間違えたり、
失敗を受け入れられない
吃音×発達凸凹キッズは
脳の特性が関わっていることが
あります。
今回は、その救済法について
お話します。
簡単にいうと、生まれながらに
「正しくありたい!」
という気持ちが強い子です。
正義感が強く、
間違ったことが嫌い。
理想は高く、
将来、人の役に立つ仕事に
就きたいなど、
人思いの特性が強い子です。
この気質の良いところは、
・危ないことをしないこと、
・人に迷惑をかけるような
ことをしないないこと
です。
反対に、この気質が裏目に出るのが、
・「〜ねばならない」の呪縛で
自由に動けなくなる
・他の子がルールから外れたことを
することが許せず言ってしまう。
または「ずるい!」と
ストレスに感じる
・外でいい子を装ってしまい
疲れを溜める
・早い段階で
どもることはよくないと
隠したがるようになる
・間違いを指摘されると
反発してアドバイスを
受け入れにくい
などです。
その真面目さから
自分で自分の首を絞めていることに
気づかず無理をするので、
吃音が強く出てくる
ようになります。
そんな子は「白黒思考」が
強いので、
「いいか/悪いか」
「正しいか/正しくないか」
この思考パターンが
強くならないように
接することが大事になります。
そこで大事になるのが、
日頃ママが使う言葉です。
こんな言葉を使っていませんか?
・ちゃんと片付けなさい!
・靴を揃えて!
・水こぼさないで!
ドキッとされた方、
または、これのどこがいけないの?
と思われた方いませんか?
白黒思考の子には、
避けた方が良い言葉遣いです。
まず、「ちゃんと」というのは、
子どもの「ちゃんと」と
大人の「ちゃんと」が必ずしも
同じとは限らないので、
ママから指摘をされた時に
「ちゃんと片付けたなのに、
ママは認めてくれない」
というミスコミュニケーションが
起きることがあります。
白黒思考の子からすると、
一生懸命やったことが
認めてもらえないとわかると、
「どうせ頑張ったって
ママは認めてくれない。
だったら頑張るのやめよう」
と怠惰になっていきます。
お外で頑張れるのに、
家で頑張れない子は
そんな気持ちになっていることが
あるので、
上手にできていないくても
「片付けた」という行為にだけ
注目して、
「片付けてくれたのね。
ありがとう。」
と肯定の声かけをしていれば、
子どもは片付けるという行為を
下手なりにも続けることができ、
次第に上達していきます。
次に、「靴を揃えて!」
がなぜいけないのか、
というと命令口調で言われたことは
否定的に聞こえるからです。
「あなたは、
靴を揃えるという行為が
できていません。
だから、靴を揃えなさい。」
のように届いていしまいます。
そんな時は、
「靴を?????」
と途中まで言って、
子どもに気づかせて揃えさせるとか、
脱ぎ捨てて家に上がった子の肩を
トントンと叩いて笑顔をみせてから
靴を指差して気づかせます。
子どもも靴を揃えて上がる、
というマナーは知っている
んです。
だけど、その場になると
忘れちゃってるだけ。
そこに気づかせてあげればできる!
という子は気づかせてあげれば
いいだけです。
そして、揃えてくれたところで、
「ありがとう。
玄関がきれいだと気持ちいいね」
と肯定してあげてください。
最後の「水こぼさないで!」
については、
起きてもいないことで叱られた
気持ちにさせてしまいます。
やらかすとママが思っている、
と思わせてしまうんです。
こんな時は、
「コップは両手で持ってね」
と何をしてほしいいかを
具体的に伝えてあげてください。
そこで両手で持ったら
「コップ両手で持てたね。」
と笑顔で肯定します。
ママの声かけがちょっと変わるだけで
子どもへの伝わり方が変わります。
ママが普段から伝わる声かけを
してくれるだけで、
子どもはそのような声かけの仕方を
覚えていきます。
お友達にもそのように接するように
なるので、
お子さんのコミュニケーション力が
上がります!
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