声をかければかけるほど、
親子関係が悪化して、
子どもと一緒にいるのが苦痛に
なっていませんか?
肯定の声をかけるのが良いと
頭ではわかっていても、
子どもの良いところを見つけたくても、
現実はイライラが止まらない。
そんなあなたに
心を込めてお届けします。
子どもが可愛く思えない自分を責めていませんか?
あなたは、
子どもを可愛く思えないと
感じたことはありませんか?
暴言暴力、癇癪が続く毎日を
過ごしていると、ママが感じる
ストレスは相当です。
子どもが何人かいて、
下の子は可愛いと思えるけれど、
上の子はそう思えないとか、
きょうだいの間に差を感じてしまう人も
少なくありません。
それは、相性、性格、人それぞれだから
当然なことなのです。
そうなると、ママの心に湧いてくるのが、
「罪悪感」です。
この罪悪感を感じながら
子育てをしていると、残念なことに、
子どもにも伝わってしまいます。
なぜなら、子どもの脳は、
ママが何を言ったかよりも、
表情、語調、声色など
非言語情報を先に処理するように
できているからです。
子どもにお見通しなわけです。
でもイライラは止まりません。
どうしたらいいでしょうか?
実は私もそんな1人でした。
私は今でこそ、
発達科学コミュニケーション
トレーナーをしていますが、
元々は
子どもに怯えていたママです。
子どもが可愛いを通り越して、
「憎らしい」「ママ辞めたい」と
何度思ったことでしょう。
数え切れません。
ですが、抜け出すことが
できました。今日はその秘訣を
お話ししますね。
暴言暴力・癇癪地獄!我が子が憎いと感じる自分を責める日々
私には2人の息子がいます。
発コミュに出会ったきっかけは
長男の家庭内暴力でした。
次男の二次障害にも悩んでいました。
可愛いを通り越して、
我が子なのに、憎い!
一方で、私は我が子に
そんな思いを抱く
自分を責めていたのです。
当時の私は無自覚の過干渉ママでした。
子どものことが自分ごと。
子どもを正すことに必死な毎日。
そんなある日、包丁を突きつけながら
長男は私に言いました。
「お前って生きている価値あんの?」
答えが見つからない私は、
何日も考え続けました。
母親という立場である以上、
食べるものも着るものも、
行きたいところも、
やりたいことも
全て子どもが優先。
それが当たり前で、
自分をいつも後回しにして
生きていたこと、
本当はやりたいことも
あるのかもしれないけれど
それすらわからない。
自分を犠牲にしていることに
心の底では腹が立っているから
子どもに干渉していることにも
気づいてきたのです。
自分の人生でできなかった悔しさを、
子どもの人生で再現しようととしていた
ことにようやく気づき始めたのでした。
子どもは命懸けで私に
「自分の人生を生きろ」と
気づかせてくれたのです。
子どもから離れることが子どもの自立への近道
私は子どもから離れる覚悟をしました。
余計な口出しをしない覚悟です。
なぜなら、このまま子どもを
コントロールすることは、一見、
子育てを一生懸命している親のように
みえるかもしれなけれど、
子どもの力を信じていない
ことだからです。
信じてもらえない子どもは、
このままでは自立できないと
知ったのでした。
失敗してもいい、
子どもの持つ力を信じてあげよう、
いつか動き出すその日まで、
待つことにしよう。
そう決断しました。
自分を満たすことが子どもを満たすことにつながる
子どもが可愛く思えない人こそ、
子どもから離れることを
お勧めします。
子どもがキレる時を
思い出してみてください。
ママが余計なことを言った時
ではありませんか?
イライラするくらいなら
離れるべきなんです。
そして美味しいお茶を飲んだり、
自分のリラックスできる
音楽を聴いてみたり、
自分を癒してみてください。
自分が満たされていないから、
周囲に干渉するのです。
子どもにべったりついていると
当然嫌なところも目につきます。
ですが、ちょっと離れて自分を満たし、
「ママを1人にさせてくれてありがとう」
と感謝の言葉をかけてみて。
褒めたり、認めたりする言葉かけも
大切ですが、
自分が満たされていないまま、
言葉をかけても、
「皮肉」「余計なお世話」
「恩着せがましい言葉」になる
ものです。
だからこそ、ママが自分を堂々と癒す、
大事にする。
子どもを大切にしたいなら、
なおさら自分を大切にすることの大切さ、
体験すればわかると思います。
この話をどん底の時にいた
私が聞いてもピンときませんでした。
だけど、今ならわかる。
「肯定の言葉かけの大切さ」を
いくら知っていても、
頭では理解していても行動できない人が
陥っていることなんです。
今、わからなくてもいいです。
騙されたと思って、
明日は自分の好きなものを
堂々と食べて、自分が喜ぶことを
自分にしてあげてください。
そして、定着したら、
そんな姿を子どもに見せて、
子どもにも自分の好きなことを
堂々とさせてあげてください。
気の利いたことは
言わなくてもいいです。
子どもの好きそうな話を
遮らずに聞いてあげてください。
話さなくていいです、
聴くだけでいいです。
そうするうちに、
子どもは自信を取り戻し、
動き始めるし、素直になりますよ。
子育ては付け加えるよりも、
シンプルに、削ぎ落とす方が
うまくいきます。
だから、もう
自分を責めるのはもう辞めてくださいね。