ママが子どものために我慢しない!子育てと仕事とのバランスの秘密教えます!

 

発達凸凹の子育てをしながら講師の仕事をしているトレーナーは、正直とても忙しい!そんな中で活動するために家庭では様々な工夫を凝らしています。今回はトレーナーの神山彰子さんに家族への関わり方や子どもの成長を促す仕掛け、教えていただきました。
 

【目次】

 

1.ママの人生、子育ても仕事も我慢したくない!と思いませんか?

 
 
多くのママは毎日、家族のため家事や育児、お仕事など忙しく働いていらっしゃることと思います。  
 
 
そのうえ、発達に凸凹がある子どもの子育ては、なかなか一筋縄ではいかず、ママの技量が求められます。  
 
 
子どもの発達も気になる!けれども、子どものためだけに忙しくすることに、どことなく違和感をもっているママも多いのではないでしょうか?  
 
 
 
 
 
発コミュトレーナーの神山彰子さんは、発達凸凹の子どもの子育てをしながら、発コミュを学び、そして今は子育ての悩みを抱えるママを救うためトレーナーとして活動しています。
 
 
これまでのインタビューはこちらから
 
 
 
 
 
 
第3回目の今回は、神山さんが子育ても仕事も全力で取り組むために実践している、ご家族との関わり方や日々の工夫などをお伺いしました。  
 
 
パワフルに活動する神山さんのプライベートな素顔に迫ります! 
 
 

2.トレーナーになって子どもへの関わり方が変わりました!

 
 

普通のママからトレーナーへと変わることでライフスタイルがずいぶん変わったと思うのですが、発コミュのトレーナーになってからお子さんとの関係に変化はありましたか?

 
 
「今までは子どもにね、ずっとつきっきりでこの子の才能を伸ばすにはあれもやってあげなきゃいけない、これもやってあげなきゃ!っていうスタイルだったんです。
 
けれど、私自身が忙しくなったことで、つきっきりで関わることが難しいなってことが多くなってきたんですね。
 
そんなタイミングもあって、私はこれやってるから、あなたはここ頑張ってみてって、子ども自身に頑張らせることができるようになりました。」
 
 
 

 
 

—ママの関わり方が変わるとお子さんへも影響があったんじゃないでしょうか?

 
 
「そうですね。わたしが頑張っている姿を見る、すると子どももね『あ、ママも頑張ってるなら、僕もやってみようかな』って思うんですよね。
 
なので、今頑張っていたら、この後一緒に楽しいことできるよっていうご褒美を提供することが多くなりました。
 
そして、ずっと頑張り続けるよりもこの時やるよ~って一緒に頑張って、そのあとは楽しむ時間だよ~という風にメリハリをつけることで、私も子どもも以前よりも集中して取り組めるようになった気がします」
 
 

—なるほど。お子さんも自然に頑張ろうと思える機会もあり、さらに集中できるって素晴らしいですね

 
 
「どちらかがやりたいことを我慢して片方を応援するだけだと、成果も1人分だけですが、ママも子どもも集中して頑張ったら成果も2倍になりますね」  
 
 

◆ポイント解説

 
 
子どもが笑顔でいるためには、ママがまずは笑顔でいることってすごく大事ですね。
 
 
そして、ママが我慢して子どもに何かさせるのではなく、それぞれが頑張ることで成果を2倍にする。
 
 
 
子育てだけに集中してしまうと、子どものちょっとしたことも問題に見えてしまいますが、親子でそれぞれ自分のことに集中していると、頑張っている子どものいい面も見えてきやすくなりますね。  
 
 
子どもに干渉して、できてない部分をなんとか伸ばそうというのではなく、ママが頑張るカッコいい背中を見せていくことで子ども自身が自分から頑張ろうって思わせる発想、もっておきたいです。 
 
 

3.子育ての楽しみを仕事にも子どもの成長にも活かす方法

 
 

—続いて、神山さんの仕事への意欲につなげるリフレッシュ法など、教えて頂けますか?

