待てないギフテッド男子の待ち時間が学び時間になる方法

ギフテッドは、待つのが苦手です。なぜなら、知的過興奮性(過敏性)という特徴があるからです。けれども、遊園地だって楽しみたい!そこで、待ち時間がギフテッド男子の学びの時間になる方法をお伝えします。
 

1 ギフテッド男子の特徴、待てないのはなんで?

 

こんな子いませんか?

 

『じっとしていられない!』

 

 

『待ってられない!(止まっていられない!)』

 

 

ギフテッドの子は、じっとしていたり、待っていることが苦手です。

 

 

では、何がじっとしていられないのでしょうか?

 

 

それは、脳がじっとしていられない、止まれないんです。

 

 

知的過興奮性(過敏性)と言って、刺激に敏感に反応するという特徴があります。

 

 

だから、おもしろい!なんでだろう?

そんな刺激を敏感に受け取ってしまい、じっとしていられなくなってしまうのです。

 

 

だから、じっとしていなきゃいけないときにじっとしていなきゃいけないって、わかっているけど、じっとしていられない。

 

 

『そんな時にじっとしていなさい!』

『動かないよ!』

 

 

と注意しても、効果はありません。

 

 

むしろ、やってはいけないと意識すると、よりじっとしていることが難しくなります!

 

 

逆効果なんです。

 

 

 

2 待つ時間が楽しく学ぶ時間になるんです!

 

待つのが苦手と言っても、じっとしていて欲しい時ってありますよね?

 

 

例えば、遊園地のアトラクションに並んでいる時、ソワソワして、周りの人にぶつかる

 

 

じゃあ、どうしたら、じっとしていられるのでしょう?

 

 

それは、

脳が暇にならないようにしてあげることです。

 

 

①待たなければいけない状況になったら、

本を読むなどの脳が暇にならないための習慣をつけてあげる。

 

 

我が家のギフテッド長男は、

出かける時は、必ず本を持ち歩き、

待つという状況になると本を読んでいます。

 

 

 

②待たなければいけない状況になったら、

周りを観察して、考える種を手渡してみましょう。

 

 

例えば、遊園地のアトラクションで待たなければいけない。

 

 

そんな時は、周りを観察して、

ママの声かけで思考を深めてあげましょう♪

 

 

3 遊園地に行くのが苦痛でした…

 

我が家の子どもたちは、待つことが苦手、じっとしていられない。

 

 

なので、待つことが予想されるディズニーランドやUSJに連れて行ってあげたいけど、連れていけない…という問題があったんです。

 

 

だけど、お友だちと楽しく会話するために、

将来のために世の中のことを知るために、

ディズニーランドやUSJに、

ママが行きたいから!

待つことが必要な場所にも連れて行きたいと思ったんです。

 

 

では、連れて行ってあげるために、どうしたらいいのか?

 

 

ギフテッド男子が待てない理由は、知的好奇心が旺盛過ぎるのが原因です。

 

 

じゃあ、好奇心を奪ってしまう?

 

 

違いますよね^^

 

 

そうではなく、待っている時間を考える(学ぶ)時間にしちゃえばいいんです。

 

我が家の息子たちは、声かけで並んでいる時間を頭を働かせて学ぶ時間にすることで、行列に並べるようになり、遊園地で遊べるようになりました。
 
 

USJで学びました^^

 
 

4 待ち時間を学びの時間にする方法

 
では、待ち時間をどうやって、学びの時間にするのか?
 
 
例えば、
母:『ここに並んでいる人、何人いる?』
 
 
と問いかけよう^^
 
 
子どもが答えたら、
 
 
母:『この人たち、ここで今日いくらお金を使うかな?』
 
 
子ども:???
 
 
母:『今日、どんな時にお金を使う?』
 
 
子ども:『チケット代、お昼代、お土産!…』
 
 
母:『他には?』
 
 
と答えを引き出したら、
母:『チケット代は、いくらかな?』
  『お昼代は、大体いくら?』
  『お土産は、いくらかな?』
 
 
子どもに質問していきます。
 
 
すると、子どもの脳は、動きっぱなしで次々と情報を集めていきます。
 
 
そして、最後に、帰ったらあっているかどうか調べてみよう^^
 
 
 
1日の来場者数は?
売り上げは?
 
 
 
図書館でインターネットで調べて、答え合わせ!
 
 
自分で調べて学習していく、癖がつきます。
 
 
 
ギフテッド男子は、教えるよりも学び取ることでより深く学びます^^
 
 
 
ぜひ、待ち時間を活用して、ギフテッド男子の学びを深めてくださいね♪
 
 
 
 
執筆者:神山彰子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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