子どもに対し感情的に叱ってしまった…。そのあとどのように関わっていますか?親から子どもに謝るなんてありえない。謝るタイミングが分からない。そんなママへ謝ることの大切な理由をお伝えします。
1.叱りっぱなしは良くない
叱りっぱなしにすると子どもにどのような影響があるでしょうか?
ママも子どももココロの中がモヤモヤした状態が続いてしまいます。
ずっとそのことがココロにひっかかり、他への注意が散漫になってしまいます。
そんな中、学校に行った子どもは、通学中に車にひかれそうになったり、
友達に八つ当たりをしたりしてしまうかもしれません。
友達に八つ当たりをしたりしてしまうかもしれません。
ママも仕事に集中できなかったり、パパにイライラをぶつけてしまったりするかもしれません。
そのまま寝てしまえば、その気持ちを引きずった夢を見てしまい余計に頭に定着してしまうからです。
2.感情に任せて叱っても意味がない
カッとなってしまう事は誰でもあります。しかしその気持ちをすぐにぶつけてはいけません。
受け取る側の子どもにも、思いがあるからです。
急に頭ごなしで言われると子どもも怒りがこみ上げ、何も受け入れられなくなってしまうのです。
親としてどうしても伝えたい事はもちろんあります。
それは冷静になった時に言わないと結局意味がないのです。
3.せっかく謝っても意味がない言い方
謝り方も、言い方次第では逆効果になってしまうことがあります。
「ママが悪かった。でも…」
「謝罪+あなたも悪かったのよ」
という一言だと謝られた気がしなくなり、子どもに受け入れてもらえないのです。
謝ったのに子どもがいつまでも怒っている場合は、もしかしたらこんな言い方になっていたのかもしてません。
4.ママの謝り方が子どもを育てる
自分が悪い事をした時に、子どもに謝っていますか?
謝ってもらえると子どもは気持ちがすっきりします。
悪い事をした時に謝るという思いを感じ理解する事で、自分も悪い事をした時には、しっかり謝ることが大切だと学ぶ事ができるのです。
謝るのに親も子も関係ありません。
悪い事をした時は、謝ることが大切という事を、子どもにしっかりと学ばせる為には、ママが日ごろから子どもにきちんと謝れているかがポイントとなるのです。
執筆者
発達科学コミュニケーション
トレーナー まつのえり