診断結果:爆発モード

「なんで、こんなことで?」と思うほど怒ることはありませんか?

 

ちょっと注意しただけなのに、怒る。

 

思い通りにならないと、
泣く、叫ぶ、物に当たる。

 

間違いを指摘すると、
言い訳や屁理屈が止まらなくなる。

 

 

こちらは普通に話しているだけなのに、
どんどんヒートアップしていく・・・。

 

 

そんなわが子を見ていると、

「なんで、こんなことでこんなに怒るの?」

と思いますよね。

 

 

「怒ったって、しょうがないよ。」

「落ち着いて話せばいいじゃない。」

「そんなに嫌なら、どうしてほしいか先に言ってよ。」

 

 

そう伝えても、
本人はなかなかできない。

 

 

むしろ、こちらが落ち着かせようとするほど、
さらに怒ることもあります。

 

 

だからママも、

「いったい、どうしたらいいの?」

と疲れてしまう。

 

 

今回のチェックで「爆発モード」が多かったお子さんは、

単に**「怒りっぽい子」**なのではなく、

自分を守るためのガードが、とても強くなっているのかもしれません。

 

 

怒っているように見えて、本当は「守っている」のかもしれない

 

癇癪を起こしているとき、

私たちにはどうしても、
「怒っている」
ように見えます。

 

 

だけど、その少し前を見てみると、

間違えた。

思い通りにならなかった。

注意された。

負けた。

わかってもらえなかった。

嫌なことをやらなければならなくなった。

 

 

その子にとっての
「困った」
が起きていることがあります。

 

 

そして、その瞬間、

「失敗したくない。」

「怒られたくない。」

「できない自分を見たくない。」

「これ以上嫌な思いをしたくない。」

と、自分を守ろうとしているのかもしれません。

 

 

だから私は、

「どうしたら怒らなくなる?」

だけではなく、

「この子は今、何から自分を守ろうとしているんだろう?」

を見ることが大事だと思っています。

 

 

ここが見えてくると、

「また癇癪……」

としか見えなかった行動の奥に、

その子なりの理由が見えてくることがあります。

 

 

そして、ここからが大事です。

 

 

私は、この「守ろうとする力」を、
ただ弱くすればいいとは思っていません。

 

 

なぜなら——

その子が自分を守るために使っているものの中に、

まだママも気づいていない「この子の力」が隠れているかもしれないからです。

 

 

その爆発の奥に、「この子の力」が隠れているかもしれない

 

同じように爆発しているように見えても、
その奥にあるものは、
子どもによって違います。

 

 

例えば、

「ちゃんとやりたい」がとても強い子。

 

 

間違えたり、
思い描いていたようにできなかったりすると、
その悔しさから爆発することがあります。

 

 

だけど、その

「ちゃんとやりたい」
「もっとできるようになりたい」

 

は、使う方向が変われば、

自分が納得するところまで「極める力」

になるかもしれません。

 

 

たくさんのことを感じ取る子なら、

音や人の動き、言葉、表情などを受け取りすぎて、
いっぱいいっぱいになって爆発していることも
あるかもしれません。

 

 

だけど、その「感じ取る力」は、

人が気づかないことを発見する力

になるかもしれない。

 

 

自分の考えを強く持っている子なら、

「違う!」
「だって!」
「でも!」

と、こちらの言うことに反発することもあるかもしれません。

 

 

だけど、その強さは、

人に言われたことを
そのまま受け入れるのではなく、
自分で考え、問いを持つ力

になるかもしれません。

 

 

だから、

「爆発モードだから、この子には○○の才能があります」

ということではありません。

 

 

この診断だけで、その子の力を決めることはできません。

 

 

私が見てほしいのは、

今、この子は持っている力を
「自分を守るため」に
たくさん使っているのかもしれない

ということです。

 

 

だとしたら、次に知りたいのは、

「どうしたら癇癪をなくせる?」

だけではなく、

 

「じゃあ、うちの子は、どんな力を持っているんだろう?」

ではないでしょうか。




「できた!」が増えると、守るためのガードは少しずつ緩んでいく

 

では、その力をどうしたら「自分を守るため」だけではなく、別のことに使えるようになるのでしょうか。

 

 

私は、そのために大切なのが、

「できた!」という経験

だと考えています。

 

 

人の話を聞いてみたら、できた。

やってみたら、思っていたより大丈夫だった。

嫌だったことを言葉で伝えられた。

 

自分だけでは難しかったけれど、「手伝って」と言えた。

失敗したけれど、もう一回やったらできた。

 

 

そんな小さな「できた!」が増えていくと、

「また失敗するかもしれない」
「また怒られるかもしれない」
「どうせできない」

と、自分を守る必要が少しずつ減っていきます。

 

 

すると、

「やりたくない!」
「無理!」
「もうやらない!」

だけだったところに、

 

「どうしたらできる?」
「もう一回やってみようかな」
「手伝って」

が入る余地ができてきます。

 

 

私はこれを、

防衛のガードが少しずつ緩んでいく

と捉えています。

 

 

大事なのは、
子どもの強い力そのものを
弱くすることではありません。

 

 

その力を、

自分を守ることだけではなく、
「知りたい」
「やってみたい」
「もっとできるようになりたい」

に使えるようにしていくことです。

 

 

じゃあ、「うちの子」の場合は?

 

ここまで読んで、

「じゃあ、うちの子は何から自分を守っているんだろう?」

「この癇癪の奥には、どんな力があるんだろう?」

と思ったかもしれません。

 

 

ここは、子どもによって違います。

 

 

同じように癇癪を起こしていても、

何に困っているのか。
本当はどうしたいのか。
何を守ろうとしているのか。
どんな力を防衛に使っているのか。

は、一人ひとり違うからです。

 

 

だから個別相談では、
お子さんの具体的な様子や
ママの関わり方をお聞きしながら、

 

「この子は今、何に困っている?」

「本当はどうしたい?」

「持っている力を、今何のために使っている?」

を一緒に紐解いていきます。

 

 

そして、

困った行動の奥にある「この子の力」を見つける。

 

 

その子に合った関わり方で「できた!」を増やして、

自分を守るために使っている力を、

「やってみたい!」に使えるようにしていく。

 

 

「この子をどうしたらいいんだろう?」

ではなく、

「この子のこの力を、これからどう育てていこう?」

と、わが子の未来を見る目を変えるところから始めてみませんか?

 

 

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