ASDタイプの不安が強い子が自分の気持ちを言えるようになる!ママができるお家カウンセリング

発達障害でASDタイプのお子さんはネガティブな記憶を溜め込みやすく不安が強い傾向にあり、何がそんなにも不安なの?とママも困っていませんか?ママとスキンシップを取りながら会話するだけで不安を少なくできる簡単な方法をお伝えします!
 

【目次】

 

1.やる気がないのは不安だから回避したい!という気持ちの現れ

 
 
自閉症スペクトラム症(ASD)タイプのお子さんは、自分の経験がない初めての事が苦手だったり、不安が強い傾向にあります。
 
 
我が家の小学校1年生の息子もその一人です。
 
 
息子の場合は、見通しの立たない事は「やりたくない」と拒否をして回避をするという方法を取ります。
 
 
そのためやる気がないなどとネガティブな印象を持たれやすいです。
 
 
幼稚園では手厚いサポートの元、そこまで困ることもありませんでしたが、小学校に入学すると幼稚園のように学校の様子を伺い知ることができません。
 
 
学校からの電話で、全く授業に参加できていない事を知り、愕然としました。
 
 
 
 
 
そのうち、「学校へは行きたくない」と言い出し、家でも思い通りにいかなかったりするとイライラして癇癪が増えていきました
 
 
この状況を一秒でも早く抜け出したい!と思い、どうしたら不安を少なくできるか?を考えました。
 
 
我が家で実践して効果のあった事をお伝えします。
 
 
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2.ASDタイプの不安が強い特徴

 
 
ASDタイプのお子さんは、特性によるさまざまな苦手さを持っている場合が多いですよね。
 
 
本人にとって経験のない初めての事、見通しの立たない事、集団行動が苦手だったりこだわりが強いなどです。
 
 
特に、先の見えない状況に対して、必要以上に不安を感じてしまうことがあります。
 
 
なぜかというと、これは危険だと感じて警戒したり防衛したりという生きていく上で大切な反応が人間に備わっているからです。
 
 
不安がいっぱいの小学校は特別な何かきっかけがなくても、ただ行くだけで疲れた…など嫌な記憶として残りやすいんです。

ですので、更に不安を大きくしてしまうことになります。

 
 
 
 
そして一度そのように記憶されてしまったことは、なかなか変えること・消すことがができません。
 
 
どんなにわかりやすく説明されても、一度根付いてしまった不安を子どもが自分で取り除くことはとても難しいです。
 
 
そのため、毎日学校へ行く度に、不安は溜まっていく一方で、ますます不安が強くなっていってしまうのです。
 
 
脳の特性を理解して正しくお母さんが対応することが不安を少なくする鍵になりますよ!
 
 
 
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3.不安を少なくするため4つの方法!

 
 
では、不安の強いお子さんが不安を少なくするためにはお家でどんな対応が効果的にできるのでしょうか?
 
 
4 つの方法をお伝えします。
 
 

◆スキンシップをたくさん取る

 
 
我が家では赤ちゃんの時に毎日ベビーマッサージをしていました。
 
 

そこで赤ちゃんの時は毎日こんな感じでマッサージやってたんだよーと声を掛けながら、体に触れることを取り入れてみました。

 
 

朝起きれない時は布団の上から背中や身体をさすりながら起こし、良く眠れた?など優しく声をかけ、まったりする時間を作りました。

 
 

大人も優しくマッサージされると心地よいですよね!

 
 
心地よさを感じながら続けると、「足をやってください」や「マッサージして」などリクエストがくるようになりましたよ。
 
 

◆否定はせずに共感する

 
 
マッサージをしながら、リラックスして話をする時間も作れます。
 
 
「毎日疲れてるよね」「不安だよね」などと不安な気持ちを否定せずに、一旦受け止めます。 
 
 
 何がどのように不安なのか?困っていることは何か?まずは全て吐き出させてすっきりさせてあげることがとても大切です。
 
 
そうすることで「よくわからないけど…つらい」と息子は自分の気持ち言うことができるようになってきました
 
 
はっきりした原因はなくとも、どうして良いかわからないで困っている気持ちはとても伝わってきました。
 
 
そして、あなたが辛いならお母さんも辛いんだと共感して更に気持ちを受け止める事を繰り返し続けました。
 
 
そうすることでだんだんと落ち着きを取り戻していきました
 
 

 
 

◆こうなったらどうする?見通しを持たせる

 
 
ASDタイプのお子さんの場合、ルーティン化したことや理解したことに取り組むことはあまり難しくありません。
 
 
学校で困ったことが起こったら、どうするか?をお子さんと一緒に考えてみましょう。
 
 
例えば
 
 
・授業中の待ち時間、何をして待てば良いか?

・困ったことやわからないことがあった場合、どの先生に聞くか?
 
 
できるだけ、細かく決めると迷う事が少なくなり、行動しやすく不安も少なくなります
 
 
暇な時間はこれをして待つ、などが自分で決められるようになるとはなまるですね!
 
 

◆できたね!の成功体験をたくさん記憶させる

 
 
どんな小さな事でもいいので褒めて成功体験として記憶させることです。
 
 
・お友だちに大きな声でおはようが言えたね!
・先生が〇〇を頑張ってたって教えてくれたよ!
 
 
こうすれば良いんだ!がわかれば不安に感じる事が少なくなり、自分から行動することが増えていきますよ。
 
 
気持ちが安定してきたのか、息子は少しずつ、落ち着いて学校へ行けるようになってきています。
 
 
できたことやできていることに注目して伝えることで、不安の強いASDタイプの子どものネガティブな記憶を少しづつポジティブな記憶へとママが変えていくことができます 
 
 
 ぜひ取り入れてみてくださいね!
 
 
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執筆者:池乃希子 

(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 
 
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