発達障害?幼児のことばの発音についての簡単チェック方法とトレーニング

発達障害かどうかにかかわらず、わが子の言葉の発達気になりますよね。発音不明瞭な場合には意外な生まれつきの原因があります。 簡単にチェックできる診断方法とトレーニングをご紹介します。
 

【目次】

 

1.発達障害とことばの発音~構音障害とは?~

 
 
みなさんのお子さんの中には発音が不明瞭でサ行がタ行に置き換わったり、ラ行が正しい発音ができない。そんなお子さんはいらっしゃいませんか?
 
 
そんな状態のことを言語障害の種類のひとつの構音障害と言います。
 
 
サラダ→タラダ 
ラッコ→ダッコ 
 
といように正しい発音ができないために、本人はちゃんと言っているつもりでもほかの発音に置き換えて発音されてしまうのです。
 
 
2~3歳ごろまで、たいていのお子さんは正しく発音することはできません。ほとんどこの置き換えで発音していて、だんだんと口の中の使い方が上手になり正しい発音ができるようになります。
 
 
 
 
小さいうちはそんなつたなくて可愛らしい話し方に大人たちはメロメロですよね!
 
 
しかし、どんどんお話が上手になる3~5歳ごろになっても症状が続き、明らかに周りの子よりも発音がクリアではないなと感じてくると、だんだん心配になってくると思います。
 
 
実はそれ、構音障害の可能性が高いんです!
 
 

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2.構音障害の起こる理由と原因~チェックポイントと幼児期の注意点~

 
 
なぜ構音障害が起こるのかというと、その原因の一つに舌小帯短縮症という症状があります。
 
 
舌小帯とは舌の裏側についている膜状の組織ですじのような形をしています。 皆さんも鏡で自分の口の中を見てほしいのですが、舌をぐっと上あご側に持ち上げると舌の裏側に見えてくるすじが舌小帯です。
 
 
その舌小帯が生まれつき短かったり、舌の先端に近いところについていることがあり、その状態を舌小帯短縮症というのです。
 
 
本来ならば自由に動くことができるのに、舌についているすじが短かかったり位置が手前だったりすることによって舌がひっぱられ、舌の運動に制限がかかってうまく動かせないでいる状態なのです。
 
 
舌小帯が短い場合、舌を大きく動かし上あごにつけて発音する「ラ行」の発音に一番影響してきます。
 
 
 
 
また鏡で見てチェックすると、舌を手前にべーっと出すとたいていの人は舌の先が丸くなっています。
 
 
ところが、舌小帯短縮症の人は舌の先が舌小帯によってひっぱられるため、舌先がハートのようなくびれた形になります。
 
 
これはハート舌と言われ病院などでも舌小帯の状態を見るときに一番最初にチェックするわかりやすい症状です。
 
 
それらの症状に対する対処方法は二つあります。
 
 
1:舌小帯伸展術という手術をして舌小帯に切れ目を入れることによって伸ばす。
 
 
2:言語療法による訓練を受け、口の動かし方や声の出し方、を練習したり舌小帯を動かすことによって伸ばす。
 
 
舌小帯短縮症が症状が重く赤ちゃんの時にお母さんの母乳やミルクを上手に吸えず、体重が増えないなどの症状があり早期に発見された場合はすぐに舌小帯伸展術手術をする場合もあります。
 
 
手術自体は1時間もあれば終わる簡単な手術なので、赤ちゃんの時に手術する場合は麻酔もしないケースもあるそうです。しかし大半はそこまでの症状はなく幼児期まで成長し、発音の不明瞭などでわかるケースです。
 
 
そういった場合は慎重に手術については考えなくてはなりません。3歳以上になると意識もはっきりしているので局所麻酔ですぐに終わる手術だとしてもその不安がトラウマとなって残ってしまう場合があるのです。
 
 
その場合には全身麻酔をして手術し、2~3日入院が必要になります。また、成長し体が大きくなるにしたがって手術に伴う出血が増えるので切った部分がまたくっついてしまう可能性も高まります。
 
 
そのため手術後もリハビリを行いしっかりと舌を動かすトレーニングを行う必要があるんです。
 
 
また手術をする場合は歯医者さんの専門分野になりますが、町の開業医さんでは対応していないケースが多いです。大きい病院を紹介していただいて手術することがほとんどのようです。
 
 

3.我が家の息子の場合~舌小帯短縮症のこれまでの経過とママへのアドバイス~

 
 
