2学期の勉強が心配…怒る子に足りないのは我慢?

日常のかかわり方

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2学期の勉強が心配…
怒る子に足りないのは我慢?
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一問間違えただけで、
鉛筆を投げる。

 
「わからない!」と怒って、
プリントをグシャグシャにする。

 
そのまま机から離れて、
宿題は途中で終わり。

 
こんな姿が続くと、

 
「この子は、すぐに怒る」
「もう少し我慢させないと」

 
と思いたくなりますよね。

 
勉強がわからないことに加えて、

思い通りにならないと
すぐに投げ出してしまうことも
心配になるかもしれません。

けれども、もし、
この子は問題を解けないのではなく、

解ける力を、
その場で使えなくなっている
のだとしたら、

見え方が変わってきませんか?

通常学級に在籍する
小学4年生の女の子を
対象にしたある研究があります。

この子は算数テストの途中で、
プリントを破る、丸める、
消しゴムを壊すなどして、

半分以上を
白紙で終えることがありました。
テストの点数は、0点や25点。

この結果だけを見れば、
「算数ができない子」
「嫌なことを我慢できない子」
と思われても不思議ではありません。

ところが、個別に確認すると、
基礎的な計算問題は
簡単に解くことができ、

知的な遅れも
認められませんでした。

この子は、
学力がなかったのではありません。

課題に取り組むことが
うまくいかない経験を重ねるうちに、

算数そのものが嫌なものになり、
プリントを破ったり
物を壊したりすることで、

その場から逃れようとしていた
可能性があったのです。

そこで研究では、
「怒らずに最後までやりなさい」
と我慢させるのではなく、

この子が持っている力を
使いやすいように、
課題への取り組み方を整えました。

すると、
問題に取り組める時間が増え、
テストの点数も上がりました。

この研究からわかるのは、

プリントを破る子が
勉強のできない子なのではなく、

プリントを破るほど
追い込まれている状態では、

持っている学力を
勉強に使えないことがある、
ということです。

プリントをグシャグシャにする理由は
すべての子で同じではありません。

「もう課題から離れたい」

「わからないと伝えたい」

「助けてほしい」

「失敗したものを消したい」

同じ行動に見えても、
その奥にあるものは違います。

だからこそ、
「また怒った」「我慢が足りない」

と、その子の性格の問題
にしてしまうと、
本当に見るべきものが
見えなくなります。

難しく感じる。
↓
怒って勉強が止まる。
↓
考えたり、
試したりする機会が減る。
↓
次に取り組んだとき、
もっと難しく感じる。
 
こんな循環の中にいる子に
最初に必要なのは、

もっと勉強させることでも、
怒らないように我慢させることでも
ありません。

プリントの前に座り、
問題を見て、
「やってみよう」と考え始められる。

まずは、
その勉強ができる状態に
戻すことです。

次にお子さんが
プリントをグシャッとしたときは、

「また怒った」と決める前に、
この子は今、
持っている力を使える状態かな?
と見てみてください。

怒っている姿の奥に、
これまで見えていなかった
お子さんの困りごとが
見つかるかもしれません。

1人では難しい。
と言うママは、
私と一緒に見つけていきましょう!

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