友達関係がうまくいかない中学生女子のトラブル解決!コミュ力を高めるサポート法

 

中学生女子の友達関係で悩んでいませんか。友達関係がうまくいかないのは性格ではなく発達段階の違いが原因かもしれません。中学生女子の友達関係をスムーズにするおうちサポート法をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.中学生女子が友達関係でトラブルになりやすいのは性格のせい?

 
 
女の子の友達関係って難しいですよね。中学生時代が一番サバイバルだった!というお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
友達関係がうまくいかないと、自分のすべてがダメに思えてしまったりするものです。
 
 
実は、友達関係のトラブルの背景には、性格の問題ではなく“発達段階”が関係していることがあるんです。
 
 
 
 
特に中学生女子の友達関係では、グループに関するトラブルが多く見られますよね。
 
 
友達に仲間はずれにされてるかも…
 
うまくグループの輪に入れない…
 
それでも今のグループを抜けたら終わり…
 
 
そんなふうに落ち込んでいるわが子を見ると、どう声をかけていいか分からない、と感じることもあるでしょう。
 
 
この記事では、中学生女子の友達関係がうまくいかない理由と、友達トラブルを解決するためのサポート法をお伝えします。
 
 
 
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2.中学生女子が「グループ」にこだわる理由

 
 
小学校高学年から中学生にかけての思春期は、親から心理的に離れ“同年代の仲間”とのつながりを求めるようになります。
 
 
中学生女子がグループにこだわるのは、自分と似た存在との関係を通して「自分とは何か」を理解しようとする発達段階にあるからです。
 
 
心理学では、友達関係の発達は次のようなステップで進むとされています。
 
 
①ギャンググループ(小学中学年ごろ):
性別に関係なくなんとなく集まってワイワイ遊ぶ、目的重視の大人数グループ。個人より「集団のノリ」が大事。
 
 
②チャムグループ(小学高学年~中学生ごろ):
“いつも一緒”の少人数グループ。特に女子に多い。共通の話題や行動が安心感となり、メンバーの入れ替わりに敏感。
 
 
③ピアグループ(中学生後期、高校生ごろ~):
お互いの違いを認め合える関係。対等でありながら、自分の意見や立場も大切にできるようになる。
 
 
成長とともに求める友達関係は変化していきますが、実際には発達のスピードに個人差があります。
 
 
発達が進み、「ピアグループ」のような関係を求める子にとっては、「ずっと一緒」「空気を読む」ことが多いチャムグループが窮屈に感じられることもあります。
 
 
 
 
しかし、学校ではグループ行動が多く、本当は疲れていても無理に合わせてしまう子も少なくありません。
 
 
だからこそ、自分の気持ちを人に伝えるコミュニケーション力が大切になります。
 
 
 

3.中学生女子の友達関係をスムーズにするカギはコミュニケーション

 
 
自分らしく、かつ友達関係もスムーズにするには、日常の中で少しずつコミュニケーション力を育てることが重要です。
 
 
コミュニケーション力は、
 
 
・気持ちを整理する
 
・感情を落ち着ける
 
・ストレスを和らげる
 
といった、自分と向き合う力にもなります。
 
 
 
 
「自分はどういう人間で、どんな関係が心地よいのか」を理解していると、相手に合わせすぎて疲れたり、無理な我慢を続けたりすることが減ります。
 
 
自分自身を知ることが、グループに属しながら自分の軸をしっかり保つための第一歩です。
 
 
また自分を理解していても、その思いを相手に伝えられなければ、友達との関係はうまくいきません。
 
・相手の話を最後まで聞く
 
・自分の気持ちをわかりやすく伝える
 
・誤解を解くための言葉を持っている
 
 
といった、基本的なコミュニケーション力も欠かせません。
 
 
実はこの力は、日常のちょっとしたやり取りの積み重ねで育っていきます。
 
 
そしてその練習は、友達関係の中だけでなく、家での親子の会話からでも十分に始められるのです。
 
 
 

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4.友達関係がうまくいかない中学生女子のおうちサポート法

 
 
友達との関係づくりがうまくいかない中学生女子にしてほしいのは、お母さんとの1対1のコミュニケーションです。
 
 

◆①1対1の会話でコミュニケーション力を育てる

 
 
お母さんとの会話を通して、コミュニケーションの成功体験を積み「自信」を育てます。
 
 
中学生女子とは、アドバイスではなく「なるほど、そう思うんだ。お母さんはこう思う」という、お互いを尊重する会話が基本。
 
 
もし娘が「無視されてる気がする…」とポツリと言ったら、心配であれこれ聞きたくなりますが、途中で口をはさまず最後まで耳を傾けましょう。
 
 
「ふんふん」と相づちを打ちながら、否定せず「そう思うんだね」と共感を示して寄り添うことが大切です。
 
 
言葉にすることで、悩みが整理され対処法が見えてくることがあります。
 
 
お母さんはそのガイド役になり、アドバイスはグッとこらえ、「それから?」と言葉を引き出していきましょう。
 
 
子どもは、自分の言うことを否定せずに聞いてもらえる経験を通して、自信を育んでいきます。
 
 
 
 

◆②自分を理解し大切にする

 
 
友達関係がうまくいかない中学生におすすめなのは、「自分の時間」を楽しむことです。
 
 
グループに慣れている子は、誰かのために行動することが当たり前になっているかもしれません。本人が主役になり、自分で物事を決める時間を作ってみてください。
 
 
例えば、親子で図書館に行き、それぞれの時間を過ごしてみるのもおすすめです。
 
 
図書館はひとりでいるのが自然な場所なので、自分の好奇心で本を選べます。
 
 
いかがでしたか?中学生女子の「いつも一緒」の友達関係がうまくいかないと感じるのは、心の発達が一歩進んでいるからかもしれません。
 
 
自分を大切にしながら友達関係を築けるようサポートしていきたいですね。
 
 
 
 
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執筆者:本田ひかり
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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