【東京都 飲食店情報】気軽に伝統文化を体験!インパクト絶大で記憶に残る”なまはげ”との出会い~AKITA DININGなまはげ~

発達障害の子どもに楽しい思い出を残したい!と思う方は記憶の特性について学んでみましょう。旅行やおでかけの際にどんな場所に連れて行けばいいのか分かりますよ!息子の記憶にバッチリ残った、“なまはげ”体験についてもお伝えします。
 

【目次】

1.海外在住だからこそ、子どもは「日本人」として育てたい
2.脳の記憶の特性を生かした、日本を好きにする大作戦!
3.都内で気軽になまはげ体験!なまはげとのお約束は強力です

 

1.海外在住だからこそ、子どもは「日本人」として育てたい

 
 
発達障害・グレーゾーンに関わらず、子どもには日本の伝統文化を学んでほしいと思っていらっしゃるお母さんはたくさんおられると思います。
 
 
日本には四季折々の行事に加えて、それぞれの地方ならではの風習もあります。私は四国の出身ですが、大学時代は関西で過ごしました。四国と関西、近いように見えて様々な習慣の違いがあり戸惑ったこと、興味深かったこと、たくさんの思い出があります。
 
 
 
 
今私は主人の転勤で家族で台湾に住みながら、2人の幼稚園児を育てています。海外に住んでいると、大人も子どもも現地語を覚えたり現地の風習にそったりする場面も多くなります。我が家のように、子どもが発達障害だと現地語で療育を受けることもあります。
 
 
このように、海外の生活が長いと、生活をスムーズに送るため現地に溶け込んで過ごす場面が多くなります。一方で、海外に住んでいるからこそ、子どもの「日本人」としてのアイデンティティを育てたいという思いも強くなります。
 
 
海外で育っても、日本人として恥ずかしくない日本語力や習慣を身に着けてほしい。
将来、海外でも日本でも、子どもが好きなところで生きていける選択ができるように。
 
 
発達科学コミュニケーションのメソッドを使いながら、母語である日本語でしっかりとコミュニケーションし、現地と日本のいいとこ取りの子育てをしたい!と試行錯誤の毎日を送っています。
 
 
今日は、そんな我が家の一時帰国でのお話をさせていただきたいと思います。
 
 
短い期間の中で、いかに子どもたちに「日本」を体験させて、楽しい思い出を作ってあげられるか。発達科学の視点でも、日本の文化を学ぶという点でもぴったりな場所が東京にありました。
 
 
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2.脳の記憶の特性を生かした、日本を好きにする大作戦!

 
 
子どもたちに日本をもっと知ってほしい!
子どもたちに日本を大好きになってほしい!
 
 
という思いは抱きつつも、我が家は基本的に1年に1回しか一時帰国しません。しかも期間は長くて1週間、短いと3日という弾丸帰国です。
 
 
ですから、この短い期間で子どもに「日本っていいな!」と思わせる体験を詰め込む必要があります。この「日本っていいな!」という印象を作り上げるのは、日本で楽しいことをした!という記憶のチカラです。
 
 
この記憶という機能は、覚える機能思い出す機能の2つがあります。
子どもに「日本で楽しいことをした!」と覚えてほしいのなら、
 
 
①日本でしたことをしっかり覚えておく
 
②後からその体験を思い出す
 
 
という2つについてアプローチする必要があります。
 
 
まず、どうすればしっかり覚えておくことができるでしょうか?
 
 
 
 
1つは作業を繰り返して記憶を定着させていく方法です。子どもの頃、「漢字は何度も書いて覚えなさい!」と言われましたよね。とても苦痛でしたが、この繰り返すという作業は覚えるための方法のひとつなのです。
 
 
でも、たった1週間しか帰国しないのに、記憶を定着させたいからといって毎日同じことをやるのは非効率的です。そこで2つ目の方法がとても有効になります。
 
 
その方法とは、子どもの気持ちを動かすこと。楽しい!面白い!ナニコレ!?と感情が動けば、強く印象に残ります。その結果、1度しか体験していなくてもはっきりと記憶に残るのです。
 
 
この記憶の特性を元に、我が家の一時帰国は、とにかく子どもにとってポジティブでインパクトの大きい体験をさせる予定が詰め込まれるのです。
 
 
ここで1つ注意です。発達障害の子どもはポジティブな記憶よりもネガティブな記憶をより強くインプットしてしまいます。いくらインパクトが大きいからと言って、ネガティブな方向に走ってしまう体験は避けましょう!
 
 
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3.都内で気軽になまはげ体験!なまはげとのお約束は強力です

 
 
今年は7月に1週間ほど日本に一時帰国することができました。毎回、帰国前は日本でどんなことをしよう?とワクワクしながら検索を繰り返してしまいます。
 
 
今回は、
 
日本の文化を学んでほしい!
インパクトの大きい体験をさせたい!
 
 
この2つを同時にかなえてくれる場所に行くことができました。
 
 
その場所が、東京・銀座にある「AKITA DINIG なまはげ」です。
なんと秋田に行かず、都内で「はなまげ」が体験できる居酒屋さんなんです!
 
 
なまはげは秋田県・男鹿半島周辺の伝統習俗です。国の重要無形民俗文化財に指定されているだけでなく、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
 
 
こちらの居酒屋さんでは、日本と世界が認めた習俗であるなまはげに毎晩会うことができるんです
 
 
なまはげの「いい子にしてるかー!!」という大声は大人でも背筋が伸びるほど。
泣いてしまう子どもも多いそうなのですが、子どもたちは大きな声で「いい子にしてます!」と答えていて…成長に感動しました!
 
 
なはまげとの「いい子にする」という約束は強力で、台湾に戻ってもしばらく「なまはげさんと約束したらイイ子だもん!」と言っていました。
 
 
お店自体は居酒屋さんということですが、店内は広く、かまくら式の個室もありましたので、子連れでも行きやすい雰囲気でした。店員さんもとても親切でしたよ!
 
 
注意点としては、
 
・予約の段階でなまはげショーの時間を確認してから予約を入れること
 
・なまはげショー中は飲食の提供が止まること
 
・なまはげは1席1席回るので、来るまで時間がかかること
 
という3点です。
 
 
予約の段階でなまはげが登場する時間と、席を回る順番を聞いてから予約することをオススメします!
 
 
また、なまはげは見た目のインパクトが大きいので怖くて泣き出してしまう子もたくさんいるそうです。事前に動画を見せて、なまはげは怖い存在ではなく神様の使いであることを教えておくといいですね!
 
 
しっかりお約束できたらたくさんほめてあげて、なまはげと一緒に写真を撮りましょう!写真を帰宅してから何度も見せることで、記憶がしっかりと定着します。
 
 
たとえ泣いてしまったとしても、あとから「しっかりお約束できたね!」とできたことにフォーカスして伝えることで、怖かった記憶が和らいでポジティブなものに変わっていきます。
 
 
写真や動画は繰り返し見せることで記憶を強化できる、最高のアイテムです!しっかり活用してくださいね。
 
 
「AKITA DINING なまはげ」は夕食を食べながら、
 
・日本の文化を毎晩体験できる
・なまはげのインパクトが大きくて記憶に残る
・なはまげと強力なお約束ができる
 
と、限られた時間をとても有効に使える場所でした。ぜひ行ってみてくださいね!
 
 
 
 
――施設情報――
【名前】AKITA DINIG なまはげ 銀座店
【住所】東京都中央区銀座8-5-6中島商事ビル9F
【営業時間】17:00~23:30
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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