躾がきかない発達障害の子どもに届く押さえておきたい3つの視点

躾がきかなくて苦戦した息子が正しい箸の使い方を覚えてドヤ顔に!

 
私の次男は、幼少期から
躾が全くきかなくて
子育てでは随分と苦戦しました。
 
 
とにかく動き回るし、
話は聞いてくれないし、
もしかして、発達障害なのでは?
と疑っていました。
 
 
病院やカウンセリングも
数えきれないほど、
渡り歩きましたが、
 
 
診断が降りたのは
小学五年生。
 
 
困りごとが積み重なって、
攻撃性が増して
手がつけられないほどの
二次障害症状が出てからのこと。
 
 
そんな次男も早いもので、
高校生になりました。
 
 
次男は、先日
こんな話をしてくれました。
 
 
「ママ、正しい箸の使い方って
こうなんだってね。」
 
 
といって、嬉しそうに
メンマをつまんでドヤ顔。
(次男はメンマ大好き)
 
 
「どうやって覚えたの?」
と次男に尋ねたら、
 
 
いつも遊んでもらう仲間
(社会人や大学生の年上のお兄様たち)に
しょっ中、ご飯に
連れて行ってもらっていて
 
 
「おまえ、よくそんな箸の使い方で
食えるなぁ。こうやって持つんだぞ。」
 
 
と教えられたそうです。
 
 
共通の趣味で
繋がった人たちですから
次男も心を開いているので、
どんなことでも
吸収して帰ってきます。
 
 
聞く耳が開いているから
ちゃんと届いたということ。
 
 
次男は、中学生時代、
学校に行かない選択
をしていましたが、(不登校)
 
 
自ら、高校に行こうと決めたのも
このお兄様方との出会いが
大きかったと思います。
 
 
次男が、幼少期〜小学生時代、
矯正箸を使って、
しつこく、私も教え込みましたが、
ことごとく失敗しました。
 
 
食べこぼしも多く、
偏食がちだったため、
食事は常に口うるさくなってしまう
シーンの一つでした。
 
 
食事だけでなく、
四六時中、私は
できていないことを
正すことに躍起になっていました。
 
 
完全同居子育てをしていた私は、
常に監視されていると感じ、
プレッシャーとの戦いで
躾けてますアピール
 
 
ですが、次男の耳は
完全シャットアウト状態でした。
 
 

 
 

私も正しい箸の使い方ができない子どもでした

 
 
次男が箸を
使えるようになった姿をみて、
私はこんなことを思い出しました。
 
 
私も、幼少期、食事のたびに
親から注意されていたのが
正しい箸の使い方とお茶碗の持ち方。
 
 
さらに、偏食がちな当時の私は、
食事がまったく
楽しくありませんでした。
 
 
給食はいつも居残り組だったし、
怒られませんようにって
大人の顔色を伺って過ごす食事でした。
 
 
そんな私に訪れた転機が、
おはなしりょうりきょうしつ
こまったさんの〇〇 という、
絵本との出会いでした。
 
 

 
 
子どもだった当時の私は、
この本の世界観に
すっかりと引き込まれ、
お料理をすることに
夢中になりました。
 
 
図書館にあったものは
全部読みました。
 
 
急に食べることに
楽しみを感じるように^^
 
 
同じ頃、お片付けや洗い物を
祖母がとっても喜んでくれて
 
 
自ら洗い物を率先して
お手伝いするのが
楽しくなりました。
 
 
飲食店を営んでいた父の
調理する工程を眺めるのも
大好きになりました。
 
 
気づいたら、お茶碗は
次第に正しく持てるように。
では、お箸は
どうなったと思いますか?
 
 

お箸の使い方を教えてくれたのは自分の人生に影響のあった人

 
 
なんと、現在の主人にデート中に、
 
 
「箸の持ち方、
なんか、おかしくね?
こうやって持つんだよ」
 
 
と教えられました 笑
 
 
当然、この時の私は
聞こうという気持ちがあるので
正しく使えるようになりました。
 
 
次男と私は、親からではなく、
自分の人生に影響を与えた人から
お箸の使い方を教わったのです。 
 
 
私も子ども時代、
懇々とお箸の使い方を
教え込まれましたが、
 
 
私も懇々と次男に教えましたが、
その時は習得できなくても
いずれ、使えるようになるんだなと
思ったのです。
 
 
正しい使い方を教えていないと
恥ずかしい思いをするのは
親かもしれません。
 
 
だから親は必死に伝えます。
 
 
正しく使えないと
恥ずかしい思いをするのは
子どもかもしれません。
 
 
ですが、親が教えるタイミングで
子どもは、正しく使いたいと
思ってはいないかもしれません。
 
 

躾が効かない子どもに届く押さえておきたい3つの視点

 
 
箸の持ち方、お茶碗の持ち方、
手先が不器用な幼児期は
特に上手に扱えないことも
多いです。
 
 
鉛筆の持ち方も一緒です。
ハサミもそう。
 
 
手の動きの発達は
中心から末端の順番だから、
指先の発達は最後なんですね。
 
 
もちろん手先が
器用な子もいますが、
その子、その子によって
発達のスピードも違います
 
 
ですが、
躾がきかなくて
苦戦しているママも大丈夫です。
 
 
 
子どもに届く伝え方で押さえておきたい
3つの視点をご紹介します!
 
 

楽しい遊びや経験を通して発達を促す視点

 
 
家庭菜園や料理なども、子どもにとって、
楽しい遊びや体験です。
味見をおねがいして、料理に巻き込むのも、
簡単にできる、コミュニケーションです。
 
 

子どもの理解度を把握して伝える

 
 
常識がこうだからとか、
大人の価値観を押し付けるのではなく、
子どもがどこまで理解しているかを
把握して伝えることが大事です。
 
 
具体的に、分解して伝えることが
欠かせません。
 
 

子どもが教わろうと思える日頃の親子関係

 
 
いうことを聞かない子どもが
悪いんじゃないです。
聞いてもらえる関係性を築くことから。
 
 
そのためには、何かを教える、
伝える時はもちろんですが、
日頃の親子のコミュニケーションが
左右します。
 
 
いつもできていないことを
正そうとする視点を持つのではなく、
子どものいいところを引き出そうとする
心がけを持っているかどうかで
親子関係は変わります。
 
 

ママが変わるから子どもが変わる発達科学コミュニケーション

 
 
順番はいつでもママが先です^^
 
 
伝える側が
いつもご機嫌でいなきゃ、
教わる方には何も伝わりません。
 
 
だから
私はママに発達科学コミュニケーション
教えているのです。
 
 
そしてママに発達科学コミュニケーション
して欲しいのです。
 
 
すると子どもも
できることがたくさん増えますよ!
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