発達凸凹があっても大丈夫!子どもの能力を開花させ、効果的に伸ばすためのママの関わり方

 

子どもは発達に凸凹がある子もない子も秘めた才能を持っています。ですが、その能力を十分に引き出せていると言えるママはどれだけいるでしょう?今回は発コミュトレーナーの神山さんに子どもの能力を開花させ効果的に伸ばす関わり方についてお伺いしました。
 

【目次】

 

1.うちの子、才能はあるはずなんだけど、どうやって伸ばせばいいの?

 
 
発達に凸凹はあるけれど、わが子には秘めた才能や能力があるはず!と親ならだれでも思っていることと思います。
 
 
独創的な発想をする、集中力が高い、強い創作意欲を持っているなど、子どものいいところに1番に気づくのもきっとママだと思います。
 
 
 
 
けれども、その子どもの能力を開花させて、伸ばせている!と自信をもって言えるママはどれくらいいらっしゃるでしょうか?
 
 
実際には、子どもの能力を伸ばすことは難しいですし、そもそも子どもの才能に気づけているか、ということも不安に感じる方もあるかもしれません。
 
 
発達凸凹のお子さんをお持ちの発コミュトレーナーの神山さんは、前回のインタビューで発達凸凹があるギフテッドの教育について語ってくださいました。
 
 
前回のインタビュー動画はこちら
 
 
 
そして、今回は発達凸凹があっても、子どもの能力を開花させて脳を伸ばしていくにはどう関わればいいのか?その具体的な対応法についてお伺いしてみました。
 
 

2.子どもの能力を開花させ、伸ばすためのママの関わり方の秘密

 
 

ーーーさっそくですが、子どもの能力を開花させ育てたいと思うのですが、ママとしてはちゃんと子どもの才能に気づけているだろうかと不安に思うことがあります。

 
 

子どもが持っている能力を引き出し、伸ばすために、まずママができることはどんなことでしょうか?

 

「それは、どんなことでもまずは経験させてみる、いろんなことを試してやらせてみるっていうことが大切です。
 
やってみないことには、自分に合うか合わないかは分かりません。
 
やってみて、『あ、これ好きだな、面白いな』となれば、子どもはもっとやってみたい!と感じると思うんですね。」
 
 

ーーー確かにそうかもしれません。けれども、行動を起こすこと自体を嫌がって、動けない子も多いように感じます。

 
 
「そうですね、発達に凸凹がある子どもはいつもと違うことを嫌がる傾向はありますね。
 
なので、その前段階としてママの提案にのると楽しい未来が待っているということを体験させてあげることが重要なんです。
 
例えば、お買い物に行けば、行ったその先で楽しいこと、美味しいもの見つけられた、行ったからこそ、楽しい経験、美味しい体験ができた。
 
そういう、行動したからこそ、いいことが起きたという体験を繰り返すことで、『あ、ママと一緒に行動したら面白いことが待ってる。じゃあ、いつもと違って不安だけど、やってみよう』

そんな風に考えられるようになると思います」

 
 
 
 

―――なるほど。やってみて楽しい経験が重ねれば、またやってみようと思えますね。そこからさらに、子どもの能力を伸ばしていくにはママはどう関わればいいでしょうか?

 
経験させてみて、子どもが面白い!楽しいと感じたタイミングで、ママがその興味関心について掘り下げて聞いてあげてください。 
 
例えば、『面白いよね。じゃあ、なんでそう思うのかな~?』ってママがたずねてみる。

すると、『こんなところが、すごいって思うんだー』って子どもが言う。 

 
そこからさらに『じゃ、そのすごいってなんで起きてるのかな?』…という風に、どんどん子どもが自分の考えを深堀していけるように日々の会話の中でママが促していって欲しいのです。 
 
そうすると、子ども自身も「あれ、どうしてかな?」と思考することが楽しくなってくるんですね。 
 
楽しいからどんどんやってみる、すると、さらに知的好奇心が旺盛になって、どうしたらもっと楽しくなるんだろう?って考えていくという具合です」
 
 

◆ポイント解説

 
 
子どもの興味関心を引き出すには、まずはなんでもやってみることが大切なんですね。
 
 
慣れないことでも楽しいことが待っていると分かれば、行動することのハードルもだんだんと下がっていきますね。
 
 
そして、面白いと感じたものについてなぜだろう?と深堀できるように聞いてみる。そうすることで、子どもも自分自身で思考する機会にもなっていくんですね。
 
 
子どもの楽しい、面白いといった好奇心をさらに育んでいけるように感じました。
 
 
 
 

―――深堀りしようと話かけても、自分の考えをなかなか言えない子もいるかと思います。そういう場合にはどうしたらいいでしょうか?

