人が自らすすんで行動する時というのは、
・それをするといいことがある！
・それをしたらもっと上達する！
・それをしたら欲しいものが
手に入る！
と自分に得がある時です。
これは生き物の脳がそういう仕組みで
できているからです。
報酬系といって
脳が喜ぶことをする時は
意欲的に行動できるように
なっています。
いわゆる、ADHD系の脳は
この報酬系に弱く、
「ほしい！」「それしたい！」
と思ったらすぐにそれを
実行しないと気がすみません。
だからADHD系の人は
行動力があると言われます。
石橋を叩いて渡るというよりも
衝動的に自分の中の欲求に
素直に行動するので、
リスクも考えず即動ける
俊敏さがあります。
起業家に向いている
と言われる特性でもあり、
実際に新しい事業を
成功させている方の多くに
ADHD系の特性がみられます。
世の中の成功者ではないけれど
そんな私もADHD系です。
病院という堅い？世界に
いる時は必死に自分の衝動を
抑えて仕事をしていますが、
抑えられない時があります^ ^;
病院というのは色々と
法律に縛られているので、
期限でリハビリが終了になったり、
数で物事をきめなければ
いけない時があります。
「でも、この人これすれば
絶対よくなる！」
とか、
「この人の願いを
絶対叶えてあげたい！」
とか思うと自分を止められません。
周りを説得し、
法律に反しないように
いろいろ工夫？して私の衝動を
貫き通させてもらった
想い出深い患者様たちがいます。
私がそれをできたのは
周りに理解してくれる人がいた
ということが大きいのですが、
私自身として感じるのは、
「仕事」というよりもそれが
「私のしたいこと」だったからです。
つまり、
「これをするといいことがある」
「それを実現させたい！」
と自分の内側から沸き起こる感情が
抑えられなかったからです。
大好きだった職場と
大好きな仲間とお別れしても
発達科学コミュニケーションの
トレーナーになったのは、
吃音治療に足りないものは
発コミュで叶うと気づいたからです。
発コミュを言語療法の中に
組み込めば、
吃音に悩む子をなくすことができる！
と信じる気持ちが止められなくなり、
病院を飛び出しました。
子どもたちには、
・自分の未来は可能性に溢れてること
・好きなことをして
人生を楽しんでいいこと
・吃音なんかにまどわされず
夢を描いていいこと
をどうしても伝えたいです。
吃音を理由に夢をあきらめず、
吃音を克服して、
自分の人生のリーダーになる子を
増やしていきたいです！
