受講生 Kさん
◆手の付けられなかった息子の癇癪が収まり、学校へも登校できるようになりました!
1)発コミュを学んで、お子さんの変化を教えてください。
発コミュを学んで、子どもへの肯定的な関わりを徹底していきました。
そうすると、手がつけられなかった息子の癇癪はみるみる収まっていき、だんだん笑顔が増えていきました。
そうして次第に、「本当は叫びたくないんだよ。お母さん、あのね…」と少しずつ胸の内を打ち明けてくれるようになりました。
息子は学校でも家でも気を遣い、様々なつらいことを自分の中だけに閉じ込めていたようです。
息子は「お母さん最近優しくなったよね。それに反応して僕も優しくなったんだよ」とよく口にするようになりました。
不登校開始から半年たったときに、息子は自ら学校に戻ることを決めました。
この先、もしまた不調な時期が訪れても、私たちには発コミュがある!あの一番つらかった時期を一緒に乗り越えたんだから大丈夫!と自信を持って言えます。
発コミュには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
◆自分の感情に振り回されることなく、自信をもって子育てができるようになりました!
2)発コミュを学んで、ご自身の考え方・感情の変化や行動の変化を詳細にお書きください。
発コミュを学ぶ前は、自分がとっさに抱いた感情そのままに、ネガティブな声掛けをしたり、子どもの行動に対する自分自身の不安からくるイライラを子どもに向けていたように思います。
「好ましくない行動はひとまずスルーし、今できていることにフォーカスして褒める」という発コミュの視点はとても斬新でした。
息子の手の付けられない癇癪や、不登校という状態にほとほと疲れ果てていた自分にとって、発コミュは最後の砦という感じで、本当に取り組み甲斐がありました。
最初のころ、癇癪が余計にひどくなってきたように感じ、くじけそうになりました。でも、それも一つの大切な通過点であることが、学んでいく中で理解できたので安心して進むことができました。
今は「自分が子どもに接する態度は穏やかで当たり前」というのが定着してきて、子どももストレスが少なくなり元気を取り戻してきています。
好ましくない状況を見ても良いところに注目したり、何気ないことでもこまめに褒めたりすることが自然にできるようになったので、以前より子育てに自信が持て、気持ちもずいぶん楽になってきています。
◆子どものペースに合わせた声掛けができるようになりました
3)お子様の困った対応を思い出して、「今だったら、こう対応する」という接し方を教えてください。
息子は、ルーティンにしていることがなかなかスムーズにいかず、次の行動に移すことや支度をすることにも時間がかかります。
以前は「そんなことしていると遅れちゃうよ!」「なんでいつも早くできないの!」と自分のイライラをぶつけてしまい、それに反応して息子もキレてしまう。
そして、結局遅刻してしまうということが多々ありました。
今なら、できていることを実況中継的に言葉に出して、「もう○○したんだね!」「あとは△△するだけだね!」と肯定的に声掛けをします。
子どもへの対応を変えて、子どものペースを自然に上げていくサポートをすることができると思います。
◆発コミュは、私にとって一生もののコミュニケーションとなりました!
4) ご自身にとって、発コミュのどのような点が役立ちましたか?
発コミュはとにかくわかりやすいです!そして、結果がすぐに出てきます!
何より、それは一生ものであることです。
目の前の困りごとをとりあえず収め、何とかやり過ごすのではなく、繰り返さないように定着できる、という点がとても役に立っています。
親子のコミュニケーションがスムーズになり、一緒にいることが楽しくなるのも大きな成果であり、魅力的だと思います。
また、レクチャーを始める前に、お母さんがその先どうなりたいか、という視点を持たせてもらえるので、「お互いの未来の笑顔のためにしているんだ!」という気持ちになれました。
そのことで、少々つらい局面になったときでもなんとか踏ん張ることができました。
◆子どもの自信をつけて、得意な能力をもっと伸ばしていきたいです
5)これからさらに、お子さんのどんな所を成長させたいと思っていますか?
ギフテッドでHSC、そして発達の凸凹があり、深く考えるためにネガティブな記憶が残りやすい特性があるようです。
本人がどのようにそこを受け入れて対処していくか、気になるところではあります。
でも、能力が高い側面もたくさんありますし、そのことは本人も自覚しているようです。
親からの肯定的な関わりでどんどん自信をつけて、自己効力感やレジリエンスを身につける手助けができるといいなと思っています。
自分を肯定でき好きなことをとことん楽しみ、能力を自然に伸ばしていける環境を整えてあげたいとも思っています。