みなさんのお子さんの先生は
よく褒めてくれる先生ですか?
それとも叱ってばかり?
叱らずとも口から出てくることは、
「〇〇ができませんでした」
と否定的なことばかりですか?
発達期の子どもたちにとって
実は先生の影響力はとても
大きいものです。
こんなお子さんもいます。
1〜2年生の時は楽しく登校
できていたのに、
3年生になってから
急に立ち歩きが始まり
友達トラブルが出てきた、
というお子さん。
これ、実は先生の対応が
その子の特性に反応して、
悪目立ちしてしまっている
パターンということがあります。
このパターンは、
先生が代わると
すぐに落ち着きますね。
うちの子はそこまで
いっていないけど、
支援級の先生との連絡ノートに、
毎日、できなかったことばかり
書かれている場合は、要注意です。
脳を伸ばせば吃音も繊細さもよくなる
たった3つの対応法
↓↓↓
学校教育は、古くから
「しつけスタイル」なので、
できているところを褒めて、
できないところは叱る、
という風習があります。
「しつけは大事!」
と思われる方も
多いかもしれませんが、
「できているところ」というのが曲者
なんです。
先生たちによって、
この「できているところ」の評価に
大きな違いがあります。
チャイムが鳴ったら
すぐに遊びを辞めて、
席につき、授業の準備をする、
というのがその先生の常識ならば、
これができていない子は毎日、
叱られることになります。
切り替えが苦手なお子さんや、
行動がゆっくりのお子さんの場合、
先生の指標でいくと、
「できない子」
という目で見られてしまうんです。
その結果、毎日毎日、
同じことで叱られるようになり、
子どもたちのやる気や意欲が
削ぎ落とされて、
学校が嫌なところになり、
態度が怠惰になって、
さらに先生に叱られる、
という負のスパイラルを生み出します。
こんな風に、ちょっと先生の目が
厳しくて、
どうやらうちの子は小さなことでも
頻繁に叱られているようだな、
と思ったら、
先生の見る視点を変える作戦を
決行しましょう!
\1日3分で吃音が落ち着く!/
ママの声かけを○○に変えるだけ
↓↓↓
今回は、支援級などで連絡ノートが
ある場合のケースでお話しますね!
毎日、できなかったことを
書いてくる先生なら、
「家庭で小さなことでも
褒めていたらできることが
増えてきました!
学校の出来事でも
褒めてあげて学習意欲に
つなげたいと考えているのですが、
小さなことでも構わないので
息子(娘)が、
その日できたことがあれば、
ノートに記載していただけないで
しょうか?
『先生が〇〇って
ほめてくれてるよ』
と家でも褒められたら
きっとやる気が出てくると
思います。
お手数ですが、
よろしくお願いします。」
などのようにお願いしてみます。
この時、しつけスタイルの先生は
「どこを褒めるんだ?」
となることもあるので、
例も書いておきましょう。
例)
・座って授業に参加できた
(本当はこれも入れたい↓
床に寝ながらでも授業に参加できた)
・自分から手をあげて発言できた
・当てられた時に発言できた
・休み時間友達と遊べた
・休み時間読書を進められた
・体育で一生懸命走れた
・給食をおいしそうに食べた
・苦手な魚を半分食べていた
などなど、こんなところ褒めるの?
と先生が思いそうな例を
2〜3個出しておきます。
そして、家庭で褒めた時の様子を
ノートに記載していきます。
「褒めたらとても喜んでいた」
「宿題にすぐにとりかかった」
「明日はこれする!
と張り切っていた」
「先生のおかげです!
ありがとうございます」
と先生には影響力があること、
感謝していることをセットで
伝えます。
また、毎日でなくてもよいので、
「先生から〇〇の話を聞いた!」
と嬉しそうに話してくれました。
など、家庭で先生の話題がよく
出るように伝えておくことも
ポイントです。
すると、先生も自分が肯定的に
関わることで、
・生徒に変化が起きている、
・親御さんに感謝されている、
ということがわかると、
「もっと褒めよう」
という意識が芽生えて、
今までできていないところばかり
みていた先生が、
褒めるところを探す視点
に変わります。
つまり、子どもの見方が
変わってきます。
連絡ノートに毎日、
先生とお母さんから褒めポイントが
溜まっていくとしたら、
それをお子さんが見た時、
どう思うでしょう?
子どもにも見られている、
ということを意識してノートを
活用できるといいですね^ ^