子どもの暴力、なぜ起きる?

あなたは
感情的になって、
我が子に向かって

 
本当は言いたくないんだけど
言い過ぎてしまう
 
 
何か言われたら
言い返さずにはいられない
 
ということはありませんか?
 
 
 
私は毎日いろんなお母さんと
お話をしますが、
 
 
どのお母さんも
言い過ぎてしまったと自分を責め、
 
 
本当はこんなことを
言うのは良くないって
わかってるんだけど・・・
 
 
自己嫌悪に陥り、
猛反省をしています
 
落ち込んだ女性4906682_s (2).jpg
 
 
 
子どもが調子が悪くなったり
わがままを言って
お母さんを困らせるのは
 
 
出かける前の時間が迫っている時
ママが忙しくて余裕がない時
寝る前とか、
 
 
えっ?
今、このタイミングで?
 
ということばかりです。
 
 
=================
余談ですが、10年前のお話。
=================
 
 
当時、
小学校1年生だった長男が
登校直前になって
トイレットペーパーの芯が
授業でいるからと言い出し、
 
 
なんで
もっと早く言わなかったの?
と私は、キレ気味になっていると
 
 
息子はトイレに駆け込み、
ぜーんぶペーパーをぐるぐる
引き出し、
 
 
行ってきまーす^^
と登校していきました。
 
 
 
子どもが学校へ行ったので
トイレ掃除をしようと
トイレに入ってみると・・・
 
 
ぐるぐる巻きのペーパー
全部トイレに流し、
詰まって溢れてるでは
ありませんか?
 
 
この野郎〜 (怒)
体験したことのないほどの
溢れかえった便器。
 
 
子どもって大人の発想には
ない行動をしますし、
 
 
こうやって一つ一つ
体験をしないと
 
 
先回りして
いくら親があれこれ伝えても
聞いていないことは
たくさんあります。
 
 
だから何事も
行動すること、経験が大事、
失敗もしないと、
子どもはそのあとどうなるか
予測もできないということ。
 
 
ちょっと極端なエピソード
でしたが、
命の危険がないことであれば
多少の失敗は子どものうちに
しておくのもいいと思います。
 
 
めんどくさいことも
先回りしちゃえば
防ぐこともできますが、
 
 
体験を奪うことは
学びや気づきを奪うことにも
なりかねません。
 
 
 
日頃の親子のコミュニケーションが
 
 
 
親から子どもへ
伝わりやすい伝え方ができるか
 
 
子どもが親の言葉を
聞く耳を持っているかどうかが
問われますね。
 
 
 
子育てとは予測不可能な
珍事件が勃発しますよね。
 
 
その時に
私たち大人が
冷静でいられるか、
感情的でなってしまうかで
結果は大きく異なります。
 
 
子どもに何かを伝える時
感情的に伝えると
 
 
効果は絶大です。
 
 
嬉しい感情を伝えるときに
言葉にプラスして
笑顔でニコニコしながら
 
 
手を叩いて喜んだり、
ハグして喜んだり、
OKとかグッジョブサインを出すとか
リアクションがあると
相手も喜びます。
 
 
ガッツポーズの女性4417225_s.jpg
 
 
ところが、
できていないことを指摘
するときに
 
 
あ〜またか、と呆れた表情
嫌味っぽく伝える、
何度も何度もしつこく伝える、
過去のことを持ち出して伝える、
周りと比較して伝える、
 
 
 
ママのマイナスな感情が
一緒に伝わってしまう
残念ながら、
こちらも効果が絶大です。
 
 
怒った表情の女性3960996_s.jpg
 
 
マイナスな感情が伝わる
コミュニケーションが
繰り返されると、
 
 
 
また、なんか言ってるわ
あー聞きたくない
ウザっ
 
 
だんだん聞く耳を持たなくなり、
 
 
叱られるのを避けるように
嘘をつくようになっていきます。
 
 
不安の強い場合は
萎縮することもあります。
 
 
気持ちをわかってもらえない
不満が爆発すると
暴言暴力が出るようになります。
 
 
暴言暴力が出るのは
小さなマイナスの
コミュニケーションが
積み重なった結果です。
 
 
いきなり手を出す子は
この世に1人もいません。
 
 
ですので、
もし、手が出ているのであれば
一度この機会に
自分のコミュニケーションは
どうなのか、見直すきっかけに
してみるといいかもしれませんね。
 
 
 
 
 
 
タイトルとURLをコピーしました