ママからべったり離れられない母子分離不安っ子がいるママ。家事をしようにもなかなか進まないと諦めていませんか?そんなママと子どもには一緒に家事をするのをおすすめします。どうして遊びの中にお手伝いを取り入れるのが良いのか?をお伝えします。
1.何もできないことを逆手にとろう!
いつもママにべったりな子どもがいると、掃除や洗濯、料理などの家事ができない事も多々あるかと思います。
「やらなきゃ!」
という気持ちが子どもに伝わってしまうと、
子どもは「ママ!ママ!」になってしまいます。
そんな時は、無理にやろうとはせず、子どもと一緒にできそうな家事を考えて、楽しくやってみましょう!
2.母子分離不安っ子にお手伝いをさせようとすると…
自分の家事をやってもらいたくて、子どもに手伝いをしてもらおうとお願いすると、子どもの中に「面倒だな」という思いが出てしまいます。
母子分離不安っ子は、ネガティブな感情が残りやすいので、いかに楽しくお手伝いができるかが重要なのです。
では、どのようにしたら楽しくお手伝いができるようになるのでしょうか?
3.母子分離不安っ子にお手伝いをさせる事が良い理由
私が娘とやった事を紹介します。
まず、子どもの出来そうな掃除を任命します。
「床にゴミがいっぱい落ちています!床拭きワイパーの隊長になってもらいます。お願いします!ママはハンディワイパーをやります。」
そういうと娘は急に楽しいモードになり
「わかりました!」
とワイパーを持って部屋中を走り回りました。
時に、掃除の要素を取り入れます
「隊長!あっちにもゴミがあります。急いで回収してください!」
そうするとまた
「わかりました!」と楽しそうに掃除をしていました。
「拭いてくれたところがすごくきれい!助かるなー!」と 途中で褒め言葉を入れることも大切です。
そのうち娘からも
「ママ!ここに、ほこりがあります。掃除してください!」と司令がはいります。
こちらの指示に従うだけではなく、娘も考えて指示をしてきます。
「お手伝いしてくれたから助かっちゃった!また一緒にやろうね!」と声をかけると
「うん!また手伝うね!」と嬉しそうに言ってくれました。
このように遊びながらお手伝いをすることで「自分もママのお仕事ができた!」という自信がつきます。
大好きなママが一緒に見守ってくれる中でお手伝いができたという成功体験は、母子分離不安っ子の成長にとても大切なのです。
執筆者
発達科学コミュニケーション
トレーナー まつのえり