ゴールデンウィーク、家族で楽しいはずのお出かけで、子どもがパニックを起こしたり、パパも不満げになって、結局それほど満喫できずに家に戻ることに…そんな事態を
繰り返していませんか?それを変えるキーワードは、ズバリ「想定外を想定内に」です。
問題の根本は「見通しがないこと」
子どもが突然パニックになったり慌てるのは、予想外の事が起きたときに「心の準備ができていない」ことが大きな原因です。
これは「わがまま」ではなく、「特性」なのです。
人数や環境、天候などによる想定外に対する見通しがないことで、子どもも大人も不安になるのです。
家族でみんなで「予定を共有」しよう
受講生のSさんは、これまで家族でのお出かけのたびに、子どももパパも気分を悪くしてしまうことに悔やんでいました。
しかし、その原因は、予定を計画立てて共有していないことにありました。
予め「どこに行くか」「いつご飯を食べるか」「どんなふうに過ごすか」などを共有することで、一人一人が準備をして気持ちに余裕を持てるようになります。
オススメの予定の組み方
・家族みんなで行先を決める
・人混みなどは体力が持たなくなりがちなので、早めの食事の予定を立てる
・「晴れの場合」「雨の場合」など二つのパターンを準備
・まるで「しおり」を作るような感覚で行程表などを家族が一緒に考える
指示じゃなく、一緒に決める
子どもには、こちらから指示をするのではなく、「AとBのどっちがいい?」と選択肢を与えることで、自分の意思を取り入れてもらえていると感じやすくなります。
たとえ、その時に、子どもがママの思う回答をしなくてもニコニコして聞いてあげてくださいね^^
こんな時に、不機嫌な顔をしてはダメですよ!子どもも真似しますから!
「指示されすぎた」過去がある子ほど、この方法が効果的です。
何が起こるかわからない、それが外です。
だからこそ、想定外の事を「想定内」にすることで、家族が笑顔で過ごせる余裕を作り出すことができるのです。
なんと、Sさんは、家族でお出かけの次の日は有給をとったそうです。
お出かけの後、溜まったお洗濯とか片付けとか、帰宅後もママはとても忙しいですよね。
だからこそ、これも想定内にした動き方!さすが、Sさん!見習いたいですね。
ゴールデンウィーク、家族と楽しく過ごせるように、見通しを持たせてお出かけできるといいですね。
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