子どもに対し感情的に叱ってしまった…。そのあとどのように関わっていますか?叱りっぱなしが子どもに与える影響、NGな謝り方、そして親が謝ることの大切さをわかりやすくまとめました。参考にしていただければ嬉しいです。
1.「親が感情的に叱ってしまう」のはなぜ?親が謝る前に知っておきたいこと
叱りすぎてしまうときというのは、ほぼ必ずその裏に 怒り・疲れ があります。
例えば…
・疲れていて余裕がない
・寝不足が続いている
・子どもを思い通りに動かしたくなる気持ちがある
・イヤイヤ期・反抗期でストレスが溜まっている
怒りはいきなり爆発するのではなく、 実はその前から 助走が始まっています。
つまり、感情のコントロールは爆発した瞬間より、助走の段階で気付いてケアすることが大切です。
そして、これは ママが悪いわけではありません。
どんな大人でも、同じ状況になれば叱りやすくなるもの。
まずは「そうなりやすい環境だった」と知ることが第一歩です。

2. 叱りっぱなしはNG!親が謝るフォローがないと子どもに起きる変化
叱りっぱなしにすると子どもにどのような影響があるでしょうか?
叱った後に何もフォローがないままだと、 ママも子どもも心にモヤモヤが残り、日常に影響します。
例えば…
朝叱ったまま送り出すとどうなるか?
子どもは気持ちがモヤモヤしていると下を向いて歩くため、視野が狭くなり 交通安全上も危険 が高まります。
そして、学校では…
・表情がいつもと違い暗い
・不機嫌で友達とトラブルになりやすい
・けがが増える
・授業に集中できない
という状態になりがちです。
そしてママも
・自身も仕事や家事に集中できない
・ パパにイライラをぶつけてしまう
・自己嫌悪で更に疲れる
悪循環が起こり、親子ともにしんどい状態が続きます。
また、夜寝る前に叱るのも精神的な面でよくありません。
というのも、寝ている間中その嫌な気分が続き頭に定着してしまうからです。

3. 感情で叱っても伝わらない理由|親が謝る前に知っておきたいポイント
カッとなってしまう事は誰でもあります。
しかしその気持ちをすぐにぶつけてはいけません。
怒りの勢いでぶつけてしまうと…
・子どもはショックで頭がいっぱい
・本当に伝えたい内容が入ってこない
・反発心だけが残る
受け取る側の子どもにも思いがあり、頭ごなしに言われると怒りや悲しみがあふれてしまうからです。
親としてどうしても伝えたい事はもちろんあります。
大事なことこそ、ママが落ち着いてから伝えるほうが効果的です。
4. 親が謝るつもりが逆効果に?意味がなくなるNGな謝り方
実は、親が感情的に叱ったとき、子どもはこんなふうに感じています。
・「自分も悪かったけど、そんなに怒らなくても…」
・「言いたいことはわかるけど、その言い方は納得できない…」
つまり、 言っている内容は理解しているのに、 気持ちの部分で納得できていない状態。
だからこそ、 親が謝ると気持ちの部分がスッと納得できる のです。
その結果、 かえって子どもはママの言葉を素直に受け入れられるようになります。
1つ気を付けておきたいことは、謝り方も言い方次第では逆効果になってしまうことがあります。
♦NGな謝り方
以下のような「謝罪+子どもを責める言い方」は逆効果です。
・「ママも悪かったけど、あなたも悪いのよ」
・「ごめんね。でも、あなたが○○しなかったからでしょ」
・「言いすぎたね、ごめん。だけど、やることはやってよね」
これでは子どもは 「謝られた気がしない」ため、気持ちの整理ができません。
謝ったのに子どもがいつまでも怒っている場合は、もしかしたらこんな言い方になっていたのかもしれません。
5. 親の謝り方が子どもを育てる
ママが素直に「ごめんね」と言える姿は、そのまま子どものお手本になります。
謝ってもらえると子どもは気持ちがすっきりします。
・悪かったときに認める力
・相手の気持ちを想像する力
・関係を修復する力
これらは、子どもが社会で生きるために必ず必要な力です。
悪い事をした時に謝るという思いを感じ理解する事で、自分も悪い事をした時には、しっかり謝ることが大切だと学ぶ事ができるのです。
謝るのに親も子も関係ありません。
悪い事をした時は、謝ることが大切という事を、子どもにしっかりと学ばせるには、ママが日ごろから子どもにきちんと謝れているかがポイントとなるのです。







