子育てが辛くて、愚痴ばかりで涙が止まらない日々から“感謝”へ少しずつ視点を変えるだけで、現実は変わり始めます。子どものことを考えるのをやめようと思っても、気になって自己嫌悪でさらに落ち込むあなたへ、心を整えていくヒントを紹介します。
愚痴が出るのは悪いことではない
まず、最初に知っていてほしいことがあります。
愚痴を言うことは、悪いことではありません。
愚痴とは、「我慢していた想い」が表に出たものです。
怒り、悲しみ、諦め、羨ましさ・・・どれも“本当はわかってほしい”という気持ちの裏返しなのです。
だからこそ、まずは自分の気持ちに嘘をつかずに「吐き出すこと」自体を許してあげるところから始めましょう。
「吐」という字は、“口”+“+”+“−”でできている
「吐」という漢字を思い出してみてください。
-
「口」
-
「+(プラス)」
-
「-(マイナス)」
この3つからできています。
つまり、マイナスなことを口から出す=吐くことは自然なことなのです。
そこに“プラスの感情”をひとつだけ加えることができたら、それはもう「吐」から「叶」へと変わっていきます。
たったひとつの「ありがとう」「感謝」が加わるだけで、現実の見え方がやわらかく、やさしくなっていくのです。
アウトプットが習慣になると、何が変わるのか?
実際、私の元にいる多くの受講生さんは、最初は「愚痴しか出てこない」状態からスタートされます。
「もう無理です」「毎日怒鳴ってしまって…」
「子どもに申し訳ないけど、どうしても好きになれない」
そんな状態で、遠慮と躊躇を捨てて、アウトプットしていただくように伝えています。
それでも、「書いていい」「出していい」場所があると、人は少しずつ整い始めるのです。
暴言・暴力、昼夜逆転、ゲームやYouTubeでの親子バトル、無気力、行きしぶり、不登校、学校でのトラブル…。
子どものことに振り回され続けたママの“脳”を落ち着かせるために、まずは全部吐き出してもらうのです。
すると、ある日、こんな変化が起こり始めます。
「今日は怒ったけど、その後に“ギューして”って言えた私もいた」
「イライラしたけど、少しだけ“ありがと”って言ってくれたんです」
それが、現実が動き始めるサインです。
実践編・愚痴→感謝シフトの習慣化ステップ
では実際に、「愚痴から感謝へシフトする」には、どうすればいいのでしょうか?
今日からできる3つのステップをご紹介します。
とにかく書く。出す。止めない。
感情を吐き出すことに、ブレーキをかけないでください。
「こんなこと書いたら恥ずかしい」「また愚痴になっちゃう」ではなく、“そのままの気持ち”にOKを出すことが最初の一歩です。
感情に名前をつけてあげる
「イライラしている」だけでなく、
「悔しい」「さみしい」「期待してたのに」「怖かった」
など本当の感情に“名前”をつけてあげましょう。
名前をつけるだけで、感情は少しずつ整理されていきます。
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ひとつだけ“ありがとう”を探す
どんなに辛い一日でも、たったひとつ、「ありがとう」と言えることを探してみてください。
・ごはんを作った自分に
・顔を見せてくれた子どもに
・話を聞いてくれた誰かに
・こうして立ち止まって向き合った今日に
「ありがとう」は、感情の“出口”を変える魔法のスイッチです。
当たり前に感じること、小さなこと、理想の4分の1でもいいのです。
病気や怪我をした時にをした時に、「生きているだけでありがたい」と感じるように“日常にあるありがたさ”を思い出してみてください。
涙を流せるあなたは、もう変化の一歩を踏み出しています
涙が止まらない、愚痴ばかりが出てくる・・・その状態は、「あなたが一生懸命に生きている」証です。
だからこそ、自分の心に少しずつ「ありがとう」を足してみてください。
現実が変わるその第一歩は、もう始まっています。
そして不思議なことに、それが“自分で体感できるようになった頃”には、今度はあなたが、お子さんにも同じように接する自分になっていることに気づきます。
私は、その瞬間をあなたと分かち合えることが、何よりも嬉しいのです^^♪
あなたの変化を、心から応援しています。
▼子どもを二次障害にさせないで!
今すぐできることがあります。
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