「信じる」を脳科学的に理解すれば吃音×発達凸凹キッズの悩みは解消できる!

脳を育てる

前回は、
「本当になりたい自分がいるなら
それを具体的に強く描く」
ようにお伝えしました。

なぜか?

人が行動を起こすには、
ビジョンが必要だからです。

どこに向かっているのか、
どうなりたいのか、

そこが漠然としていると
行動は鈍ります。

気がついたら忙しさの中で
時間が過ぎていく生活になります。

そうななりたくない!
と、昨日の時点で、
ビジョンを描いた方も
いらっしゃるかもしれませんね^ ^

今日は、ビジョンを描いた
次のステップをお話します。

ビジョンを実現するには、

何を信じるか

によって決まるんです。

そんな精神論みたいな話、
うんざりだよ、
と思った方は、
もう少々お付き合いください。

みなさんは、

「いつもこうだ。
 何も変わらない。」

「どうせ私の人生なんて
 こんなもの。」

と思ったことはありませんか?

ここでまた質問です。
もし、1度でもそのように
考えたことがあるとしたら、

なぜ、そんな風に
考えるようになったと
思いますか?

例えば、
将来、外交官になって
世界を飛び回って
やりがいのある仕事をしたい!

と思っていた高校生が
いるとします。

その子が学力試験を受けて
進路指導の先生から
このように言われたとします。

「あなたの偏差値は
ごくごく平均です。
平均的な大学に進学
できるでしょう。」

それまで、自分の能力に
無限の可能性を抱いていた子が、
この先生の言葉を鵜呑みにし、

「あなたは高望みは
できないかもしれないけど、
平均的な人生を送れるよ。」

と受け止めてしまったら、
外交官を目指すのを
あきらめてしまうかもしれません。

辛い勉強をしても仕方がない。

頑張ったって平均しか
とれないんだから、
今を楽しむことだけしよう。

とビジョンを持てなくなり、
行動できなくなってしまう
ようになってしまいます。

それぐらい、
人間って1度聞いた言葉
によって人生を左右されて
しまうことがあるんです。

ここでもう一度言わせて下さい。
問題は何を信じるか
なのです。

自分の想いを信じるか、
先生の言葉を信じるか、

今の現実って、
固定されているわけでは
ないですよね?

みなさんが
もし、今の現状に
満足していないとしたら、

それは決まったことではなく
みなさんが
この道でいいや、
と何かを諦めたり、
そっちの道でいい、
と選択した結果なだけ
なのです。

吃音も同じです。

「吃音は治らない子も
 いるんだよ」

と聞かされた子どもが
その言葉を信じてしまったら、

「自分の吃音は治らない
 かもしれないんだ」

と思い込んで、
今の現実を固定化するように
なります。

子どもの頃に発症する吃音は、
脳が発達してくれば
みんなよくなります。

症状が出ている時に
子ども達に何を信じこませるか
によって変わってくるんです。

その時に重要なことは、
その子の周囲の大人が
日々、どんな言葉を使い、
何を脳に刷り込ませているか、
によって決まってきます。

信じていることが、
言葉となって出てきて、

その言葉が脳の中に棲みついて、

どもらないための工夫をしないと
しゃべれなくなって

常に吃音と共に生きる人生
になっていく。

未来は何を信じるかで
変わります。

そして、何を信じるかは
日々使っている言葉によって
左右されます。

自分やお子さんの未来を
変えたいと思ったら、
言葉を磨いていきましょう!

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