もうすぐ新1年生!小学校入学を間近に控え、親子揃って不安でいっぱいになっていませんか?本記事では、入学前の不安を解消し、お子様の一歩を応援できるようになる!入学前の今だからこそ、実践してほしい親子のコミュニケーションをお伝えします。
1.もうすぐ新一年生!入学前の不安でいっぱいのママへ
これから入学を控えている新1年生をお持ちのママ。
もうすぐ卒園、入学準備と忙しい時期に入っていきますね。
入学を間近に控え、こんな不安を抱えていませんか?
✔️ 新しい環境に馴染めるかな?
✔️ 授業についていけるかな?
✔️ お友達と仲良くできるかな?
小学校入学は子どもにとっても、親にとっても新たな挑戦です。
心配事がいっぱいで、楽しみというよりは不安の方が大きいという親御さんも多いことでしょう。
小学校入学に向けて不安でいっぱいのママへ。
本記事では、入学前のママの不安を解消し、お子様の一歩を応援する!
入学前の今だからこそ、実践してほしい親子のコミュニケーションをお伝えします。
2.親の不安が入学前の子どもに及ぼす影響
私には発達障害グレーゾーンの息子がいます。
幼い頃から心配ごとが尽きない手のかかる子だったため、小学校に入学する時はとても不安でした。
「小学校、馴染めるかな…。」
「先生の話をちゃんと聞けるのかな…。」
「友達とうまくやっていけるのかな…。」
慣れ親しんだ保育園を卒園して、小学校でちゃんと生活ができるのか。
本当に心配で仕方がありませんでした。
そんな状況で私が息子にかけていた言葉は
「もうすぐ1年生だから、がんばろう!」
「1人でできる?大丈夫?」
「1年生になれるのかな…。ママ、心配」
というネガティブな言葉でした。
知らず知らずに、私の不安は息子への声かけに表れてしまっていたのです。
これらの私が発するネガティブな声かけにプレッシャーを感じた息子は、どんどん不安が大きくなり、母子分離不安になってしまいました。
母子分離不安とは、母親から離れると不安が強くなり、生活に支障が出る状態になることを言います。
息子は自信をなくし、ひとときも母親である私から離れられない状態になってしまいました。
3.まずは親の不安を解消することから始めてみて!
多くのことを経験してきている私たち大人でも、新しい挑戦に対しては、不安や心配が大きく膨らむものです。
まず、自分自身がどんなことに不安を感じているのか『見える化』してみましょう。
ノートなどに思いつく不安材料を書き出してみると心配事が明確になります。
明確にしたら、分からないを『分かる』にするだけです。
書き出した不安材料の一つ一つを解決し、心配事を一つずつなくしていきましょう。
4.子どもの不安を解消するために今からおうちでできること
お子さんが不安にならないように予防することは、今からすぐにできることがたくさんあります。
この時期にできることをして、4月からの新生活に備えていきましょう。
◆「もうすぐ1年生だよ」とプレッシャーを与えない。
保育園、幼稚園で卒園式の練習が始まったり、おうちにはランドセルが届いたりしますね。
この時期は、周りからも「もうすぐ1年生だね!」という励ましやエールの言葉が増えます。
周りにとっては、善かれと思って言っていることですが、本人にとってはプレッシャーになる場合もあります。
言いすぎていないか、プレッシャーになっていないか? 気をつけたい言葉の一つです。
もし、励ましの言葉をかけるとしたら「1年生、楽しみだね」と一緒にワクワクできる声かけがオススメです。
◆親子の会話、コミュニケーションを増やそう!
不安や心配事を小さくするには、話を聞いてもらった!という成功体験が必要です。
たっぷりと話を聞く時間を意識的にとって、気持ちを整える時間を作りましょう。
◆自信をつける肯定の声かけ
小学校への入学に対してママの不安が強いと、自然と「できないこと」に注目がいきがちです。
できないことではなく、できていることに注目をしましょう。
できていることに注目をするには、当たり前のことを肯定できる「実況中継」がオススメです。
「おはよう、起きてきたね」
「パジャマから着替えたね」
「お出かけの準備バッチリだね」と
できていることに注目して、「できたね」を言葉にして伝えていきましょう。
小さな「できた」の積み重ねが、自信へと繋がります。
これから新入学を迎えられるママへ。
心配なことがたくさんあって不安になってしまう気持ちも経験上よく分かりますが、
「心配事の9割は起こらない」という言葉もあります。
入学まであと少しですが、これからの時期は心配ではなく、自信を育てる対応を中心に行っていきましょう!
「1年生になるのが楽しみ!」になるような日常を過ごしてくださいね。
新一年生の入学を迎えるママの気持ちが少しでもラクになりますように。
執筆者: 堀 このみ
発達科学コミュニケーション トレーナー