祖父母との同居ストレス!家族のイライラをなくなり、お互いに感謝できるようになる同居のコツ

 

祖父母との同居ストレスは、世代間の価値観や生活習慣の違いや子育てや家事に対する干渉などが原因として挙げられます。祖父母との同居がストレスに悩んでいるあなたにイライラをなくすコツをお伝えします。
 
 

【目次】

1.祖父母同居あるある!夫(嫁)と祖母に挟まれたストレス
2.祖母と夫の中立の立場は双方の関係性の改善にはならない
3.共感力で家族を円満にする
4.限界になるまえに心をリフレッシュ!自分時間をもつこと

 
 

1.同居あるある!夫(嫁)と祖母に挟まれたストレス

 
 
私は、ワーキングマザーで注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の中学2年生の長男と小学3年生の次男を育てています。
 
 
私は土曜祝日も仕事があり、子どもたちが休みでも出勤しなくてはなりません。
 
 
夫は早朝から夜遅くまで仕事のため、頼れるのは土日のみ。ですから、祖父母の手助けは不可欠です。
 
 
祖母は子どもたちが小さい頃から保育園の送迎、夕食の支度や家事なども手伝ってくれ助かりますが、ADHD傾向の長男との口論も絶えませんでした。
 
 
そして、私が不在の土曜日は夫と祖母で子どもの面倒を見てくれているのですが、祖母は夫の対応が気に入らなかったようです。
 
 
夫は土曜日の朝は平日の疲れもあり遅くまで寝ています。どこか出かけるわけでもなくまったりしていたいので、必然と子どもたちはゲームやYouTube三昧となってしまいます。
 
 
祖母は、子ども達を外へ遊びに連れて行ってほしかったようで、仕事から帰宅すると私に夫の文句をよく言っていました。
 
 
 
 
一方夫は「昼はラーメン作って、ちゃんと子どもたちの面倒はみていたよ。」と主張していました。
 
 
私は夫と祖母の間に挟まれどうしたらいいのか悩んでいました。
 
 
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2.祖母と夫の中立の立場は双方の関係性の改善にはならない

 
 
次第に夫と祖母の関係は悪化していきました。夫は祖母と顔をあわせるのが苦痛となり、仕事から帰宅するとすぐに2階の自室にこもりがちになってしまいました。
 
 
そして、両者に対しいつも「そういう面もあるよね。頭にくるよね。」と悪口を言いつつ、「まあそんなこといわないで。夫(祖母)はちゃんとやっているんだよ。」とたしなめて中立の立場でいました。
 
 
ですが、全然よくならないんですよね、中立の立場でいても…。
 
 
私は実の両親との同居ですが、もし義理のご両親との同居だったらどうでしょう?
 
 
もしあなたのご主人が中立の立場で義母の味方風な言い方をされたら、もっと頭にきちゃいますよね?
 
 
「なんで私の気持ちをわかってくれないの?どっちの味方なの?」って。
 
 
私は長男ことで頭がいっぱいだったので、夫と祖母のことはあまり深く考えていなかったのです。
 
 
しかし、ある事件をきっかけに発達科学コミュニケーションを学び、子育てだけでなく家族関係でも使えるメソッドだ気づいたのです。
 
 
 
 
それは、次にお話しますね。
 
 

3.共感力で家族を円満にする

 
 
ある土曜日ついに事件が起こりました。祖母が夫の対応に激怒し「ちゃんと子どもを見なさいよ!」と怒鳴りつけたそうです。
 
 
夫も頭にきてしまい大声で言い返し、そのまま2階へ。しかし、すぐに「これではまずい」と思い、夫は祖母に謝ったそうです。
 
 
そして、修羅場をみていた次男が夫と祖母の間に入り「けんかしないで仲よくしよう。」と言ったそうです。あとから次男と2人きりになった夫は「さっきはごめんね。悪かったね。」と伝えたとのこと。
 
 
私が帰った後、主人を連れて外へ出かけました。夫に「大変だったね。それは頭にきちゃうよね。」共感して話をうなづきながら聞いていました。
 
 
夫の気も晴れたようで、「確かにおばあちゃんもイライラしちゃうんだろうね。」と祖母を気遣う言葉がありました。
 
 
 
 
祖母へも私は、「大変だったね。いつもありがとうね。」共感する「次男が間に入ってくれてね。悪いことしちゃったわ。」と反省する言葉が聞かれました。
 
 
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4.限界になるまえに心をリフレッシュ!自分時間をもつこと

 
 
大人になっても仕事や家庭や育児などさまざまなことがいつもスムーズにいくわけではありませんよね。
 
 
うまくいかなかったときにどう切り替えるか大切ですね。それには心の余裕が左右します。
 
 
心の余裕を得るには、「楽しい!嬉しい!」といった感動体験や非日常生活を過ごすこと、自分時間をもつことが効果的です。
 
 
我が家も先日長男は留守番で、次男と親子3人で旅行へ行きました。夫は久しぶりに美味しいものを食べ、ゆっくり朝を迎えられて満足そうでした。
 
 
そして「おばあちゃんのおかげで旅行できたんだね。」感謝していました。お留守番だった長男と祖父母もそれぞれ静かに自分時間が過ごせ満喫できたようです。
 
 
これからも家族それぞれが心に余裕をもって過ごせる日常を作り出していきたいと思います。
 
 
 
 
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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