新学期に向けて不安の強い子どもを持つママがいつもの会話をブラッシュアップする方法とは?

入学、進級、進学を目前に子ども達は不安になっていないでしょうか?そんな時こそお母さんの会話力が試されます。いつもの会話にあることを意識して会話をすると、お子さんの不安な気持ちが和らぐことができますよ。
 
 

1.春先は環境の変化が不安の原因になります

 
 
新学期も目前となり、入学や進級、進学の準備を始めたりする方もいるのではないでしょうか?
 
 
実は入学や新学期までの過ごし方はとても大切なんです。
 
 
なぜならば、母子分離不安の原因の1つに環境の変化があげられるからです。
 
 
幼稚園や保育園では、毎日、当たり前に手を繋いで一緒に登園していたけれど、小学生になると、入学したその日から、あたかもひとりで行くことが当たり前のようになっています。
 
 
つい数日前まで、ママと一緒に手を繋いで歩いて登園していたのに、小学生になると一人で登園して行くことを要求されてしまうのです。
 
 
それだけでなく、入学すると新しいことの連続で、
 
 
・新しい教室
・新しいお友達
・新しい先生
・新しい勉強
・新しい給食
・新しい掃除
・新しい学童
・新しい通学路
・新しいランドセル
 
 
 
 
など、新しい!初めて!の連続です。
 
 
改めて書き出してみると、子どもたちは毎日、毎日、数えきれないほどの「新しい」に出会っているということが分かりますね。
 
 
きっとこれ以外にも新しい!初めて!というものはあるはずです。
 
 
大人でも、一度にこれだけ環境が変わると緊張もしますし、少し憂うつな気分になると思うんです。
 
 
大人がそうなら子どもはその何倍も何十倍も敏感に感じ取り、その中で頑張ろうとするのではないでしょうか?
 
 
なので、この時期に子どもが不安な気持ちになるのは当り前であり、親にとっても初めてのことなので一緒に不安になるのは当り前です。
 
 
「どうしてうちの子は小学校に行くのが楽しみじゃないの?!」とか、
 
 
「母親なのに不安になる自分がダメだ」とか、
 
 
「もっと前向きにならないと!」と思わないでくださいね。
 
 
不安な気持ちを抱いて当たり前なのです。
 
 
そのような中、年齢が少し上の子ども達の春先の不安は、最近はちょっと形態が変わってきています。
 
 

2.最近の子どもは新学期前からSNSに縛られる…

 
 
小学校高学年から中学・高校と年齢があがってくると、小学校低学年の子どもとはまた違うことに不安を抱えるようになります。
 
 
もともと、不安気質はその子が持って生まれたものということもあり、中学・高校になってもその特性は残っていることもあるので、やはり環境の変化が原因で不安が強くなることがあります。
 
 
最近の子どもの場合は、私たち親世代では考えられないようなことで不安が膨らみます。
 
 
現代の子どもは携帯電話の普及により、学校が始まる前からSNSで繋がり、新学期が始まる前から誰かと繋がって新学期を迎えようとすることです。
 
 
むしろ誰かと繋がっていないと不安であり、自分だけが取り残されてしまうのではないかという想いから、SNS上で同じ学校の友達を探してしまうようですね。
 
 
または自ら発信して、友達探しをしているようです。
 
 
 
 
そのような背景もあって、
 
 
「新学期が始まる前からすでにグループができていて不安」
 
 
「自分は誰とも繋がっていないのに大丈夫か…」
 
 
と心配してしまうようです。
 
 
顔を合わせないうちから友達作りがスタートしているというのが最近の特徴のようです。
 
 

3.不安の強い時期は非言語情報の会話が大切

 
 
いずれの年代の子どもも春先に不安を抱え鬱々としてしまうので、その不安が大きくならないように親子のコミュニケーションがとても大切になってきます。
 
 
親子のコミュニケーションといっても会話だけが全てではありません。
 
 
もちろん話す「言葉」も大切ですが、実は話すことだけがコミュニケーションではないということを知っているでしょうか?
 
 
コミュニケーションには「言葉」以上に大切なものがあります。
 
 
不安の強い子どもに気をつけたい親子の会話のポイントは、言葉も大切ですが、実は「非言語情報」の会話が大切です!
 
 
非言語情報と聞くとすごく難しく感じてしまうかもしれませんが、漢字を見ての通り、言葉に頼らないコミュニケーションで表情や声のトーン、語調などのことをいいます。
 
 
 
 
こんなことありませんか?
 
 
普通に子どもにして欲しいことを伝えただけなのに、子どもに怒っていると勘違いされたり、怯えた目でこちらを見ていたりすることはないでしょうか?
 
 
このように子どもの脳では、言葉の中身より非言語情報が先に処理されてしまうので、言い方次第では、伝わらないことがあるんです。
 
 
この場合はお母さんの表情の方が先に処理されてしまい、真顔のお母さんを怖いと認識してしまったために、子どもは怯えてしまい、言われたことが頭に入らないという現象が起こります。
 
 
だからお母さんは言い方に気をつける必要があるんですね。
 
 
では、会話をする時にはどのようなことを意識したらいいのでしょうか?
 
 

4.3つの「S」を意識したコミュニケーションを!

 
 
非言語情報が大事というお話をしましたが、そこで覚えていただきたい合言葉は「3S」です。
 
 
3つのSの頭文字をとったものです。
 
 
そのSとは、
 
 
Smile…「笑顔」
 
 
Sweet…「優しい声」
 
 
Slow…「ゆっくりと間をとって」
 
 
この3つの「3S」を意識するだけで、褒め言葉や、指示の伝わりやすさが断然変わっていくのです。
 
 
 
 
特に不安が強いお子さんには有効なテクニックです!
 
 
話しかける時からニコニコ笑顔で、そして優しく丸みのある声で、矢継ぎばやに言わず話と話の間をしっかりと取って話すようにしましょう。
 
 
お母さんがこの3Sを意識しながら話しかけると、伝えたい言葉の中身も大事ですが、それ以外にも優しいお母さんの表情や落ち着いたトーンの声などが目から耳から入り伝わっていくので安心感へと繋がっていきます。
 
 
つまり3Sを意識すると子どもの目にはお母さんがいつもご機嫌に映って、家の中が和やかな雰囲気になっていくのです。
 
 
それが子どもに安心感を与え、家の中が安全基地となるので、不安な気持ちなども話せるようになっていきます。
 
 
是非、お子さんへ話しかける際は3Sを意識して話をしやすい雰囲気を作ってみてくださいね。
 
 
 
 
 
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