安心できる小学校生活に!担任の先生に支援をお願いするときの伝え方とは

新学期が始まり、新しい担任の先生にかわり不安に思われてはいませんか?先生に支援をお願いするときに、伝え方を変えるだけで支援の内容が良い方向に変わります。お子さんが安心して過ごせる小学校生活にするためにぜひ参考にしてみてください。
 

【目次】

 
 

1.学校内での支援は担任の先生が鍵

 
 
新学期が始まり、進級や進学で環境も変わりました。担任の先生も変わり、不安に思われているご家庭も多いのではないでしょうか?
 
 
この時期、担任の先生に学級内での支援をお願いするご家庭もあるかと思います。その場合、お子さんの特性が先生の目から見てはっきりと分かればすぐに支援につながりますよね。
 
 
しかし、特性がそこまで強くない場合には…?先生も学級内で気が付かずにそのまま時が経ってしまうことがあります。
 
 
お子さんが通常学級に在籍の場合には、気づかれていないという状況に陥ることが多く言われています。周りから見たらそこまで困っているようには思われなくとも、実は本人は困っていることもあるのにです。
 
 
そういった場合には、先生との面談等でお伝えすることで、学級内での支援がお願いできますよね。
 
 
しかし、その面談で先生にしっかり伝わっていますか?本人やご家庭が望む支援をしてもらうことはできていますか?
 
 
伝え方によっては、お願いしたい支援が得られない可能性もあるのです。せっかくの時間と労力をつかって何も支援につながらないのはとてももったいのないことです。
 
 
 
 
今回は、我が家の失敗を踏まえ、担任の先生へ支援のお願いが効果的に伝えられるコツをお伝えします。
 
 
もし、これから担任の先生との面談を控えておられるご家庭の参考になれば幸いです。そして、今、先生の支援にしっくりきていないご家庭もぜひ参考にしてみてください。
 
 
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2.伝え方の違いで支援迷子

 
 
ここで我が家の話をさせていただきます。前項で、我が家の失敗とお伝えしましたが、担任の先生への支援のお願いが効果的に伝えることができなくて困った過去があります。
 
 
担任の先生に効果的に支援をお願いできることができなければ、困るのはもちろん子ども本人です。
 
 
私自身、先生と面談をして、子どもの支援についてお願いをした気でいました。しかし、あまり伝わっていなかったのです。今となれば、あれじゃ伝わらないよね…とわかるのですが、当時の私はなぜか伝えられたという気持ちになっていたのです。
 
 
娘は、どちらかというとおとなしい女の子です。特性はありますが、他人の目から見ると、実はあまりその特性に気が付かれることが少ないように思います。
 
 
周りから見て困っているようには見えないので、当然のことながら「大丈夫だろう!」ということで見逃されてしまうことも。
 
 
しかし、実のところ本人は結構困っている。特に授業中に次の作業に移るときなどに遅れてしまうことも特性の一つにありました。
 
 
その原因は不注意からくる聞き逃しからくるものだと思っています。なぜ聞き逃すのか?というと、きっと集中が他に向いてしまっているからです。
 
 
しかし、授業を妨害するわけでもなく、静かにそれらの特性が娘の中で起こっているだけなので、他人の目にはそこまで強く映らないのです。
 
 
それもあってか、1年生の頃に、ある教科のノートが白紙だったということがありました。きっと、私自身が先生にしっかり伝えることができていたら防げていたであろう状況です。
 
 
 
 
助けて欲しいことを伝えたつもりが、しっかり伝えられていなかったことがわかり、担任の先生に再度お伝えし直すことにしました。
 
 
ここで伝え方を変えたことで、担任の先生が手助けするイメージを持ちやすくなり、娘への支援が大きく変わりました。
 
 
それからは、ノートが白紙ということも、作業が授業中に終わらないということも無くなりました。
 
 
担任の先生からの支援が大きく変わる伝え方のコツを次項で説明します。
 
 
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3.理解が得られる担任の先生への伝え方のコツ

 
 
一番大切なことは、先生がイメージをしやすいように伝えることです。
 
 
抽象的にではなく、具体的に!支援を受けたい場面を詳細に伝えることがコツです。
 
 
発達の偏りによる特性は10人いたら、10通りあると言われています。一般的に言われている抽象的な特性を先生に伝えても、我が子の支援には繋がらないことが多くあるのです。
 
 
我が家でも、具体的に伝えることを徹底した結果、先生の支援の関わり方が大きく変わりました。
 
 
「具体的に」とは、
 
 
・ノートに書く作業の際には残りの時間を伝えてもらえないか
 
・体育のときに、注目していないときには聞いていない可能性があります
 
・教科書のページは2度伝えてもらえると助かります
 
 
など。学校生活のあらゆる場面を切り取ってお伝えします。
 
 
具体的な情景を踏まえて伝えることで、先生がどこで支援をすれば良いのかのイメージできるようになります。
 
 
「不注意の傾向があるので、聞き逃している場合がある」と言われても、実はあまり先生はピンと来ていない可能性があるのです。
 
 
具体的に「どうしてほしいのか」伝えることで、先生が注意をむけてくれる機会も増えます。結果的に、他の場面でも気を付けてみてくれるようになっていきます。
 
 
我が家の場合には、先生がとてもご理解があったことが幸いでしたが、伝え方を変えたことで一気に支援が進んだ過去があります。
 
 
少しうるさいかな?と思い、先生にお伝えすることを躊躇されるお母様方も多いかと思います。
 
 
しかし、お子さんが楽しく快適に学校生活を送れるようにするには、大切なことです。
 
 
ぜひ、先生との面談や支援をお願いする際には、抽象的ではなく、具体的にお伝えしていただきたいと思います。
 
 
 
 
実際、先生からも、細かく伝えてもらいどの場面で気を付けてあげたら良いかが理解できた!と言っていただきました。
 
 
娘は、担任の先生からの支援も的確に受けることができ、とても楽しい学校生活を送ることができています。
 
 
そして、先生へは支援のお願いと共に感謝の気持ちもしっかり伝えてあげてくださいね。そこは必ずセットですよ!
 
 
こちらの記事でも、安心して小学校生活が送ることができる対策をお伝えしています。あわせて参考にしてみてください。
 
 
 
 学校生活で効果的な支援の依頼方法をお伝えしています! 

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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー) 
 
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