空気を読むのが苦手で、素直すぎる性格の為にお友達からからかわれやすい発達障害グレーゾーンの子どもが、困り事を周囲に相談するための解決準備方法と気持ちへの寄り添い方について具体的にお伝えします! |
【目次】
1.子どもがお友達から「嫌な事を言われている」と打ち明けてきたら?
2.素直すぎる性格と空気の読めなさから「からかわれやすい」発達障害グレーゾーンの子どもたち
3.正しく状況を理解し周囲に相談するための解決準備方法をご紹介します
1.子どもがお友達から「嫌な事を言われている」と打ち明けてきたら?
お子さんが、学校でお友達からからかわれてトラブルになるということはありませんか?
我が家の娘は、注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム(ASD)の両方の特性を持つ発達障害グレーゾーンの小学3年生です。
時々クラスの男の子や下校で一緒になる同級生から、からかわれる事がありこんな事を打ち明けてきました。
「学校で男の子達から嫌なことを言われるの。だから先生に相談したい。」と。

もちろん辛い思いをしているなら、先生に相談するのは賛成です。
ですが、「誰から?いつ?どんな事を言われたの?」と聞いても、「忘れちゃったけど、嫌だったの」としか言わない娘。
ネガティブな記憶は残っているものの、うまくその時の状況を言葉で説明できない状況でした。
それでは相談したくても先生に対応をお願いするには情報が少なすぎるし、もしかしたら男の子もちょっとからかっただけかもしれないですよね。
とても素直な所は娘の魅力なのですが、言われた通りに受け取ってしまい、過剰に反応するので、以前からよく仲良しの子にも、からかわれる事はありました。 ㅤ
どこまでがイジりで、どこからが嫌がらせになるのかは大人でもなかなか判断が難しいところですよね。
ですが、今回のように言われて傷つく言葉の場合は、我慢しているだけだとどんどんエスカレートしてしまう可能性があるので、早急に対応をすべきと考えます。
そこで、状況を整理し言葉でまとめることが苦手な発達凸凹キッズのママに、我が家で効果のあった対処法についてお伝えします!
2.素直すぎる性格と空気の読めなさから「からかわれやすい」発達障害グレーゾーンの子どもたち
発達障害グレーゾーンのお子さんの中には、ちょとした事でもすぐにムキになって言い返したり、言われた事を疑う事なく全て信じて素直に受け取りすぎてしまうため、その反応を面白がられてからかわれやすいという事があります。
娘はおしゃべりは大好きなのでいつもペラペラ難しい言葉も話しますが、発達凸凹キッズ特有のこんな所があります。
・空気が読めない
・言われてた事を言葉の通りに受け取る
・筋道を立てて話すことが苦手
・人の気持ちに鈍感ㅤ
そのため、矢継ぎ早に何があったの?と聞いても、先生に相談できるような情報が聞き出せなかったんです。

そこで、まずは状況を正しく先生に伝えて理解してもらうために、娘の話を整理することから始めました!
次で具体的にどんな方法をとったのかについてお伝えしますね。
3.正しく状況を理解し周囲に相談するための解決準備方法をご紹介します
まずは、深刻になりすぎないように、テレビのインタビューのようにリラックスした雰囲気で聞いていきます。
・いつ頃から
・誰に
・どんな時
・どんな場所で
・どんなことをされる(言われる)
・今までに何回くらい
こんな風に一つずつ分解して聞いていくと、やっと全容がわかってきました。
この内容をノートにまとめて、娘にもう一度先生に相談したいかどうか聞いてみると、
「もしかしたら、遊びで言ったのかもしれないから、もう一回言われたら先生にこのノートを使って相談してみる。」
と自分で考え、決めることができました。

嫌な事を言われたと思ったら、忘れないうちにノートに書いておくと、あとで相談したくなった時、自分を助けてくれるからね!と今回教えることができました。
発達凸凹キッズの中でも女の子は特性が目立ちにくく、困り事を周囲に自分から伝えられないと、困っている事に気付かれない子も多いんです。
どうやって自分の心と身を守るか、学年が上がれば上がる程、ますます難しい年頃になるからこそ寄り添い方が大切になります。
同じくお子さんのお友達関係で悩んでいるという方がいらっしゃったら、試してみてくださいね。
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執筆者:成瀬まなみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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