母子登校キッズの子育てをしていると不安な気持ちになることがとても多くあると思います。その不安な気持ちに振り回されるのって疲れませんか?ママが不安になると家の中も暗くなってしまいますよね。今回はママが笑顔になる方法をお伝えします!
【目次】
1.休み明けの子どもの言動に不安いっぱいでした…。
私は日曜日の夜や休み明けの前日の夜の時間がとても憂うつで苦痛でした。
明日、学校行ってくれるかなぁ…。
行きたくないって言ったらどうしよう…?
無理やり行かせる?
それとも休ませる?
休ませたら不登校になるんじゃないか?
勉強ついていけなかったらどうしよう?
先生になんて連絡しよう?
と、そんなことばかり考えていました。
また、
ダメな母親って思われるのかなぁ?
夫からまた責められるのかな?
お姑さんに「あんたが甘やかすから!」って言われるだろうなぁ。
今日は大事な仕事だったのに。仕事どうしよう…?風邪ひいたって嘘をつく?!
学校を休んだのはいいけれど、だったら家で何をする?
学校に行かないでゲームなんて絶対許せない!
学校に行かないならその分、家で勉強して!
だけど現実は勉強なんてなかなかやらずまた宿題バトルの始まりか…。
もうだったらどうしたらいいの!?
私の育て方が悪かった?
私がお母さんだからいけないの?
これらは全部以前の私の叫びです。
自分にも自分の子育てにも自信が全くなく、自分をいつも自分で責めていました。
どこに行っても答えが見つからないし、本当に辛くて苦しかったです。
ママをやめたいと何度も思いましたし、本もたくさん読みました。毎晩、ネット検索もしていました。
しかし、何をやればいいか分からずどんどん泥沼にハマっていき、気持ちも沈んでしまい家の中の雰囲気はとても悪かったです。
自分以外の家族も暗い、そして居心地が悪い。どうしてこのような現象が起きてしまうのでしょうか?
2.ネガティブな感情は周りに悪影響を与えてしまう
不安が強いお子さんの子育てをしていると、休み明けに「学校行きたくない」って言われたらどうしよう…と休み明けの登校しぶりの不安を抱えているママも多いと思います。
「学校嫌だなぁー」
「行きたくないなぁ」
など、とにかく登校不安を口にすることが多いと、ママも不安になってしまいますよね。
逆にこのような経験をしたことはないでしょうか?
買い物に行ってレジの列に並んでいたら、ベビーカーに乗った赤ちゃんがニコニコと笑っている姿を見て幸せな気分にさせてもらったことがある。
結婚式に行くだけでとても幸せな気分になった、など。
身近な人がニコニコ嬉しそうな顔をしていたら何だか自分まで嬉しくなる!
そんな経験を誰もがしたことがあると思います。
これらどちらのタイプも心理学上では「情動伝染」と呼びます。
例えば映画やドラマを見て感情移入して涙を流すことがありますよね。
それは、人間の中にある神経細胞が関係して、他者のマネをするように自分の行動に働きかけることによりこのような現象が起こります。
また、不安な気持ちを言葉に出したり態度で表している人を見ると、自分の意志とは関係なく悪影響を受けてしまうということもあります。
よって楽しいや嬉しいなどのポジティブな感情が伝染するのは想像がつきやすいと思いますが、厄介なのは「ポジティブ」よりも「ネガティブ」な感情の方がより伝染する力が強いということです。
ですから、ママが不安・イライラなどのネガティブな感情を抱いていたり、怒っていると、直ぐに子どもにも伝染してしまい悪影響を及ぼす可能性があるということです。
日曜日の夜や休み明けの日などに子どもが登校することへの不安を抱えて、心配そうな顔をしていたら、ママはポジティブな気持ちで、子どもの不安に引っぱられることなく「ドーン!」と構えておいて欲しいのです。
そのために、ママがポジティブマインドを維持するためにぜひやって欲しいことがあります!
その説明を次にしていきますね。
3.お母さんが自分自身を毎日褒めて花丸をつけよう!
そんなママに1つ提案させてください。
今日だけちょっと自分自身にポジティブになってみませんか?
今日1日を振り返り、
「これができた!」
「あれが嬉しかった!」
というものをぜひ3つ書き出してみてください。
・味噌汁が美味しくできた!
・家事を頑張った!
・子どもと遊んだ!
・掃除機をかけられた!
ママは褒められることがあまりないですよね。
誰からも褒めてもらえないかもしれませんが、これらができることは決して当り前なことではなくそこにはママの隠れた努力が必ずあるのです。
ママって本当にすごいんです!
ぜひ今日は自分に自分で花丸をつけてあげてください。
そして良かったらそれを習慣化してみてください。
夜寝る前に毎晩思い出しても良いですし、朝起きた時の頭がスッキリした状態の時に振り替えることもお勧めです。
また手帳に書き込んだり、携帯のアプリに記録を残し、後々に見返してみると自分がどれだけ頑張っているのかを振り返ることができますね。
それはママのやる気に繋がったり、自己肯定感アップにも繋がっていきますので、たくさんの花丸ライフを送ってポジティブマインドになっていきましょう!
ママを元気にする情報も発信しています!
執筆者:いたがきひまり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)