思い通りに動かない子どもにイライラするママへおすすめ記事です。 暴力、癇癪、二次障害のある子育てに奮闘しているママにお話を聞いてみると、ある共通点があるのです。無意識ですがとてもわかりやすいサインがあるのでチェックしてみてくださいね。
思い通りに動かない子どもにイライラしてしまう、暴力、癇癪、二次障害のある子育ての共通点とは?
子どもが思い通りに動かない時
ママは、イライラしてしまいますよね。
毎日の子育て、本当にお疲れ様です。
もし、イライラする毎日から
抜け出したいと思っているなら、
きっと参考になるお話です。
気楽な気持ちで読んでくださいね。
私は2022年から
発達科学コミュニケーションの
トレーナーとして
暴力・癇癪・二次障害の
お子さんに悩んでいるママと関わっていますが、
いつも感じていることがあります。
そんなママたちの共通点は
過干渉ママであるということ。
これはお会いしてきた方皆さんに
ほぼ、該当しています。
とはいえ、
過干渉って自覚して
やっている人はあまりいなくて、
子ども思いの優しいママだから、
毎日一生懸命です。
そんな過干渉ママには
もう一つ共通点があります。
それは
真面目なママであればあるほど
見返りを求めていることです。
家族に対する見返りの例として、
チェックポイントを
3つ挙げるとすると、
①ママが、これまで自分が感じてきた
成果や期待感、
あるいは自分には足りなかったものを
子どもに要求しているケース
②夫に対する不平不満をぶつけているケース
(子育ての方針のずれ、家事の負担など)
③ママ自身が
学生時代成績が良かったり
学生時代成績が良かったり
社会でに出てからも
仕事で活躍をした経験があり、
仕事で活躍をした経験があり、
今度は自分の子どもに
優秀な成果を期待し、
無意識に
我が子にプレッシャーを
かけてしまうケース
この3つのうちのどれかに
必ず該当しています。
私を含め、
全て当てはまっている人もかなりいます。
ですが、周囲の家族は
そう簡単には
ママの思い通りに動いてくれませんよね。
そうなると当然、お互いに
イライラや怒りが発生してしまいます。
そんな時、実は心の中で起きている
わかりやすいサインがあります。
「のに」は見返りを求めているサインです!
見返りを求める子育てをしていると
ついつい、出てくる言葉があります。
「のに」が続くと御用心。
見返りを求めているサインです。
高い月謝を払っているのに
こんなに時間をかけて教えているのに
こんなにたくさん遊んであげたのに
私たちが子どもに
一生懸命になればなるほど
ついつい、思い通りにいかない子育てに
イライラしてストレスが
溜まってきます。
たとえば
我が家での事例ですが、
子どもが大好きなおかずを用意して
待っていたところ、
息子:
『友達とラーメンを食べてきた!』
私:『えーっ? そうなの?』
(心の中ではせっかく、作ったのに)
息子はとっさに、
『明日の朝、食べるし、
弁当に入れてもイイよ~』
って言ってくれましたが。
これも、れっきとした
喜ぶことを期待した見返り
ですよね。
こうやって、私たちママは
一生懸命になればなるほど
相手に期待をしてしまうものです。
ですが、そもそも子育ては
見返りを求めるものではない
と思うんです。
つい、見返りを求めてしまうママが覚えておきたい、「無条件の愛」
生まれたての赤ちゃんは
おギャーと泣けば
ママにあやしてもらえます。
おむつを替えてもらえます。
赤ちゃんは泣くことでしか、
自分の思いを伝えられませんが
ママにすぐ対応してもらえます。
その時、赤ちゃんは、ママからの
無条件の愛に包まれています。
愛着関係とは
このようにできていきます。
無条件の愛で対応している
この行動は
子どもの社会性の発達に
大きく影響しています。
そのときのママは
赤ちゃんに
何かしてもらおうなんて
思ってはいないと思います。
自分では何もできない
泣いている赤ちゃんに対して行う、
大切なコミュニケーションです。
だけど、不思議ですね。
子どもが大きくなればなるほど、
なぜか、ついつい、期待しちゃう。
こうなってほしいなという
願いが強くなってしまうものです。
赤ちゃんだった我が子に
できることが少しずつ増えてくると、
私たち母親はついつい、
子どもへの要求値が高くなるものです。
いかがでしたか?
もし、あなたのお子さんの
暴力・癇癪・二次障害症状が治らないなら、
ママの愛が条件付きに
なっていないか、今一度
振り返ってみてくださいね。