる自分の性格傾向ととらえても、それは何でもよいと思います。
 
 
ポイントは、いずれにせよ、自分にはこだわりの強さや不安の強さがあるかもしれないとか、不注意傾向がありそうだなどと、意識していることなのです。
 
 
意識することで自分を客観的にみることができると思いますし、行動を変えることができるからです。
 
 
 
 
そこで2つ目は、行動をかえること、です。
 
 
育児で何かうまくいかない状況が生じたときに、親が自分の発達凸凹から生じている問題の可能性もあるかも、と意識することで、あえて客観的な視点を持ってみたり、人に相談してみたり、自分ができないことを人に頼んだりと、行動を変えることができます。
 
 
特に、相談するときは、家族でもよいのですが、より客観的な意見をもらえる人に相談することをおすすめします。
 
 
家族は、実は考え方が似ていたり、お互いをよく知っているからこそ客観的な意見をもらえないことがあるからです。
 
 
子どもが小さいうちに、親が、自分自身の性格傾向(特性)が育児に影響を与える可能性があることを意識できれば、子どもにネガティブな影響を与える期間を少なくすることができます。
 
 
ママが子どもに与える影響を客観的に意識して、子どもの成長を加速させましょう!
 
 
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執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

 

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