兄弟で発達障害かも⁉焦らず困り事を解決するためのママの心得

 

兄弟揃って発達障害かも⁉と違和感を感じたら、子どもの本当の困り事に目を向けることが大切になってきます。兄弟で発達障害の子どもたちの将来が不安という悩み時間を、子どもの可能性を広げる子育てにシフトする時間に変えることをしてみませんか?
 

【目次】

1.兄弟揃って発達障害かも?
2.弟の診断が照らし出した、不登校兄の心のSOS
3.困り事に違和感を感じたら、見過ごさないでほしいワケ
4.兄弟で発達障害児の未来を変える子育てにシフトする

 
 

1.兄弟揃って発達障害かも?

 
 
「兄弟揃って発達障害かも…」と感じて、困り事に思い悩む時間が多くなってしまう方もいらっしゃると思います。
 
 
兄弟で発達障害でも、悩み時間を子どもの可能性を広げる子育てにシフトすることで、未来の選択肢を広げることができるのです。
 
 
発達障害といっても、その種類や症状はさまざまです。
 
 
同じ診断を受けていても、困り事は一人ひとり異なります。
 
 
兄弟揃っての発達障害だと、対応に困ってしまいがちです。
 
 
私も、兄弟揃って発達障害かも…と思ったときは正直、不安が絶えませんでした。
 
 
困り事を抱えた子ども一人に対応するのも大変なのに、この先どうなってしまうんだろう…と、子どもたちの未来を悲観することしかできませんでした。
 
 
 
 
私には、発達障害の診断がある4人の息子たちがいます。
 
 
息子たちの発達障害がわかったのは、次男の癇癪が多発し、自分だけではどうにも対応することができなくなり、保育士のアドバイスを受けて、小児診療科を受診したことがきっかけでした。
 
 
それまでは、次男の困り事に対応できない自分を責め、周囲の人の話や、ネットサーフィンで解決策を探す日々。
 
 
ですが、次男にピッタリの対応法がわからず、不安が大きくなり悩むだけで時間が過ぎていってしまいます。
 
 
しかし、専門家に相談したことで、困り事への悩み時間を兄弟一人ひとりの特性を理解する時間に変え対応することで、子どもの可能性を広げる子育てにシフトすることができたのです。
 
 
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2.弟の診断が照らし出した、不登校兄の心のSOS

 
 
長男が小2で不登校になったときに、「なんか気になる…」と子どもの様子に違和感を感じることがありました。
 
 
次男の病院受診で発達障害とわかったことで、不登校になった長男の違和感にすぐ対応できたのです。
 
 
不登校になってすぐ付き添い登校をしていたとき、いつもの長男の様子とは全く違ったものに感じました。
 
 
・おしゃべりな子が、全く話さない
 
・学校内で少しでも私が離れると泣きじゃくって追いかけてくる
 
・先生の大きな声に耳をふさぐ
 
・沢山の友達がそばに来て話しかけてくるとフリーズする
 
 
このように、家での様子とは全く違う姿を目にすることになったのです。
 
 
 
 
何度もこのような様子が見られ「もしかして兄弟揃って発達障害かも?」と思うようになりました。
 
 
弟の発達障害から専門家に相談していく中で、次男の困り事に合った対応がわかったからこそ、長男が本当はどんなことに困っているのかに気づくことができました。
 
 
その違和感をそのまま見過ごして、子どもが自分らしさを見失ってしまう前になんとかしたいとすぐに対応したことで、兄弟揃っての発達障害であることがわかったのです。
 
 
ですが、その時に病院の先生からは、「なんでもっと早く連れてこなかったの⁉」と言われたんです。
 
 
この言葉を聞いたときは、「どういう意味?今困ってるから相談に来たのに…」という気持ちが沸き起こりました。
 
 
なぜなら、幼少期の頃の長男の困り事を見過ごしてしまっていたことに、気がつけていなかったからなんです。
 
 
専門家に相談するという選択をしたことで、その後発達科学コミュニケーションとも出会い、今この子が困っていることはなにか?に気づいて、対応ができるようになりました。
 
 
子どもの本当の困り事に目を向けることで、兄弟揃っての発達障害でも、子どもの可能性を広げる子育てにシフトすることで、私も子どもも一緒に成長することができるようになったのです。
 
 

3.困り事に違和感を感じたら、見過ごさないでほしいワケ

 
 
「なにか気になる…」と困り事に違和感を感じても、そのまま「今だけだから、成長したら解決するだろう」と見過ごしてしまっていませんか?
 
