怒りは二次感情!一次感情を癒すのが癇癪・暴力・二次障害を解決する秘訣

子育てにおいて、
つい感情的になってしまうことは、
誰しも経験があるのではないでしょうか?

どうしたら子どもに

わかってもらえるのだろうか

癇癪、暴力、二次障害に悩んでいたら

読んで欲しいお話です。

 

 

怒りの目的ってなに?

 
 
そもそも、怒りって
なんのためにあるのでしょうか?
 
 
次の、4つ目的
果たすためです。
 
 
正しいことを伝えたいから(正義感発揮)
相手をコントロールしたいから(支配)
③相手より優位に立ちたいから(主導権争い)
④自分の権利を守りたいから(権利擁護)
 
 
おそらく私たちが、
よくない行動をする我が子に
怒りの感情をぶつけてしまう時、
 
 
それは、躾けても躾けても
わかってもらえないからでは
ないでしょうか?
 
 
どうしてわかってくれないの?
という思いが爆発して
 
 
大人とはいえ、
我が子に怒りの感情
溢れてしまうことは
よくあることです。
 
 
〜べき、〜ねばならない
強く、真面目な親であればあるほど、
完璧主義傾向が強く、
子どもに失敗をさせないために
 
 
無意識で、
コントロールしてしまうことから、
こちらも感情的に怒ってしまうのです。
 
 

怒りは二次感情! 本当の感情は一次感情。

 
 
怒りには目的がある
お伝えしました。
 
 
ですが、この怒りの感情は
いきなり湧いて
出てくるものではなく
二次感情です。
 
 
つまり、怒りの前には、
本当の感情があるわけです。
それが一次感情
 
 
では、一次感情とは一体どんな
感情なのでしょうか?
 
 
悲しみ、落胆
不安、心配、
恐怖、恥ずかしい
寂しい(気づいてもらえない)
虚しい(わかってもらえない)
 
 
これらの一次感情が
いっぱいになって
余裕がなくなると、
 
 
二次感情として
怒りに変わるんです。
 
 
 
 

一次感情を癒すのが癇癪・暴力・二次障害を解決する近道

 
 
癇癪、暴力、二次障害を起こしている状態、
それはまさに
二次感情を爆発させている
状態です。
 
 
この状態の人を
落ち着かせることに
必要なのは、
正すことではありません。
 
 
ですが、怒りに満ち溢れた
子どもへ対応する時に、
私たち大人はつい、
やっちゃっていませんか?
 
 
それは間違っているよ!と
指摘する。
 
 
それを放っておくわけには
いかない!
と思うはずです。
 
 
ですが、それで
うまくいったことはないのでは
ないでしょうか?
 
 
 
 
もし、あるとしたら、
脅して言い聞かせたか、
聞き分けの良い子だった
どちらかです。
 
 
ですが、脅しの場合も
力づくの場合も、
幼児期は通用することが
あるかもしれませんが、
 
 
思春期以降では、
ほぼ、通用しません。
 
 
むしろ拗らせる原因となり、
暴言暴力にエスカレートし、
疲弊している親子が
後をたちません。
 
 
また、最近
生きづらさを抱える大人
増加傾向にありますが、
 
 
小さい頃から
いい子を演じていた人に
多いと感じます。
 
 
つまり、一時感情を
受け止めてもらうのではなく、
封じ込められた人
なのかもしれません。
(※子どもの暴力に悩む親御さんは子どもへの対応方法を変えるプラス、この一時感情を無視しないで
自己受容を意識してみましょう。)
 

癇癪、暴力、二次障害のある子に試して欲しい、保留と理解!

 
 
怒りの感情を力一杯に表現するのが
癖になっている、
癇癪、暴力、二次障害のある子に
ぜひ試してみて欲しいのが、
 
 
保留と理解です。
 
 
 
 
何を保留するのか?
というと
正すのを一旦、保留するのです。
 
 
こちらの、
それは違うと思うよ!と
伝えるのを一旦保留です。
 
 
いくらすぐキレる子どもだとしても、
人を叩くことが
いいことだと
思っている子どもはいません。
 
 
だからこそ、
こちらが正すのでなく、
本人に、気づかせてあげる手法を
使います!
 
 
なぜかというと、
イライラしている子どもは、
 
 
一時感情を
受け止めてもらっていないので、
感情が溢れんばかりの
状態だからです。
 
 
感情的な状態の脳では、
冷静に物事を判断することが
できないからです。
 
 
しかも、プライドが高い子なので、
それを傷つけるようなことは
しない方が得策です!
 
 
 
 
じゃあどうするか?
答えは一つ。
一時感情を紐解いてあげること。
 
 
つまり、
子どもがどんなことに
悲しみを感じていたり、
不安に思っていたり、
恐怖に感じているのかを、
 
 
言葉で言語化させてあげること。
吐き出させて
あげることなんです。
 
 
ボキャブラリーが少なくて
まだまだ未熟な子どもたち
だけれども、
 
 
ゆっくりと言い分を
聴いてあげるんです。
 
 
 
 
相手のペースに飲み込まれたり、
反対に急かすことはせずに、
急がば回れ!
 
 
 
もう一度言います!
急がば回れ!
 
 
真面目で賢いママこそ、
急がば回れ!
 
このくらいにしておきますが、
私はここを端折って失敗したことが
何度もあるから繰り返し
伝えさせていだだきますね!
 
 
私がお伝えしたい1番のポイントです!
 
 
一次感情を明らかにしながら、
だからそうだったんだね、と
理解してあげること。
 
 
それができると、
お母さんもその気持ちわかるな。
とか、
辛かったよね、悔しかったよね、と
取り繕ったようなコトバでなくても
自然と共感できると思うのです。
 
 
すると、もやもやしていた
一時感情がスッキリし、
いつの間にか、
プンプン怒っていた子も
スーッと落ち着きます。
 
 
この方法は、
癇癪を繰り返している
幼児、小学生も
 
 
暴言暴力がエスカレートして
手に負えない、中高生も
 
 
モラハラ傾向の強い大人にも
使えるので、
ぜひ試してみてくださいね。
 
 
二次障害症状になっている子は
一次感情が
受け止めてもらえていない経験を
積み重ねています。
 
 
だからこそ、
売り言葉に買い言葉に
なりそうになってしまった時は、
 
 
一次感情はなんだろう?
と自分に問い聞かせながら、
ゆっくりと深呼吸をして
対応をしてあげてくださいね!
 
 
詳しくは
こちらの電子書籍でも
解説していますので、
脳の状態も合わせてご覧くださいね。

 

 

 

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