いよいよ進学・進級が近づいてきました。次年度に向けて気持ちを馳せるご家庭も多いですよね。学期末は自信をつけるのにとても最適な時期なのです。親子ともに成長を感じられる「魔法のカード」を使って、次年度に向けて良いスタートを切りましょう!
【目次】
1.自信をつけるって難しいのはなぜ?
いよいよ進学・進級の時期がやってきましたね。どこのご家庭もさまざまな想いがあることと思います。
この時期は次年度に向けて想いを馳せておられる場合や、今年度の振り返りをされておられる場合など過ごし方もご家庭によりさまざまでしょう。
今年度の振り返りをしながら、子どもの自信をつけてあげて次年度を迎えたいと思いませんか?しかし、自信ってそう簡単にはつかない…
褒め言葉をかけているのに子どもに届かない!どこを褒めていいかわからない!親の自己肯定感が低い傾向にある!など。
自信につながらない背景には多くの理由があります。そして、自信というものはすぐに着くわけではなく、積み重ねた結果として自信になっていく傾向があるからです。
日頃の褒めは続けながら、その日々の積み重ねのまとめとして、この学期末におこなってほしいことがあります。
学期末にまとめをすることで、子どもの中に自信がしっかり積み重なっていきます。今まで子どもが親からの褒め言葉をスルーしてしまっていた場合にも、子どもの記憶の中に残るのでおすすめです。
自信はつけることがそう簡単にはいかないから、時間はかかります。しかし、日頃の関わりにプラスして、これからお伝えする「魔法のカード」を使えば大丈夫です。
自己肯定感が低い傾向にあるお母さんだって、自信がつくという優れものです。ぜひ、この時期に親子ともに成長を実感してくださいね。
2.親の自信は子どもに伝わる
ここで私の話をさせていただきます。私は自他ともに認める自己肯定感が低い母親です。
私の育児はこれで大丈夫なのだろうか?
私の自信の無さが子どもの成長の妨げになっていないだろうか?
などと、常に頭の中を巡っていた母親の一人です。
私のような母親が娘を育てているわけですから、当然のごとく娘に自信なんてつくものではありません。
不安すぎて、娘の良いところよりも、課題の方に目が向くわけですから…
とはいえ、私も日頃から褒め言葉はかけてきてはいました。しかし、娘の自信になっているかというと、そのようにはとても思えない。
ここで、我が家に「魔法のカード」を取り入れたところ、娘の自信のつき方が一気に加速していきました。
そして、驚くことに、子どもだけではなく私の自信にも繋がるようになったのです。
子どもの自信をつけたいからこそ取り入れた方法でしたが、私の自信にもなりとても良い効果が生まれたのでシェアさせていただきます。
親子ともに自信をつけてくださいね!次項でお伝えします。
3.学期末は親子ともに成長を実感!魔法のカードとは
やり方は簡単です!
メモ帳でもなんでも大丈夫です。紙を一枚用意してください。
そこに、時系列で子どものできるようになったこと、頑張っていたことを書き出すだけです。
我が家は思いついたこと全て書き出しています。学校生活のこと、習いごとでのこと、家でのこと、お友達とのことなど何でもOKです。
私が書き出し、娘と一緒に見ながら振り返りをします。そして、それからしばらくの間、私は娘の目に入る位置にクリップで挟んだり、貼ったりしています。
今、娘は小学生になりますが、幼稚園の頃からおこなっています。
日頃の褒めだけではなかなか届かなかったように感じていましたが、この「魔法のカード」を取り入れるようにしてから娘の自信のつき方が加速しました。
そして、その自信が娘にとって揺るぎないものになりつつあることを実感しています。前項で親の方も自信がつくとお伝えしました。
この「魔法のカード」に書き出した内容は、お子さんが頑張ったのはもちろんですが、その頑張りの裏には私たち親の寄り添いや関わりがあったからこそなのです。
親の私たちも、子どもがここまで成長できるように寄り添ってきたんだな!と自分の育児を肯定する時間にしてください。
子どもがここまで成長するにはお母さんの力が必要不可欠なんですから!そのことを忘れないでほしいと思います。
お母さんて、育児を褒めてもらえる機会はあまりないけれども、「魔法のカード」に書き出したことはお母さんへの褒めに直結します。
私自身も、子どもの成長の振り返りとともに自分を褒め称えています!
ちなみに我が家では、学期末はもちろん、上半期や下半期に分けたりして子どもに伝えています。
お子さんの成長の振り返りはご家庭により時期はさまざまです。好きな時期に「魔法のカード」を作ってみてくださいね。
こちらの自信シリーズも親子ともに効果が実感できます。自信つながりであわせて参考にしてみてください。
自信をつける最短の道をお伝えしています!
執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)