自分のことしか考えなかった早産児がお手伝いをしてくれた!「できたこと」に注目する声かけ

 

何度言っても行動しない、自分のことばかり…と悩んでいませんか?それは、「しつけが足りない」わけではありません。行動のコントロールが苦手な早産児が自ら動き出す子になった!「できたこと」に注目する親の声かけをお伝えします。
 

【目次】

1.「何度言っても聞かない」のは、なぜ?
2. 早産児の脳が持つ「困りごと」の正体
3.ダメ出しばかりしていた私
4.自ら動き出す子を育む「肯定の注目」3つのステップ

 
 

1.「何度言っても聞かない」のは、なぜ?

 
 
「何度言っても同じことを繰り返す…」
「自分の興味のあることしかしない…」
 
 
小学校に入学しても、朝の準備や宿題を促さなければ動かず、明日の準備など考えもしない
 
 
親として、何度注意しても変わらない姿に悩む。
 
 
もしかして、うちの子は「しつけが足りない」のかな…
 
 
あなたはそう思っていませんか?
 
 
 
 
しかし、それはあなたのせいでも、お子さんのせいでもありません
 
 
その原因は、お子さんの「脳の特性」にあったのです。
 
 
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2. 早産児の脳が持つ「困りごと」の正体

 
 
私の長男は2ヶ月早産(31週)で生まれました。
 
 
予定より早くお腹の外に出てきたことで、脳の発達に凸凹がありました。
 
 
その中でも、特に「自分の行動をコントロールすること」が苦手だったのです。
 
 
重要度の低い情報はすぐに頭から抜け落ち、自分の興味のあることにだけ集中してしまう。
 
 
 
 
これは、「わがまま」なわけではありません。
 
 
未熟な脳は、自分自身に「今はこれをやる時間だよ」「次はあれをやるよ」と指示を出すことがまだ苦手なのです。
 
 
そのため、親に促されないと、いつまでも動き出せないのです。
 
 

3.ダメ出しばかりしていた私

 
 
「なんで準備しないの!」
「早く宿題やりなさい!」
 
 
私も、長男が何度注意しても聞かない姿に、毎日イライラしていました。
 
 
「もっとしっかりしつけないと…」と、できないことばかりに注目し、ダメ出しばかりする親になっていたのです。
 
 
 
 
このままではいけないと悩んでいた私を変えたのが、発達科学コミュニケーション(発コミュ)でした。
 
 
「親子の会話を変えることで、子どもの脳の発達を促す」という考え方に出会い、私はまず、長男への声かけを根本から見直すことにしたのです。
 
 

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4.自ら動き出す子を育む「肯定の注目」3つのステップ

 
 
なぜ、私の声かけを変えるだけで、長男はここまで変わることができたのでしょうか?
 
 
その答えは、「ぼくはできる!」という自信が芽生え、「あれもやってみよう!」という前向きな姿勢へと変わったからです。
 
 
長年染み付いた「できないことを指摘する」習慣を変えるのは容易ではありませんでした。
 
 
しかし、考えてみれば、大人でも自分のできないことばかり指摘されたら、やる気が出るでしょうか?
 
 
子どもの自信を育み、自発的な行動を促すには、私たち親が変わることが必要だったのです。
 
 
 
 
ステップ① 「できないこと」ではなく「できたこと」に注目する
 
 
子どもができたことや、頑張っている小さな一歩に注目しましょう。
 
 
例えば、朝の着替えが遅い息子に、私はこう伝えました。
 
 
「朝ごはん食べ終わったね!」
 
 
次の行動を促すのではなく、できたことだけを言葉にすることで、子どもの心は次の行動への準備を始めます
 
 
ステップ② 具体的に言葉にして伝える
 
 
「すごいね」という漠然とした褒め方ではなく、具体的に言葉にすることで、子どもは「自分はこれができたんだ!」と実感しやすくなります
 
 
「このおもちゃ、ちゃんと片付けられたね」
「自分で歯を磨いたの、すごいね」
 
 
こうして、小さな成功体験を積み重ねていくことができます。
 
 
ステップ③ 行動したら、もう一度声をかける
 
 
行動が終わった後に『○○できたね!』ともう一度伝える事で、子どもの中に「自分はできる」という記憶が倍速で貯まっていきます
 
 
できた!の記憶が貯まることで『あれもできるかも?』とチャレンジする気持ちが芽生え、行動範囲が広がります
 
 
ある朝、いつもなら何度も促さなければならない朝の準備を、息子が一人でやり始めたのです。
 
 
「ママ、見て!自分でできたよ!」と、誇らしげな顔で報告してくれました。
 
 
そして長男は、自ら動き出すようになっただけでなく、弟のリュックを「持ってあげるよ」と手伝ったり、食事の後にお皿を下げてくれたり、さらには明日の学校の準備も前日に自分から始めるようになりました。
 
 
この変化から、私は、親の役目は「しつけること」ではなく、子どもの「できた!」をたくさん見つけ、自ら動き出す力を育むことだと気づきました。
 
 
今では、息子の「できた!」という笑顔を見るたびに、私自身も成長させてもらっていると感じます。
 
 
 
 
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執筆者:大島さくの
(発達科学コミュニケーション トレーナー)
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