 
 
「リフレッシュ方法は、家族で旅をして新しいこと、好奇心を満たすことですね。
 
 
これ美味しいね、ここにこんな面白いものがあったんだっていうのを知ること。
 
そして、本当にたわいのないことで笑いあう、そんな家族の笑顔を見られることがいいリフレッシュになっています」
 
 

—家族旅行で面白かった、楽しかった場所はどんなところですか?

 
 
「最近旅行して面白かったのが、家族で2万年前の遺跡を見ようと宮城に行ってきたことですね。
 
行った先で子どもが打製石器の石に興味を持ちだして、石器に適した石が最上川にあることを知った子どもが、『じゃ最上川に行きたい!』って、結局山形まで移動したんですよ。
 
遺跡を見るのが目的だったはずなのに、『この石は〇〇だな~』って石の情報をどんどん集めたりして、子どもの好奇心が湧き出てくるのを感じる、家族でワクワクした旅行になりました」 
 
 
 
 
 

◆ポイント解説

 
 
子どもの興味ってどんどん派生していくんですね。
 
 
子どもの好奇心に反応していくことは、子どもが知らなかったことを知ることができ、さらに「もっと知りたい!」という意欲を引き出せるんですね。
 
 
それにしても、宮城旅行から山形旅行に急遽変更!
 
 
神山さんご夫婦が子どもの好奇心を面白がることで、子どもも楽しみながらどんどん興味関心を広げていくきっかけにもなっていますね。
 
 
お子さんの発想をもとに柔軟に行動することがまた、神山さん自身のリフレッシュになっていること、興味深く感じました。
 
 

—旅行先は基本は神山さんご夫婦が提案して決めているんですか?

 
 
「わが家ではまずは、本を買ってきて『このあたりに行こうと思うのだけど、君たちは何をしたい?』とテーマを考えてもらいます。  
 
そして、子どもに自分で行きたい場所を調べてもらって、『ここに行きたい!なぜならこんなことが面白いと思うんだよ!』って理由まで説明してもらいます」  
 
 
 
 

—子どもが意見を出せれば、優先的に採用していくという感じでしょうか?

 
 
「いえいえ。子どもの希望ばかりを採用するようになると、ママが我慢してしまって面白くないんですよね。
 
そして、子どもの興味もなかなか広がっていかないんです。
 
なので、家族がお互い何に心を動かされるのか観察しあい、プレゼン大会で相手の心を動かそうとして必死なんです。  
 
そうすると、子どもは親の意見を聞いて、家族の誰かが我慢するんじゃなくて、みんな楽しく旅行するにはどうしたらいいだろうと考える機会にもなっているように思います」 
 
 
 

◆ポイント解説

 
 
神山家には子ども自身に考えさせて脳を刺激する仕掛けがたくさんありますね。
 
 
神山さんご自身もその仕掛けに反応する子どもの成長を楽しみ、さらにそれを仕事へも活かしていらっしゃるように感じました。
 
 
本当に素敵なご家族ですね。
 
 

 
 

—そんな子どもの脳を刺激して成長させる発コミュトレーナーの神山さんには夢があるそうですが、お聞かせいただけますか?

 
 
 
「はい、私はギフテッド男子のママコミュニティーをつくります!
 
その中でね、ギフテッドの子についての理解を深めていって彼らの夢を応援する。
 
そして、その彼らの夢を社会に貢献できるような形にしていきたいと思っています
 
ギフテッドの脳をフル活用して社会をどんどんよくしていっちゃおうと思っています」
 
 

◆ポイント解説

 
 
今回、神山さんのお話を聞いて、とてもパワフルな神山さんのお話には終始刺激を受けました。
 
 
発達に凸凹があるから、直してあげなきゃいけない!という発想とは真逆の対応で子どもの好奇心を高め、探求心を育む。
 
 
それが子どもの自信となって、子どもの成長につながっていくんですね。
 
 
今後の神山さんのご活躍、そしてお子さんの成長も楽しみです!
 
 
貴重なお話、ありがとうございました!
 
 
 
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執筆者:井上喜美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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