実は、うちの息子にも舌小帯短縮症による構音障害の症状があります。
 
 
うちの息子もほとんどの方と同じように、3歳になってから明らかにほかの子と比べて話し方が幼いな、発音が聞き取りにくいなと思うようになり気づきました。
 
 
月に一度通院し言語聴覚士さんとトレーニングなどをしているのですが、トレーニングによって少しずつ発音がクリアにできるようになって、置き換わりがあったサ行も今はほとんどクリアな発音ができるようになりました。
 
 
そのため現在は「お口のトレーニングをして動かし方の練習をして伸ばしていきましょう!ラ行も上手に発音できるようになりそうです!手術は最終手段です!」と言われています。
 
 
手術と聞くと簡単なものでも親としては心配になりますよね。私も同じように手術に関しては色々と情報を集め、考えました。
 
 
生まれつきで、手術すれば解決するのであればすぐにでもやってあげるのが息子のためなのか?
 
だけど、手術によってしばらく口の中が痛んだり慣れるまで動かしにくい状態になるのは息子だし…
 
 
何度も悩みましたが、今は息子の成長を信じて、言語聴覚士さんの言葉を信じて成長を見守っています。
 
 
 
 
ちなみにですが、実は芸能人の方でも滑舌をよりよくするために舌小帯短縮症の手術をしている人が結構いるぐらい意外とメジャーな手術なのでそんなに心配しすぎないでくださいね!
 
 
初めは子どもは自分ではちゃんと正しい発音しているつもりで、自分の発音が違うということに気付いていないケースがほとんどです。
 
 
私から伝えたいことは、子どもの話すことを「違うよ!」と指摘することなく、実はそれ生まれつき動かしにくいんだという視点をもって対応してほしいということです。
 
 
指摘することによって「自分は話し方が上手じゃないんだ」という苦手意識を子どもに抱かせてしまいます。
 
 
たとえ間違っていたとしても子どもの話したことを指摘せずに、子どもの言ったことを正しい発音でママが反復して「~なんだね」など受け止めてあげるほうが伝わったという自信になっていきます。
 
 
そしてコミュニケーションを増やしてお話をして口を動かすことによってそれがまたトレーニングになっていくんです。
 
 
子どもに無理やりトレーニングをしようとしても逆効果で次にまたやってくれなくなってしまいます。トレーニングは何よりも継続が大事!
 
 
まずは円滑にコミュニケーションをとれるように子どもの話を受け止めてニコニコ笑顔で子供の話を聞いてあげてくださいね。
 
 

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4.言葉を正しく発音できるようになるお口のトレーニング

 
 
先ほどもお伝えしましたがトレーニングはとにかく楽しくやらないと子どもに拒否され続けられません。
 
 
とにかくまずは楽しむこと!
 
 
「ねえ!ママのおくちのまねっこしてみて!」というように遊び感覚で取り組みましょう。
 
 
それではみなさんも簡単にできる舌のトレーニングをご紹介します。まずはママが鏡を用意してチェックしながらやってみてくださいね!
 
 
 
 
1舌をべーっとしばらく前に出して戻す
 
 
2ペコちゃんの舌のように口の両端に舌先を付けるように左右に動かす。
 
 
3上唇と下唇を舌でなめるようにぐるっと動かす
 
 
どうですか舌を大きく動かすのって舌だけじゃなく口や顔回りの筋肉を使うのがわかっていただけたでしょうか?
 
 
舌を使うことやおしゃべりをすることには口だけじゃなく顔全体の筋肉を使っているんです。
 
 
コロナ禍のマスク生活でたるんだ顔の筋肉のエクササイズにもなると思うのでぜひママも子供と一緒に楽しんでやってみてください!
 
 
お子さんとやるときは味のする歯磨き粉を唇につけてそれを舐めるなど、いしい味のするものを目標として舌を動かす練習をするとうまくいきやすいですよ。
 
 
初めはもちろんできないので動かそうと意識するだけでOKです。おうちで歯ブラシタイムのまえなどに無理のない範囲で、少しずつやってみるのがいいかもしれません。
 
 
いかがでしたか?子どもの発音に関して疑問を持っている方でも、舌小帯短縮症をご存じの方は少ないと思います。
 
 
ぜひ鏡の前で自分自身もチェックして、お子さんと楽しくトレーニングしてみてください。この記事が少しでも気づきになってくれると嬉しいです。
 
 
 
 
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執筆者:神保早苗
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
 
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