秋シーズンの友達トラブルは、
進級したばかりの1学期に比べて、
緊張感もすっかり溶け、
また、行事の多さから、
疲れも増して、
悪化することがよくあります。
私も、毎年二学期は、
子どもが何かやらかしてくるので、
親としては夕方の電話に
ハラハラ ドキドキしていたものです。
我が子が小学生の頃、
私はまだ
発達科学コミュニケーションの
存在を知らず、
正しいことを子どもに
教えなければ、このままだと
教えなければ、このままだと
犯罪者になるのではないかと、
トラブルの多さから、
冗談ではなく、
冗談ではなく、
本気で思ったものでした。
そして、周囲の目を気にしては、
謝罪し続ける日々。
そうなると、すっかり
置き去りになっていたのが
子どもの心だったのです。
対応方法によっては
子どもを守るどころか、
子どもを心を傷つけることにも
なりかねません。
もしお子さんに、
次のようなサインが出ていたら
気をつけてあげてくださいね。
小2の頃から、我が子には
このサインがモロに出てました。
このサインがモロに出てました。
当時の私は、それさえも、気のせい、気のせいと
受け止めてあげられなかったのです。
友達トラブル時のSOSサイン
次のようなサインがあった時は、
しっかりと受け止めてあげることが大切です。
体のサイン
・頭痛・腹痛を訴える
・夜眠れない・怖い夢をみる
・食欲が増えたり減ったりする
・元気がない
心のサイン
・話をしなくなる
・友達と遊ばなくなる
・1人で登下校する
・ぼんやりとしている
・登校しぶりがある
心を壊してまですることは
何一つありません。
特に、ただでさえ、
不安定な子どもに
正論を突きつけるのは
不安定な子どもに
正論を突きつけるのは
子どもの心を傷つけてしまうことに。
心が傷付けば、鬱々したり、
攻撃性が増したり、
本来の子どもの良さが
本来の子どもの良さが
別人のようになってしまうことも
あるのです。
あるのです。
この症状が、まさに二次障害。
本人だけでなく、
周囲にいる人みんなが
疲弊をするので、
疲弊をするので、
初期対応が何よりも大事なのです。
友達トラブルが多発する子どもの特徴
ADHDタイプのお子さんの場合
不注意や衝動性の特性によって、
友達とのトラブルが起きやすいです。
ふざけすぎて、
相手が嫌がっているのに
相手が嫌がっているのに
やめられないことがよくあります。
余計なことを言って
相手を怒らせてしまったり、
後で怒られた時にはは
よくないことだとわかっているけれど、
その場でのブレーキが効きにくく、つい、口走っちゃうなど。
よくないことだとわかっているけれど、
その場でのブレーキが効きにくく、つい、口走っちゃうなど。
どうしても叱られることが
増えてしまうので注意が必要です。
ASDタイプのお子さんの場合
こだわりが強い特性を持っているのが
ASDタイプのお子さんです。
ASDタイプのお子さんです。
空気を読むのが苦手なので
相手の気持ちを読み取るのができずに
一方的な会話になることがあります。
一方的な会話になることがあります。
1人で平気な子もいますが、
お友達に勘違いされやすいで注意が必要です。
お友達に勘違いされやすいで注意が必要です。
子どもの気持ちに寄り添う対話:感情のラベリング
子どもが何かトラブルを
抱えてきた時に気をつけたいのは、
抱えてきた時に気をつけたいのは、
頭ごなしに叱ること。
不安を感じているお子さんを
励ますつもりで、
「そんなの、気のせい、考えすぎだよ」と軽くあしらったり、
「それはあなたが
おかしいんじゃない?」
おかしいんじゃない?」
「どうしてそんなことしたの?」
と問い詰めたり、
正論を突きつけるのはナンセンス。
なぜなら、不安が強い時、
イライラしているなど、
感情的な場面では、
ヒトの脳は相手の気持ちを
受け入れられる状態ではないからです。
こんな時に必要なのは
自分の気持ちをわかってもらうことで落ち着くこと、
一択です。
一択です。
大変だったね。
辛かったね。
それはよく耐えたね。
グッと堪えたんだね。
それは嫌な気持ちになるね。
などと、今の子どもの感情を
言語化してあげるのです。
このことを感情のラベリングと言います。
ただただイライラしている子どもに
大人が感情を言葉にしてあげることで、自分の気持ちをわかってもらえたと感じ、次第に落ち着いていきます。
大事なことは批判をするのはなく、
子どもの気持ちを受け止めてあげること。
そうすることで、何かあったら
親に相談しようと思える
親子関係になっていきます。
もし、ここで、
正しいことを伝えなきゃと思って、
懇々と正論を突きつけても、
話を聞いてもらえなかったという
ネガティブな感情しか残らないので、
相談するのはやめておこう、
どうせ言っても無駄だと感じ、
嘘をつくようになります。
これらが積み重なると
心身に支障をきたし、
鬱々したり、攻撃性が高まるのです。
お友達とのトラブルは
お家で感情を受け止めてもらって
落ち着きを取り戻した
成功体験を繰り返しながら
徐々に減らしていくのが効果的です。
友達トラブルが起きた時こそ、
親子の信頼関係をよくするチャンスです。
この決め手が共感力です。
いつもイライラしていて
友達トラブルが多発している子にこそ、
いちばん身近にいるママが
気持ちをしっかりと
受け止めてあげてくださいね。
二次障害は防げるのです。
正しいことを伝えるのではなく、
気持ちをわかってあげること。
今月の個別相談では
学校トラブルで
勘違いされやすいお子さん、
対応を今すぐ変えることで
二次障害予防しませんか?
大事なことは
正論を突きつけない、
コミュニケーションを
身につけることです。
ママの常識が変われば
親子のバトルもぐんと減らせます。
二次障害予防は
早めの対応が鉄則です。
勇気は一瞬、後悔は一生。
今、ママができることを
してあげてくださいね。
してあげてくださいね。