思い通りにならないと
すぐキレる反抗的なお子さんと
会話が成立しないと
よく相談を受けます。
発達科学コミュニケーションの
テクニック効果を高めるために
私は生徒の皆さんに
意識して使ってもらっている
ことがあります。
それは、
アイメッセージです!
アイメッセージを
使って話すことで、
多くの生徒さんから
変化が見えています!
親子関係を修復させるアイメッセージとは
どんな話し方なのでしょうか?
アイメッセージとは?
「私は〜と思っている。」
「私は嬉しい」などのように
「私」を主語にして伝えます。
自分の気持ちを相手に伝える際に、
判断は相手に委ねる、
相手を尊重したコミュニケーション、
それが、アイメッセージです。
アイメッセージを使った
コミュニケーションは、
反抗的な子どもとの対話に
非常に効果的です。
一方で、
あなたはを主語にした伝え方は
ユー(YOU)メッセージです。
主語を「あなた」に変えただけで、
相手の行動を制限してしまうので、
与える印象は大きく違います。
「あなたは、〜した方がいい。」
「あなたは〜すべきだ。」
伝える印象は
命令口調、指示、提案、評価、
皮肉などになり
支配的になりやすいのです。
アイメッセージのもたらす効果とは?
アイメッセージを使った方が
反抗的な子どもとの対話が
スムーズになるのはもちろんですが、
家族、職場、子どもの先生・・・
どんな人と話す時にも
メリットがたくさんあります。
ご紹介しますね。
非攻撃的な表現方法
Iメッセージは、
相手を攻撃するのではなく、
自分の感情や経験に焦点を当てます。
Iメッセージを使うことで、
対話自体がお互いに
より良くしていこうという
姿勢になりやすく、
相手が身構えにくくなります。
適切なフィードバックができる
Iメッセージは、
具体的な行動や状況に対して、
自分の感情を表現するため、
相手に具体的なフィードバックを
することができます。
これにより、相手に改善点や
理解を促進しやすくなります。
自分の気持ちを伝えられる
Iメッセージを使用することで、
自分の気持ちを明確にし、
相手に伝えることができます。
我慢するのではなく、
穏やかに伝えることができます。
コミュニケーションの誤解を防ぐ
Iメッセージを使うことで、
相手があなたの感情や立場を
理解しやすくなり、
誤解を防ぐ助けになります。
問題解決の助けになる
Iメッセージを使うことで、
相手があなたの感情を
理解しやすくなり、
協力しやすくなります。
相手が具体的な問題点を
理解しやすくなり、
協力して解決に向けて
動くことが期待できます。
対話を促進できる
Iメッセージを使うと、
相手はあなたの感情や意見に
共感しやすくなり、
対話が進みやすくなります。
コミュニケーションスキル向上
Iメッセージを使うことは、
自分の感情を表現し、
コミュニケーションスキルを
向上させる一助となります。
相手との良好な関係を築く
手段として有効です。
親子関係が良好になるアイメッセージ
不登校や行き渋りのお子さんを持つ
親御さんの悩みの一つに
命令口調で親に要求を
突きつけることがあります。
そんな時にアイメッセージは有効です。
私たち親が普段から
子どもへ何かを伝える時は
アイメッセージで話すように
心がけます。
すると、これまで、
「〇〇買ってこい!」
「今すぐ、もってこい!」
とこちらの都合はお構いなしで、
命令口調でユーメッセージで
話していた子どもが
「ママ、今、時間ある?」
「〇〇が食べたいんだけど、
買ってきてくれると嬉しいなぁ」
などと、
アイメッセージで話すように
なるのです。
命令口調で話していた子が
自分の気持ちを穏やかに、
しかも相手の都合を配慮しながら
話すようになるのです。
私が実感した効果を
生徒さんにもお伝えしたところ、
実践した方々から
毎日のように成果の声が届いています。
「子どもからちょっとしたことでも
ありがとうと言うようになりました」
「〜してくれると嬉しいと
穏やかに伝えてくれるように
なりました!」
「子どもが丸くなりました!」
「キレずに言葉で伝えて
くれるようになりました!」
「笑顔で話せるようになりました!」
アイメッセージの効果は絶大です。
もちろん、それ以外の
発達科学コミュニケーションの
関わりを実践しているからこその
成果ですが、
アイメッセージは
親子のコミュニケーションを
スムーズにする効果が
証明されています!
参考にしてもらえると嬉しいです^^