比喩的表現には御用心!ことばが苦手な自閉っ子の会話力が伸びるポイント

自閉っ子に比喩的表現が伝わりにくいなぁ~と感じたことはありませんか?それは、ことばをその文字の通りに捉えてしまうという特性があるからなんです。今回は、自閉っ子との会話がスムーズになるポイントをご紹介しますね!
 

【目次】

 

1.比喩的表現が伝わらない自閉っ子との会話

 
 
ことばが苦手な自閉っ子たち、ことばをその字の通りに捉えてしまうことありませんか?
 
 
「頭を冷やしなさい!」って言うと、冷たいタオルで冷やそうとしたり、
 
 
「あの人は顔が広いね~」なんて言うと、「どこが広いんだろう?普通の大きさだけどな…」と相手の顔をまじまじと見てみたり、
 
 
「目玉が飛び出そうなほど驚いちゃった!」というと、「なになに⁈ママの目が飛び出ちゃったの⁈」と本気で心配したり…。
 
 
 
 
私の娘は、支援級自閉っ子9歳ですが、娘も冗談や比喩は通じません
 
 
先日、学校で購入した350円の高級なわ跳びを持って帰ってきた娘。
 
 
「長いから切ろうね!」
 
 
と私が言った途端チョキン‼と真ん中で切ってしまいました…。
 
 
冗談や比喩を使ったわけではないですが、私の発した言葉そのまま行動してくれていました!
 
 
自閉っ子育児の専門家ですが、私もたまにやらかしてしまうんですね。
 
 

2.自閉っ子がことばを文字の通りに捉えてしまうのはなぜ?

 
 
自閉っ子の脳の特性として、ことばを文字の通りに捉えてしまうことがあります。
 
 
多くの子どもは比喩や冗談を言われても、その場の雰囲気などから想像力をふくらませて、言葉の意図を理解して反応することができますが、
 
 
自閉っ子は、相手の気持ちを想像したり、場の空気を読んだり、過去の体験から応用することが苦手だったりするため、どうしても文字通りに捉えてしまうことが多くなってしまうのです。
 
 
そのため、社交辞令や冗談が通じなくて、人間関係がギクシャクしてしまったり、比喩表現をその文字の通りに捉えてしまうことで、必要以上に心にストレスをためてしまうことになります。
 
 
 
 
そういった経験が続くと、人間関係に自信が持てなくなり、会話をしようとする気持ちもなくなってしまうでしょう。
 
 
そんな文字の通りに捉えてしまう自閉っ子には、お家での「わかる言葉」の会話で、自信をつけていきましょう。
 
 

3.ポイントは「わかる言葉」!コツをつかんで会話をどんどん弾ませよう!

 
 
では、「わかる言葉」ってなんでしょう?
 
 
それは、自閉っ子が聞いただけでイメージできる具体的な言葉です。
 
 
比喩やあいまいな表現は使わず、短く、シンプルに伝えましょう。
 
 
さきほどの縄跳びを例にあげると、
 
 
しっかり切る場所を見せて、「ここを切ろう!」と伝えると親の意図も伝わりますね。
 
 
会話がつながった!
受け止めてもらえた!
ママの言葉がよくわかる!
 
 
そんな会話が家庭で多いと脳が活性化していきますので、会話力も伸びてゆくのです。
 
 
 
 
そして先ほどの切られてしまった縄跳びですが、いつまでもつっかえずに飛べる魔法の縄跳びになりました‼
 
 
「ちょっとアプローチに失敗しちゃったな」、と思っても、「もう使えないでしょう!」と怒るのではなく、ユーモアで楽しく切り返してあげると、失敗しても楽しい気持ちで終わることができ、次の楽しい会話につながります。
 
 
ちょっぴり工夫やコツが必要な自閉っ子育児、コツを知ってしまえば面白い毎日に変わります。
 
 
まず「短くシンプルに!」比喩を控えて「わかる言葉」でどんどん会話を弾ませましょう!
 
 
 
 
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執筆者:今川ホルン
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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