 
「もしかして、発達障害かも?」と困り事に違和感を感じたら、見過ごさずにすぐに対応することが大切になってきます。
 
 
それは、年齢が高くなればなるほど、受けられる公的支援が少なくなってしまうからなんです。
 
 
不登校で長男が発達障害と診断されたときに病院の先生から言われた、
 
 
「なんでもっと早く連れてこなかったの!?」
 
 
という言葉には、幼児期のほうが、受けられる発達支援が多いということが含まれていたのです。
 
 
幼児期に発達支援を受けられる機会が多いのは、まだ脳が未熟な状態であるゆえに、早く始めることで、発達のスピードが早いため、早期の対応ができるようにするためです。
 
 
 
 
それを知らなかった当時の私は、長男の幼少期の頃に「もしかして、発達障害かも?」と困り事に違和感を感じても、ネットや周りの人の情報から、子どもの未来を変える選択ができないでいました。
 
 
「大きくなったら大丈夫」
 
「うちの子もあったから、気にしちゃだめよ」
 
「長子、あるあるだよね」
 
 
などと言われるたびに、発達障害のネット情報も当てはまらないことがあるし…と思いました。
 
 
「年齢が上がれば、解決するはず…」
 
 
そう自分に言い聞かせて、子どもの本当の困り事はなにか?ということを見逃してしまっていたのです。
 
 
家族やママ友は専門家ではありませんし、子どもの発達に関する情報はネットに溢れているため、どれが我が子にあったものなのか、選び取るのは難しいのが現状です。
 
 
次男の発達の困り事のときは、保育士の先生からのアドバイスのもと、教育相談をすることで病院受診につながり、発達障害であることがわかりました。
 
 
もし兄弟の困り事で専門家に相談していなければ、長男が本当はどんなことに困っているのか、気付けなかったかもしれません。
 
 
「もしかして、発達障害かも?」と違和感を感じたら、見過ごさずに専門家に相談することで、子どもの未来を変える選択肢を広げることにつながるのです。
 
 
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4.兄弟で発達障害児の未来を変える子育てにシフトする

 
 
兄弟で発達障害児の未来を変える選択とはどういうものでしょうか?
 
 
それは兄弟揃って発達障害でも、一人ひとりに合った対応ができる子育てになる選択をすることが大切になってきます。
 
 
未来を変える選択肢として、発達障害の困り事への捉え方や関わり方を変えて、一人ひとりにあったサポートをすることで、可能性を広げることができるからです。
 
 
 
 
ですが、兄弟で発達障害とわかっても、同じ困り事かといえば、違います。
 
 
子どもたちの特性も違っているため、対応もバラバラ。
 
 
そのたびに相談することが起こりがちです。
 
 
また、成長するにつれて、違う困り事も出てきます。
 
 
発達障害の困り事が出てくるたびに、それぞれの子どもにあった対応策を探す、1人で悩む時間にするのか…
 
 
それとも自分自身が発達の知識を学び、この年齢になったらこんな困り事が出てきそう…と、兄弟揃っての発達障害に対応できるママになっているか?
 
 
もちろん、兄弟揃って対応できるママになるのが一番ではないでしょうか?
 
 
私は、発達科学コミュニケーションに出会い、子どもの本当の困り事に目を向けることで、発達障害の捉え方や関わり方を変えることができました。
 
 
子どもの可能性を広げる子育てにシフトすることで、私も子どもも、一緒に成長することを楽しめるようになりました。
 
 
ここには、ママたちの子育ての記録がたくさんあります。
 
 
そのため、兄弟揃って発達障害でそれぞれの困り事が出てきても、1人で悩まず対応することができます。
 
 
子どもへの対応だけではなく、私自身も悩む時間を、子どもの未来を変える選択肢を増やす時間に変えることができました。
 
 
ぜひ、兄弟で発達障害児の未来の可能性を広げる子育てにシフトしてみませんか?
 
 
 
 
子どもの困り事で悩んでいるママに、親子の未来を広げる方法をお伝えしています。

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執筆者:かねた 愛
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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