子どもに対して、もっとこうしてほしい、ここは直してほしいと、できていない部分に注目してしまうもの。ですが、関係性を変える第一歩は“指摘”ではなく“肯定”。
そこで、3秒でできて、効果的な相手に届く褒め方、「いいね!」の魔法をご紹介しますね。
なぜ「いいね!」が子どもに届くのか?
人は誰でも、自分の行動を肯定されると安心します。
特に子どもは、「今の自分を認めてもらえた」という感覚が、脳にしっかり刻まれます。
この安心感が「またやってみよう」という行動の原動力になります。
一方で、できていない部分ばかり注目されると、脳は防御モードに入り、やる気が閉ざされてしまいます。
いいね!」は、脳を安心モードに切り替える合図になります。
実際の変化の事例
あるお母さんは、子どもが机を片付け始めたとき、最後まで終わるのを待たず、途中で「いいね!片付け始めたんだね」と声をかけました。
すると子どもは最後まで片付けをやり切り、「見て!ここまできれいになったよ」と嬉しそうに見せてくれたのです。
以前は「最後までやらないと意味がないでしょ」と言っていたお母さんも、途中で認めるだけで、こんなに行動と空気が変わることに驚いていました。
今日からできる!相手に届く褒め方3つのコツ
できていない部分は戦略的に見ない
途中経過や小さな行動でも、まずはそこに注目しましょう。
「始めたこと」自体が宝物です。
できていない部分は今は一旦スルー!もし、できていないことに注目してしまうと
せっかくできたことに注目しても、かき消されてしまうと覚えておきましょう!
3秒以内に反応する
行動を見つけたら、3秒以内に「いいね!」と伝えます。
タイミングが早いほど、脳にポジティブな印象が強く残ります。
えらいね!だと上から目線【評価】の言葉になるので、反抗的な子は嫌がりますが、いいね!は横から目線【承認】の言葉なので、より届きやすいのです。
言葉+笑顔をセットにする
「いいね!」の言葉に笑顔を添えると、非言語でも肯定的なメッセージが伝わります。
脳は、言葉そのものよりも、どんなふうに伝えたかという、表情や雰囲気、語調や声色などの情報を先にキャッチしますので、言葉そのもの以上にどんなふうに伝えたかが重要となります!
褒め方を変えれば関係が変わる
相手に届く褒め方は、特別な道具や長い時間を必要としません。
今日、今から3秒で始められます。
まずは1日1回、3秒でできる「いいね!」から試してみましょう。
小さな積み重ねが、親子関係を大きく変えていきます。
家族と過ごす時間が増えるこの時期は、
関係を整える絶好のチャンスです。
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