みやたのお悩み解決コーナーです。
ご相談があった内容を
お答えしますね。
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<ご相談内容>
2つあるものを
お兄ちゃんが2つとも使うと言い、
貸してあげられないという状況になると
口を出さずにはいられなくて(¯―¯٥)
2つ使いたいという
気持ちもわかるのですが、
どうしても気持ちに
寄り添ってあげれません(T_T)
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きょうだい育児を
されている方なら
きっと経験ある、お悩みですよね。
我が家でもしょっちゅう、
ありました。
意地を張って
貸せなくなって
しまうんですよね。
実はこのお悩みを
相談してくださった
Sさん、
私が過剰反応せずに
スルーすることで、
本人達で和解することもあり、
私もイライラすることも減った
と、おっしゃっています。
きょうだい喧嘩の時の
親の対応は
これでいいんです。
きょうだい喧嘩は誰の課題?
基本的にきょうだい喧嘩は
お子さんの問題です。
課題の分離といって、
アドラー心理学の考え方があります。
誰の課題かは
最終的に誰が責任を
引き受けなければならないのかを
考えます。
きょうだい喧嘩の責任は
喧嘩をしている、お子さん達に
ありますよね。
ですが、「やめなさい!」
「〇〇が原因でしょ?」
などと親が介入すると
ややこしくなってしまいます。
我が家では
もし、大人が介入しようとすると
「俺たちの問題だから入って来ないで」
主張します。
(心配症の姑がよく介入します)
生徒さんのお子さんからも
ちらほら兄弟喧嘩に口出しすると
こんな返事が返ってくるケースが
多いです。
思春期くらいになると
はっきり主張しますね。
これは成長している証拠。
まだまだ小さい
お子さんがいるご家庭では
きょうだい喧嘩のたびにママは
悩むかもしれませんが、
そもそも
きょうだい喧嘩は
親の課題ではありません。
きょうだい喧嘩は問題解決力が高まるチャンス
子どもにとっては
問題解決能力が
高まるチャンスでもあるのです。
ですので、始まったら
どうやって解決するかな?
と見守る心意気でいいのです。
もし、自分たちで
落ち着いていったのであれば、
そのタイミングで
仲直りできたんだね。
ママは嬉しいよ。って
声をかけるといいんです。
ポイントは
きょうだい喧嘩に
注目をするのではなく、
仲良く遊んでいる時に、
さりげなく、
仲良く遊んでるね、
ママ嬉しい^^ と
声をかけておく。
これが予防につながります。
大事なことは
何もない時のコミュニケーションを
よくしておくから
問題行動や困りごとが減るのです。
独占したい子にはどんな声をかける?
また、今回のご相談のように
独占したい子に関してですが、
貸してあげてと伝えるよりも、
楽しそうだね、どういう遊びなの?
と興味関心を持った声かけで
独り占め状態を
さりげなく親が崩して行く方法が
おすすめ。
決して、お兄ちゃんなんだから
貸してあげなさい。などと
責めないでくださいね。
また、きょうだい育児をしている方に
おすすめなのが、
一人づつ(特に上のお子さん)
二人で過ごす時間を
定期的に作ることがおすすめです。
パパやおじいちゃんおばあちゃんに
協力を得ることができる場合は
お願いして、お子さんとママで
二人っきりの時間を作ることで
満足感を得ることができたら
イライラの予防につながります。
上が男の子、下が女の子は丁寧な対応を!
上が男の子、下が女の子の場合、
ほとんどのケースでお兄ちゃんが
叱られ続けることがよくあります。
一般的に
男の子は女の子に比べて
自己管理能力が低い傾向で
追いつくのは
中2頃と言われています。
整理整頓や約束を守らない、
ちょっかいをだす、
我慢できないことが多い、
など、大人の望み通りには
いきません。
後伸びするのが男の子。
だから、自信を無くさないように、
気持ちをわかってもらえたと
思える対応を心がけてくださいね。