発達障害の子どもが偏食から楽しく食べれるようになる食事のトリセツ

食事の時間がお説教の時間になっていませんか?食べるのが遅いと子どものできないことに目がいきがちです。食事の時間が楽しくコミュニケーションをとる時間になるよう、発達障害キッズとママがイライラせず楽しく食事をするためのポイントをお伝えします!
 

【目次】

 

1.偏食がもたらす発達障害キッズとママのバトル合戦

 
 
発達障害やグレーゾーンのお子さんの食事の食べ方について、困っているママはたくさんいらっしゃると思います。
 
 
食事は、生きていくために必要不可欠なもの。だからこそ、ママとしても離乳食を食べ始めた頃から、ずーっと悩んできたことの一つなのではないでしょうか?
 
 
食べる量は足りているのか、栄養のバランスはどうか、おやつは食べさせすぎになっていないか、毎日考え工夫されてきたと思うんです。
 
 
ですが、発達障害の特性をもった子どもは、感覚過敏などがある子が多く、どんなにママが栄養バランスのとれた食事を作っても、好き嫌いから食べてくれないということがありますし、食感が苦手で食べたくてもどうしても食べられないということもあります。
 
 
 
 
また、衝動性や多動のあるお子さんの場合は、そもそも食事に興味がない場合、椅子に座って集中して食べることが難しいということもありますよね。
 
 
せっかく作った食事も、食べてもらえなければ栄養を体に届ける事ができないので、ママはなんとか食べてもらうため、必死になりすぎてしまうことも。
 
 
実は、以前の私がそうだったんです。
 
 
そのために、食べさせることに一生懸命になりすぎて、楽しい食事の時間にしたくても結果毎日叱ってばかりになっていました。
 
 
身体の事を考えて作った食事は食べずに、特定の食べものだけを避けたり、偏って食べたり、好き嫌いが激しい状態に陥り偏食状態でした。
 
 
お菓子ばかり食べたがる子どもにイライラして、お菓子を禁止にしたこともありました。
 
 
そんな叱ってばかりの食事時間だったのですが、この影響が食べる以外のところにも出てしまい酷い事態になっていました。
 
 
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2.食べさせようとすることで起こる弊害

 
 
そもそも好き嫌いが多く、食べられるものが限られていると、ママとしては食事の中で、
 
 
「コレだけは食べてほしい!」
 
 
という渾身の1品があったりしませんか?
 
 
その日に食べさせたい食材を、なるべく好きな味付けにしたり、お好み焼きにして混ぜ込んだりして、今日これさえ食べてくれればOK!というものを用意することがあると思います。
 
 
もちろん作ったもの全て食べてもらいたいけれど、難しい時もありますよね。
 
 
ですが、この1品を食べて欲しい!という気持ちから、
 
 
「これから食べてごらん」
 
 
というように、食べる順番を指示してしまいます。
 
 
そうなると、新しいものに挑戦するのが苦手という特性を持つ発達障害・グレーゾーンの子どもは、警戒してなかなか食べられず、食べる前に食事をバラバラにしてしまう…ということもあります。
 
 
きっと子どもの気持ちとしては、
 
 
ママが食べさせようとしてくるの嫌だな…。
 
きっと中に嫌いなものが入ってる…。
 
中身をほぐしてみてみよう…。
 
あぁ食べたくないな…。
 
 
こんな風にママの行動を見透かしているのではないでしょうか。なかなか食べ進まずに散らかすだけ散らかして結局食べない…。
 
 
 
 
結果、食べたくない気持ちから食事中に立ち歩いたり、姿勢が悪くなってしまう。
 
 
こんな悪循環からママはイライラがピークに達してしまい、
 
 
「早く食べなさい!姿勢が悪いよ!散らかさないの!」
 
 
と、こんな風に叱り続ける食事時間になってしまいます。
 
 
ですが、発達障害・グレーゾーンの子どもにとっての好き嫌いは、脳の特性から苦手さを感じている場合、気合いで乗り越えられるものではありません。
 
 
そこで、しつけでは苦手はなくならないけれど、脳は楽しいことで伸びる!ということを学び、まずは食事の時間を楽しくすることにフォーカスするようにしました。
 
 
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3.楽しく食事するためのアイディア~食材当てゲーム~

 
 
ダラダラと時間がかかっていた食事時間を、先ずは、「短い時間で食べきれた!」という成功体験を増やしていきましょう。
 
 
食器によそう食事の量を半分に減らしたり食べることへの抵抗を減らしていきます。
 
 
そして食べ切れた時には、
 
 
「やったー!食べきれたね!すごい!」
 
 
とハイタッチでと褒めて食べきる事へのモチベーションを持たせていきましょう!
 
 
そうすることで、食べきれた!という自信がついてくるので、食事に集中できる時間が少しずつ長くなっていきます。
 
 
そして1番ダラダラ食べを解消するのに効果的な方法が、食べているメニューでの食材当てクイズです。
 
 
今食べているものに何が入っているか当てられたら、ご褒美シールやご褒美のお菓子を一つ食後に食べてOKなどのルールで、食材を当てていく簡単なクイズゲームです。
 
 
例えば、ハンバーグを作ったとします。
 
 
何が入っているでしょうか?と聞いて、「お肉」とか「玉ねぎ」など何かお子さんが答えてくれたら、
 
 
「正解!他には何が入ってると思う?」
 
 
を繰り返していくだけ!
 
 
答えが出てこなくなったり、子どもから出てこなかった食材などあれば、使っている食材を教えてあげることで、知識も増えていきます。
 
 
この食材当てクイズを続けてきた事で、子どもたちは食材の名前もかなり覚えましたし、料理への興味がぐーんと高まりました。
 
 
 
 
上級編は、隠し味を当てるゲーム。
 
 
ハンバーグのソースに入れたものを当てるというのもいいですし、お味噌汁にごま油をちょっと入れたり、バターを入れてみるのもいいですね。
 
 
味を当てたい!という気持ちから、正解がわかるまで、ひと口ずつどんどん食べ進むので、こちらもオススメです。
 
 
いかがでしたか?
 
 
好き嫌いが多いお子さんのダラダラ食べ解消のための第1歩は、食事の時間を楽しくすることです。
 
 
楽しく食べる事を目的にすると、ダラダラと食べていた時の困り事だった姿勢の問題や、食べ散らかすなどもなくなり、食事時間に集中できるようになります。
 
 
食材当てゲームが食材について知るきっかけとなり、食べられる食材が増えたり、料理に興味をもつ事でお手伝いも進んでしてくれるようになります。
 
 
お子さんの食事がなかなか食べ進まずに悩んでいるお母さんは、ぜひ試してみてくださいね。
 
 
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執筆者:成瀬まなみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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