長所と短所は紙一重
どんな人にも
いいところ、
よくないところがあります。
私はお子さんの
暴力 癇癪 二次障害に悩む方と
お話をすることが多いので、
どちらかといえば、
お子さんの短所について、
ご相談を受けることが多いです。
ですが、その短所は
本当によくないこと
なのでしょうか?
短所と思うことが
長所になること、
強みになることって
ないでしょうか?
たとえば、
いつも文句をいう子。
確かに親にとっては
面倒臭い子です。
素直に、ハイって
言ってくれたら
どんなにラクでしょうか?
ですが、裏を返せば、
自分の意見を
はっきりと言える子です。
短所と思うことは、
見方を変えたら
長所へひっくり返すことが
できます。
ですから私は、
お子さんの好きなこと、
興味を持っていること、
いいところを
尋ねるようにしています。
なぜなら、問題解決の
糸口になるかもしれない
からです。
我が子の困りごとを解決したきっかけ
我が子の困りごとを
解決したきっかけは、
ピンチ、短所、苦手、不利、
そして、大人の固定観念
を裏返したことでした。
長男は中3の夏、
これから受験生で
本格的に勉強をするという時期
に、スケボーを始めました。
に、スケボーを始めました。
大人の当たり前、固定観念で
考えたら、
これから怪我をしたら大変だ!
今、勉強をしなかったら
きっと後悔するだろう!
と思うでしょう。
ですが、その時私は、
いいね、やってごらん!
と応援することができました。
それまで最悪だった親子関係は
この頃をきっかけに
少しずつ修復していきました。
以前の私なら
絶対にできなかったことです。
ですが、できたのは、
脳を伸ばすという視点が
持てたから。
持てたから。
大人の固定観念にとらわれず、
相手を受け止めることで
子どもは素直になりました。
次男の時も同じです。
不登校になり、昼夜逆転
学校のない国に生まれたかった!
そう言っていた子に、
一見、短所と言われがちな、
好きなことしかやらない
↓
好きなことなら集中できる
↓
好きなことをとことんやらせる
カードゲーム中心の生活。
私たち親子がしたことは、
世の中の当たり前ではなく、
この子の能力にあった、
選択と集中でした。
結果的に、
中学校は行かない選択を
しましたが、
中学校は行かない選択を
しましたが、
義務教育最終日の
2024年3月31日に
これまでの人生で
味わうことのなかった
大きな大きな自信を
得ることができたんです。
なんとそのカードゲームで
全国大会優勝をしました。
学校に行かず、勉強もほとんど
してこなかった子でしたが、
大きな自信を得ることができて、
今では高校にも通っています。
勉強ってわかると面白いんだね、
というようになりました。
短所が長所に、ピンチがチャンスに!
短所だと思うところも、
裏返してみて、
さらに、
大人の固定観念を取っ払えば、
困りごとの解決以上の
未来が切り開けると
私は実感しています。
ピンチはチャンスになるんです。
努力をしても結果が出ない場合、
努力の量が足りないか、
努力の仕方が間違えているかです。
しかし、
努力するところが
間違っていたら、
間違っていたら、
頑張っても頑張っても
結果は出ないかもしれません。
これからの時代を生きる
子どもたちは、
子どもたちは、
オールマイティに
こなす必要はなくて、
ワンジャンルヒーローでいいのです。
何か一つでもいいから、
これなら頑張れるというものを、
力を入れられるものを、
見つけたいですね。
そのきっかけは、
我が子が自分を知ること。
気づくこと。
自分の長所や強みは何なのか。
子どもが自分で探すのもいいし、
周りの人に聞いてみるのもいいし、
どこにきっかけが
あるかもわかりません。
我が子は、
こんな面白い子!
こんな面白い子!
我が子は、こんなに素敵!
そんな思考を、一番そばにいる、
ママが持ちはじめたら、
毎日子どもにかける言葉も
きっと変わるでしょう。
長所と短所は紙一重。
短所の中に子どもの脳を伸ばすヒントも
ここにたくさん
隠されていると思うのです^^