最近では人気の高いキャンプ。このキャンプこそが、発達障害やグレーゾーンの幼児にとても良い効果をもたらしてくれるんです。特に不安の高いASD症状があるお子さんにオススメ!対応力を育て行動を引き出すお出かけスポットをご紹介します。 |
【目次】
1.発達障害やグレーゾーンの幼児にとって良いことだらけの自然体験!
2.初心者にもオススメ!埼玉県のケニーズ・ファミリー・ビレッジ・オートキャンプ場
3.不安が高いASD症状の子どもの対応力の基礎を育て行動を引き出す
1.発達障害やグレーゾーンの幼児にとって良いことだらけの自然体験!
「キャンプが子どもにとって良いと聞くけど、一体なにが良いの?」
最近では、大人にも子どもにも人気のキャンプ。ご家族でのお出かけを選ぶ際にもキャンプが頻繁に候補にあがるご家庭も多いのではないでしょうか?
特に、外で食べるバーベキューは子どもにとっても非日常で楽しさも美味しさも倍増ですよね。
実はこの非日常のキャンプこそが、自閉症スペクトラム(ASD)傾向の発達障害の幼児にとってとても良い効果をもたらせてくれるんです。
不安の高い発達障害やグレーゾーンの幼児は行動の幅が狭いことも多く、なかなか広がらないことがあります。
自然体験が存分に満喫できるキャンプは、季節を肌で感じ取ることができ、見たことのない虫や草花に遭遇できるチャンスも多く、子どものワクワクをかき立てる要素が満載なんです。
2. 初心者にもオススメ!埼玉県のケニーズ・ファミリー・ビレッジ・オートキャンプ場
今回は、キャンプデビューの方にも、まだキャンプに慣れていない初心者の方にもオススメなキャンプ場をご紹介します。
埼玉県飯能市にある、ケニーズ・ファミリー・ビレッジ・オートキャンプ場。
ここは名前の通り、ファミリー専用のキャンプ場です。自然豊かな場所にありながらも都心から1時間という好アクセス。
名栗川が流れており、とても綺麗な清流でゆっくりと家族の時間が過ごせます。川の周りは石場があり、お子さんと楽しく石拾いをしても良いですね。
また整備されながらも自然が多く川の近くにはカニがいたり、水が綺麗なこともあり小魚が泳いでいることもあります。
自然の遊びに少し飽きてしまったら、同じ敷地内にある遊具施設へ。
ここでは、木でできたブランコがあり、バスケットゴールが設置されています。何も持っていなくても大丈夫!縄跳びやボールが置かれており誰もが自由に使って遊ぶことができますよ。
ファミリー専用ということで、小さな子どもを連れて行くにはとても安心できるキャンプ場です。トイレや敷地内も清潔に保たれており、子どもも安心して楽しく過ごすことができますよ。
3. 不安が高いASD症状の子どもの対応力の基礎を育て行動を引き出す
キャンプが不安の高いASD症状の子どもに特にオススメな理由!
それは、子どもが自然体験を通し、楽しい!やってみたい!のワクワクする気持ちから行動の幅を自然に広げてあげることができるんです!
大人だって、楽しい!やってみたい!と思ったら、行動を起こしやすくなりませんか。子どもも同じです。
川の近くで石拾いをして「この石の形、ハートみたいだね〜」とか、「あの石の間にカニがいるよ〜」とか、お母さんやお父さんの声がけで一気にワクワクが加速するんですよね。
不安の高い発達障害やグレーゾーンの子どもは自分の安心できる場所やいつも同じシチュエーションに安心します。
我が家の娘も、はじめはキャンプ自体を不安に感じていましたが、自然の中で楽しいが先行し行動を起こしたことが成功体験として刻まれているようです。
ぜひご家族で非日常だからこそしかできない楽しさを味わってくださいね。
――施設詳細――
【施設名】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ・オートキャンプ場
【住所】埼玉県飯能市上名栗3196
【TEL】042-979-0300
【受付時間】8:45~17:00 (火曜・水曜日不定休)
【ホームページ】http://www.kfv.co.jp
※この記事の情報は2019年12月時点のものです。訪問の際には公式ホームページで最新の情報を確認してくださいね。
執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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