ママに暴力を振るうきっかけ
ママに暴力を振るうきっかけは
何かを調べたところ、
以下の通りになっています。
(親子関係修復メソッド 受講生データより)
・ゲーム・スマホ
・受験・習い事(勉強)のストレス
・きょうだいへの嫉妬
どの問題も、長年蓄積された
過干渉子育てが背景にあり、
全てが該当している人も
少なくありません。
不登校・行き渋りも
ほとんどの方が
悩んでおられます。
親御さんとしては、
せめてこれくらいはできないと!
と、要求値を下げている
つもりではありますが、
子どもは、皆、
自分の気持ちを
わかってもらえないことに
不満を感じています!
このズレはどこから
生じているのでしょうか?
反抗的な子どもの暴力は「欲求5段階説」を満たせばなくなる!
下の図を見てください。
こちらはアメリカの心理学者、
マズローが提唱した
「欲求5段階説」です。
「自己実現理論」ともよばれています。
反抗的な子どもの暴力は
「欲求5段階説」を満たせば
なくなります!
マズローは次の3つが
自己実現している人の特徴
だと伝えています。
・他人を助けることに幸せを感じる
・他人と自分を尊重できる
・周りの意見に流されず、
自分で意思決定ができる
生理的欲求
生きていくために必要な
「食欲」「睡眠欲」「排泄欲」など
まずここが満たされないと
次の段階には進めません。
安全の欲求
安心、安全な暮らしに対する
欲求です。
貧困や家庭内暴力などが
頻繁にある場合、
この2段階目の欲求を
満たしていないことになります。
所属と愛の欲求(社会的欲求)
人との繋がり、愛情など、
どこかに所属したい欲求です。
社会や他者から受け入れられている
と感じることで満たされます。
いじめ、不登校などで悩む場合
3段階目の欲求が
満たされていません。
承認欲求
社会的欲求が満たされたら、
「他者から認められたい」という
気持ちが湧いてきます。
褒められたい、注目を浴びたい
気持ちを満たしてあげる
↓
自分自身による
自己評価のために努力する子は
自己肯定感が高まり
満足感を得るようになります。
自分のことを後回しにされると、
「自分は大切にされていない」
という不安に駆られます。
ほんのちょっと手を止めて
目を見て話を聞いてあげることで、
過剰なかまってちゃん攻撃は
落ち着きます。
自己実現の欲求
1から4までの欲求が
満たされると、
自分らしく生きていきたい、
自分しかできないことを
成し遂げたいと
思うようになります。
子どもの今の状態は
どこが満たされていないのか?
現状を把握することで、
何が必要なのかが
わかるようになると思います。
急がば回れ!暴力を解決するヒントはその問題以外にある!
例えば、
ゲームが思うようにできなくて
暴力が出たとしたら、
ゲームを制限、禁止で
解決するのではありません。
きょうだい喧嘩でいつも
暴力が出ていたとしたら、
きょうだい喧嘩を
やめさせようとして
解決するのでもありません。
これまでの育児を振り返り、
我が子に十分な
欲求が満たされているか、
確かめてみてくださいね。
たとえ、お子さんが、
今、生理的欲求が
満たされていないと感じても、
なんとかして、
お風呂に入らせようとか
昼夜逆転を直そうとか
ご飯食べさせなきゃ!って
しないでくださいね。
そんな状態のあなたでも
大好きだよ^^
と無条件の愛があってこそ、
育まれるものですからね。
必ず、その子が
欲しているものはあるのです。
それが
わかってもらえた満足感。
反抗的な暴力を振るう子どもが
本音をポロポロ語り始めると
どうすればいいかのヒントを
教えてくれています!
わかってもらえないことを
皆、訴えています!
ママに暴力のある子は、
ママを攻撃したいのではありません。
攻撃をしてでも
ママに気持ちをわかって欲しくて
訴えているのです。