 
 
「発達凸凹がある子どもは自分の思いをうまく言葉にできず、自分の考えや思いついたことも言葉にしないでしまってしまうことがあります。
 
そのため、子ども自身でも本当は自分がどうしたいのか、どう思っているのか分からなくなってしまうのです。
 
ですから、なんでそう思うのかな?ということを焦らずに考えられるよう、待ってみる。それから、全部吐き出させてあげる。
 
どこに本当の思いがあって、本当はどうしたいのか、まずはママが理解しようと聞く姿勢をもって会話をすることが大切です。
 
そして、ママと一緒に会話することで、自分の気持ちにあった言葉を見つけることができると、言葉にすることのハードルも下がってきます」
 
 

◆ポイント解説

 
 
ママと一緒に思いを言語化していくことで、自分自身の考えを整理整頓することができるんですね。
 
 
自分の考えを整理できると、じゃあ、どうしたいのか、そして次はどうしようかと、つぎの発想が生まれることにもつながっていくように思います。
 
 
また、自分の気持ちを整理してうまく表現できると、この先のお友達関係でもうまくやっていけそうですね。
 
 

3.世の中の当たり前と外れても大丈夫だと思えるものがあるんです。

 
 
ただ、どこかで「うちの子の字を書かないのをなんとかしないといけない」とか、子どものできてない部分が気になってしまうこともあると思うのです。
 
 
子どもの興味を引き出して、突き進むことはきっと子どもも楽しいと感じるでしょうし、元々持っている能力は伸びていくだろうというのは想像できます。
 
 
ですが、子どもの苦手よりも好きなことにばかりに注目していると、今の日本の教育、社会の当たり前とは離れていってしまう気もしてしまいます。
 
 

ーーー子どもに寄り添う教育を実践されている神山さんは、世間の当たり前と離れてしまうことに、決意のようなものが必要だったかと思うのですが、いかがでしょう?

 
 
「 決意…。一番大きい決意はたぶん、字を書かなくてもいい宿題をしなくてもいい、っていう、もう常識から外れちゃえ!っていう決意だと思います。
 
 やっぱり、一番最初って凹ってへこんでいるところをね、気になってしょうがなかったんです、私も。
 
でもそこに目をむけていると、どんどんどんどん悪い方向にしかすすんでいかないなっていうことに気付きました。
 
それをじゃあ、いい方向にするにはどうすればいいのかなって考えた時に、やっぱり脳を育ててあげることっていうのがすごく大事だな、って。
 
じゃあどうしたら脳って伸びるんだろうって考えると、やっぱり動くことだな、やってみることだな、行動することだなってことに気が付いたんですね。
 
いつかできるようになるはず、それを待ってあげるだけではなく、どうしたらこの子は動き出すかな? 動き出したらきっとそれもできるようになるよね、そういう思考を持ってほしいと私は思っています」 
 
 
 
 

◆ポイント解説

 
 
子どものできない部分が気になって目を向けていると、ママだけではなく、子ども自身も「僕はこんなことができないんだ」「僕ってダメなんだ」というマイナスな部分ばかりをインプットしてしまいます。
 
 
そのことが、自信を失わせ、せっかく持ち合わせている素晴らしい子どもの才能をうずめてしまうことになります。
 
 
さらに、やればできることさえも手を出さない子になってしまうとすると、これでは子どもにとって、いいことにはなりませんね。
 
 
 神山さんのお話から、子どもの脳を育てていくためには、待っているだけではなく子どもが自分の力で動き出すためにはどうしたらいいか?という視点でママが関わることが大切なんだと感じました。
 
 
ママの決意や価値観はやはり、子どもの成長に大きく影響してきますね。
 
 
神山さん、大変興味深いお話をありがとうございました。
 
 
発達に凸凹があると、ママはつい、できていない部分を何とかしようとあれこれと子どもの苦手にアプローチしてしまいがちです。
 
 
ですが、それは子ども自身が否定されたように感じてしまう子も少なくないでしょう。
 
 
けれども、ママの関わり方を変えていくだけで、子ども自身が自分の持っている力を活用し、自分から動く原動力に変えることができるんですね。
 
 
今回のインタビューを聞いて、ぜひ自分の子どもにもやってみようと思われた方も多いのではないかと思います。
 
 
次回は日々、子どもの脳を育てる発コミュトレーナーとして活躍中の神山さんの日常や、今後の夢にも迫っていきたいと思います。
 
 
ぜひ、お楽しみに!  
 
 
 
 
子どもの才能を伸ばす育て方ヒントをもっと知りたい方はこちらから
▼無料で毎日情報をお届けしています

 
 
執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない おうち発達支援の始め方
資料請求はこちら
発達グレーゾーンの困りごとを大人に持ち越さない
おうち発達支援の始め方
資料請求はこちら
タイトルとURLをコピーしました