「すぐ疲れた」という子どもは甘え?繊細な子の本音と親がしてあげられること

「うちの子、すぐ『疲れた』って言うけど大丈夫?」そんな悩みを抱えていませんか?それは甘えではなく、感覚過敏や繊細な気質が影響している可能性があります。疲れやすい子どもへの理解と適切な対応方法を詳しく解説します。
 
 

1.「すぐ疲れた」と言う子どもにどう対応すればいい?

 
 
幼稚園から帰ってくると第一声は「疲れた」
 
 
公園に遊びに行ってもすぐに「疲れた」
 
 
特にお出かけ先ではすぐに「疲れた。抱っこして。もう歩けない!」
 
 
このように「疲れた」が口癖のようになっているお子さんはいませんか?
 
 
そんなの甘えてるだけでしょ!という気持ちから
 
 
「もう疲れたの?」「まだ来たばかりだよ」
 
 
ついこんなふうに言ってしまい、子どもがさらにぐずってしまう…。
 
 
そんな経験があるママも多いでしょう。
 
 
では、親はどんな言葉をかければ、子どもの疲れに寄り添いながらスムーズに行動を促せるのでしょうか?
 
 
 
 
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2.息子の「疲れた」にイライラしていた過去

 
 
私の息子は他の人が怒られていても自分が怒られているように感じてしまう繊細な面を持っています。
 
 
また、以下のような感覚過敏の特徴がありました。
 
 
✔洋服の素材に強いこだわりがある
✔掃除機や大きな音を嫌がる
✔光がまぶしくて写真撮影が苦手
 
 
そんな息子は、水族館に行っても、お買い物に行っても、すぐに「疲れた」「抱っこ」「帰りたい」と言うことがしょっちゅうありました。
 
 
私は、楽しそうに走り回っている他の子と「疲れた」とぐずる息子をつい比べてしまい、息子の「疲れた」は甘えにしか思えませんでした。
 
 
『甘やかさないで、ちゃんと自分で歩かせないと!』と意地になってしまっていました。
 
 
「さっき来たばかりだよ。何でもう疲れるの?」
 
「そんなに疲れるなら、もう来なければよかった!」
 
 
そんな風に突き放して厳しい言葉をかけてしまい、息子をさらに泣かせることもありました。
 
 
しかし、繊細な子どもがすぐ「疲れた」と言うのには、ちゃんと理由があったのです。
 
 
 
 

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3.繊細な子どもが疲れやすい理由とは?

 
 
繊細な子がすぐ疲れるのは、その発達特性や気質が関係しているのです。
 
 
繊細な子どもは、周囲の刺激を普通の子よりも強く受け取ります
 
 
✔人混みのざわめきや話し声
✔明るい照明や強い日差し
✔服のタグや締めつけ感
 
 
これらの情報を常に処理しているため、見た目にはわからなくても、脳が非常に疲れやすいのです。
 
 
また、繊細な子どもは脳の「扁桃体」と呼ばれる部分(危険を察知するセンサーのような役割)が活発で、不安を感じやすい傾向があります。
 
 
つまり、無意識レベルで常に気を張って過ごしているので、普通の子どもよりもエネルギーの消費量が多く、結果として「すぐ疲れた」と言いやすくなるのです。
 
 
このように感覚過敏のある繊細な子どもが、外からはわかりにくい、いろんな刺激や不安に対する困りごとを抱えながら、みんなと同じように行動することはとても大変。
 
 
甘えでも何でもなく、本当に疲れるのです。
 
 
 
 

4.共感と理解の声かけで負担を軽減!

 
 
「疲れた」と言う子どもに対して、どのような声かけが有効なのでしょうか?
 
 
例えば、マラソンの最中に「きつい、疲れた」と言われたら、どう声をかけるでしょうか?
 
 
「きついよね。でも、もう少し頑張ってみよう!」
 
「疲れたね。一度休んでから再開しようか!」
 
 
このような、ねぎらいや応援の言葉があれば、あと少し頑張れたりしませんか?
 
 
子どもが「疲れた」と言った場合も、このように肯定的な温かい言葉をかけることで、子どもは安心し、気持ちを切り替えやすくなります。
 
 
私も息子の「疲れた」を単なる甘えではなく、繊細さからくる本当の疲れだと理解してからは、
 
 
「疲れたよね。あそこのベンチで少し休もうか」
 
 
と優しく声をかけるようにしました。
 
 
それでも最初からうまくいったわけではありません。
 
 
同じような場面がくるたびに、何度も何度も息子の気持ちに共感するねぎらいの声を掛け続けました
 
 
すると、息子も次第に「疲れた」と言う回数が減り、自分から歩こうとする場面が増えていったのです。
 
 
繊細で疲れやすい子どもは、見た目にはわからない刺激を受けながら一生懸命頑張っています。
 
 
「甘え」と決めつけず、共感の言葉をかけながら、適度に休憩を取りつつサポートしていきたいですね!
 
 
 
 
 
 
 
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