仕事もワンオペ育児も頑張って疲れているお母さん、家事をしない夫にイライラしませんか?「手伝ってほしい!」という声は日本中から聞こえてきそうです。今回は家事を一切しない夫が家事を1つできるようになる魔法の声掛けをお伝えします。
【目次】
1.仕事もワンオペ育児も頑張ってるのに…ゴロゴロする夫にイライラ
2.家事をしない夫の言い分とは
3.夫が家事を手伝うようになる!魔法の声掛け
①ニコニコ笑顔でスタート(Smail)
②優しい声の会話(Sweet)
③ゆっくりと間をとって(Slow)
1.仕事もワンオペ育児も頑張ってるのに…ゴロゴロする夫にイライラ
仕事もワンオペ育児も頑張っているお母さん、毎日疲れていますよね。
共働きだったり、小さいお子さんがいる場合は、仕事と子育ての両立はとても大変なことだと思います。
朝起きたら朝ごはんの支度やお弁当の準備、みんなが出かけたら自分も支度をして出勤、保育園のお迎えに行って帰ってきたらすぐに夕食の準備、そして掃除に洗濯!
当たり前のようにしている家事だけでなく、子どもと遊ぶ時間、読み聞かせの時間も必要で、ゆっくりする暇もありませんよね。
しかし、夫は仕事から帰宅すると「疲れた」と言ってゴロゴロ、何も手伝ってくれない。
ワンオペ育児で疲れ切っているお母さんにとっては
どうして私ばっかり忙しいの?
どうして手伝ってくれないの?
と不満が溜まり夫にイライラする気持ちが込み上げてきますね。
ときには爆発することも…
ついつい、「ちょっとくらい手伝ってよ!」ときつい口調になり、喧嘩になってしまう。
もしくは喧嘩になるくらいなら、一人でする!と頑張られているお母さんも多いようです。
2.家事をしない夫の言い分とは
ワンオペ育児をしているお母さんとしては「夫は全然家事を手伝ってくれない」と言い分があるように、夫にも言い分があるはずです。
内閣府の平成22年版男女共同参画白書の中に、固定的性別役割分担意識について調査があります。その中で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」の質問対して「賛成、どちらかといえば賛成」と答えた男性は反対よりも高い結果となっています。平成22年版男女共同参画白書 | 内閣府男女共同参画局 より引用
家庭のことは妻がすべきと思っている日本人男性はまだまだ多いのが現状です。
つまり、このような男性の意識がすぐにイクメンに変わるというものではないと思います。
また、私の夫に家事をしない理由を聞いてみたところ、
・妻がすべてやっているので自分はすることがない
・仕事を頑張って帰宅が遅いので時間がない
・以前手伝ったら怒られたので、もうしたくない
という意見も出てきました。
このままでは、夫婦関係も家族関係も上手くいきませんね。
3.夫が家事を手伝うようになる!魔法の声掛け
夫が家事を手伝ってくれないなら、こちらが上手くコミュニケーションを使い家事を手伝ってもらえるように働きかけてみましょう!
脳の働きを上手く使ったコミュニケーションですので、誰にでもできます!
夫が積極的に家事を手伝ってくれるようになるコミュニケーションのポイントはズバリ「3つのS」です!
「してほしいこと」と「3つのS」をセットして使うだけです。
◆①ニコニコ笑顔でスタート(Smail)
会話はスタートが肝心!
夫に目を向けて、アイコンタクトをとりながら、笑顔を作ります。
ポイントは「口角をあげて前歯をちゃんと出すこと」と、「目じりにシワ作ること」を満たした笑顔です。
夫は笑顔の妻を見るとネガティブな反応にならず、笑顔だな、ニコニコしてるな、とポジディブに感じることができます。
たとえ作り笑顔でも、お母さん自身の脳の中も前向きな感情が生じます。
まずは自分から笑顔を作り、前向きな感情になりましょう。
◆②優しい声の会話(Sweet)
お母さんが前向きな感情になったら、次は夫に「やってほしいこと」を伝えます。
相手の脳は言葉の内容よりもニュアンスだったり、丸みや明るさが優先的に入ってきます。
「ね~ね~、お願いがあるんだけど…」と優し~く丸~い声で伝えましょう。
それだけで、次の話を聞いてくれるようになりますよ。
◆③ゆっくりと間をとって(Slow)
「お願いがあるんだけど、お風呂掃除してくれない?」と矢継ぎ早に伝えると、耳に入っていきにくいです。
「ね~ね~、お願いがあるんだけど…」のひとことで、夫の脳が妻の声を聞きいれる体制になったら
「…………」ゆっくり1,2秒くらい、間を空けて
「……お風呂掃除お願いできる?」と伝えてみてください。
この少しの間によって、次の声掛けを処理できる脳に変化してお願いが頭にスッと入ってきますよ。
いかがでしたか?
夫に家事をお願いするときのポイントは
①ニコニコ笑顔
②優しい声
③ゆっくり
この「3つのS」です。
お母さん自身も3つのSを意識することで、イライラせずに落ち着いて伝えることができますよ!
私はこの方法で、夫にお風呂掃除をお願いすると、魔法がかかったように夫がお風呂掃除をしてくれたのです。
今でも、このやり方でお願いすると手伝ってくれていますよ!
夫も疲れて帰って来ている、嫌なこともあったかもしれない。
そんなときに脳はポジティブ刺激が欲しいのです。
手伝って欲しいことをお願いするときには、お互いに脳の中でポジティブ感情が生まれる「3つのS」を使い、夫婦のコミュニケーションをスムーズにしましょう。
夫婦が仲良くなり、家族が笑顔になる秘密がわかります!
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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)